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市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの日刊ゲンダイ巻頭特集 【この暴政、強権に沈黙…“ヘタレ集団”自民党の大罪と末路】

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日刊ゲンダイ巻頭特集
【この暴政、強権に沈黙…“ヘタレ集団”自民党の大罪と末路】
2018年7月31日

 もう自民党は終わりじゃないか。完全に毒が回っている。
 岸田文雄(61)が出馬を断念したことで、9月の総裁選は、安倍首相(63)と石破茂(61)の一騎打ちになることが、ほぼ確定した。「次の総裁には誰がふさわしいか」――との世論調査では、安倍22%、石破19%と拮抗している。
 ところが自民党内は、始まる前から我も我もと雪崩を打ったように“安倍支持”で動いている。すでに細田派(94人)、麻生派(59人)、岸田派(48人)、二階派(44人)が安倍支持を表明。共同通信の取材では、所属議員405人のうち、なんと76%にあたる310人が安倍支持だという。
 しかし、自民党議員は、いったい安倍首相のどこを評価して3選させようというのか。
 肝心のアベノミクスは、もはや失敗は明らかだ。大企業と富裕層は潤っているが、この5年間、労働者の実質賃金は下がり続けている。
 外交だって成果ゼロである。朝鮮半島外交では“蚊帳の外”に置かれ、北方領土は1ミリも動かない。トランプ米大統領から巨額の兵器を買わされただけだ。
 なにより、モリカケ疑惑は、なにひとつ解消されていない。森友疑惑では、安倍夫妻を守るために官僚は公文書の改ざんにまで手を染めた。ところが、安倍首相は「私が改ざんをしたわけではない」「私から指示したことはない」と、官僚が勝手にやったという態度だ。下へ下へと責任を押しつけている。
 いったい、どこをどう評価すれば、安倍3選という話になるのか。本来だったら、公文書の改ざんが発覚した時点で退陣しているのが当たり前だろう。
 なのに、自民党議員は上から下まで「安倍1強」につき従い、“安倍支持”で固まっているのだからどうかしている。

「自民党の空気を暴露したのが、岸田文雄の出馬断念です。安倍首相から『総裁選に出たら処遇できないよ』と恫喝された途端、おじけづいてしまった。要するに、長いモノには巻かれよ、さもないと干されるということでしょう。麻生財務相も『総裁選で負けた時は冷遇される覚悟を持たねばならない』と脅していました。恐怖支配が蔓延していることがよく分かります」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)

 その結果が、自民党議員の76%が“安倍3選支持”という数字だ。



『石破茂にシンパシーを感じても口にできない』

 自民党が末期的なのは、岸田だけでなく、圧倒的多数の自民党議員が「アベ支配」に黙って屈していることだ。
 これほど不祥事、不始末が次々に起き、国民に真摯に説明しようとしない政治が行われているのに、いま真正面から「アベ政治」に異を唱え、反旗を翻しているのは、せいぜい、石破茂とすでに政界を引退しているかつての参院のドン・青木幹雄(84)くらいのものだ。
 安倍周辺は、盾突く石破を総裁選でコテンパンにやっつけた後、推薦人もろとも徹底的に干し上げ、政治生命を奪うつもりでいる。周辺は「安倍630票」「石破180票」と票読みし、最終的には石破票を100票以下まで減らすつもりらしい。
 しかし、いま石破が訴えていることは、どれもこれも的を射たものばかりだ。 


 自民党の杉田水脈が、同性カップルを「生産性がない」と蔑視したことに対しても、こう批判している。

<日本人の8%がLGBTだ。生産性がないなんて言ってはいけない。それが許されるようでは、自民党に多様性があり、懐が深いとは言わない。人の気持ちを傷つけて、平然としているような自民党であって欲しいと思っていない。それは間違っているという自民党でなければならない>

 自民党議員の多くが、内心では石破発言に賛同し、石破にシンパシーを感じているという。しかし、安倍官邸に報復されることが怖くて、誰も口にしない。
 いまや自民党は、安倍官邸に脅えて正論も吐けない、腐ったヘタレ集団に堕している。

「いま自民党には、2種類の国会議員しかいません。1つは、岸田文雄のように保身第一の議員です。彼は出馬を断念した時、会見で『安倍総理と私は、政治理念や政策が異なる』と語っています。だったら、総裁選で戦えばいいじゃないですか。理念と政策が違うのに“安倍3選”を支持するというのだから支離滅裂です。もう1つは、同性カップルを『生産性がない』と侮蔑した杉田水脈のような安倍チルドレンです。ひたすら“安倍首相マンセー”と褒めたたえている。自民党議員は、恐怖支配に脅えているか、ノーテンキに安倍首相に喝采を送っているかの2種類。どう考えても自民党は末期的です」(政治評論家・本澤二郎氏)

 杉田のヘイト発言に対しては、自民党本部に抗議が殺到しているという。しかし、杉田が安倍首相の“お気に入り”だと分かっているから、国会議員は誰も批判しない。ほとんど自民党は、金正恩が恐怖支配する北朝鮮と変わらない。

■来年夏の参院選で有権者が鉄槌を下す
 いずれにしろ、このままでは安倍首相が3選されるのは確実である。
 しかし、イカれたヒラメ議員しかいないような狂乱集団の天下がいつまでも続くはずがない。国民世論は安倍内閣を支持していないからなおさらである。
 世論調査では、5カ月連続、安倍内閣を“支持しない”が、“支持する”を上回っている。国民世論と乖離した安倍自民党は、来年夏の参院選で有権者から鉄槌を下される可能性が高い。
政治評論家の森田実氏が言う。

「講演を頼まれてよく地方に行きますが、どこに行っても、安倍批判と政治不信が渦巻いています。怒りの強さは、肌感覚ではロッキード事件やリクルート事件の時以上です。やはり、政治権力者でありながら、安倍首相が平然と嘘をついていることを許せないと思っているのでしょう。有権者の怒りは、来年夏の参院選で爆発すると思う。もし野党が大同団結したら、32ある1人区は、野党候補が軒並み勝利するでしょう。地方にはアベノミクスの恩恵がありませんからね。それでなくても、参院選は波乱が起きやすい。2007年の参院選でも、第1次安倍政権は歴史的大敗を喫して過半数を失い、安倍首相は2カ月後に退陣に追い込まれています。あのシーンが再現される可能性があります」

 参院のドンだった青木が、9月の総裁選で石破を全面支援すると決めたのも、なにもせずに“安倍3選”を許したら、来年夏の参院選で惨敗すると分かっているからだろう。あるいは、大敗を見越して、いまから安倍首相と対峙しておくつもりなのかもしれない。

 参院選で大敗し、自公が過半数を失ったら、その先は未曽有の大混乱が待っている。腐ったヘタレ集団が、哀れな末路をたどるのは自業自得だ。ただ、国民生活が道連れになるのはまっぴらごめん。それだけは回避しなくてはいけない。

コメント(2)

「日刊ゲンダイ」をイエローペーパーだと、馬鹿にする人もいますが(当然、安倍よりの右の人)、まったく、正鵠を得た正論ですね。そして指摘が的確です。
>>[1]


ええ。私も駅の売店やコンビニで買うとき、エロ記事をたとえ読みたいときも広げるときは少し気がひけたものです。デジタル版の開始で自分で読みこむことも十分にできるので重宝しています。東京新聞はもともと宅配ですが、デジタル版を申し込んでほぼ重なるので、事情をメールしてとめてもらったら、担当のひとが快く了解してくれました。
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