[mixi]最近どんな映画を見てきましたか💡そ - 映画館へ行こう☆

昨年11月「道で拾った女」で単身来阪の佐々木心音さん、出演作を
さらに遡ると元町映画館にて「愚か者のブルース」

「愚か者のブルース」2022年/アーク/カラー/94分
監督・脚本・原作:横山雄二企画プロデューサー:加藤雅也、横山雄二撮影:根岸憲一音楽:YASS 主題歌:LORAN
出演:加藤雅也、熊切あさ美、横山雄二、佐々木心音、小原春香、矢沢ようこ、ノッチ(デンジャラス)、さいねい龍二、筒井真理子、仁科貴、未唯mie

30年前の一本の作品で伝説の映画監督と謳われた大根もその後全然映画が撮れなくて今や女に食わせてもらっているヒモ状態。
ある日女の元ダンナが現れ、二人して広島のストリップ劇場へ逃げ込むが。。。
映画としてはツッコミどころもあったりするのだけど加藤さんの草臥れた感じはいい

加藤さん、奈良の人だから会いそうなんだけど一度もお会いしたことはない

心音さん、役柄的にも男前が際立ちます

元町映画館

#佐々木心音
#加藤雅也
#横山雄二
#熊切あさ美
#仁科貴
#未唯mie
#筒井真理子

#元町映画館

PS 音楽を手掛けたLORANのYASSさん今年5月に亡くなっていたのですね

謹んでご冥福をお祈りいたします

#LORAN #YASS

[324] mixiユーザー 07月03日 23:45

「ザ・ウォッチャーズ」

地図にない森に迷い込んだ主人公(ダコタ・ファニング)が、奇妙なルールが存在するガラス張りの部屋の中で正体不明の存在に監視される。めちゃくちゃハードル下げて見に行ったので、ホラーと言うよりファンタジーとして楽しめました☆今回監督は娘さんだけど、“3つのルール”とか好きよね～ほんとシャマラン作品だなぁ～と思った

[325] mixiユーザー 07月09日 14:53

シネ・ヌーヴォでの《没後一周忌追悼映画監督中島貞夫》でも上映された「実録外伝大阪電撃作戦」ですがその少し前に新世界東映でも上映されてまして観てました

※併映「ならず者」(主演:高倉健)

《血と花と仁侠》
「実録外伝大阪電撃作戦」1976年/東映/カラー/96分
監督:中島貞夫脚本:高田宏治撮影:増田敏雄音楽:津島利章
出演:松方弘樹、片桐夕子、小林旭、渡瀬恒彦、成田三樹夫、室田日出男、梅宮辰夫、目黒祐樹、伊吹吾郎、中原早苗、三上寛、織本順吉、小松方正、川谷拓三、郷鍈治、石橋蓮司、丹波哲郎

山口組との抗争事件として有名な『明友会事件』をモチーフに描く実録もの

同じく『明友会事件』を描いた作品として前年に「日本暴力列島京阪神殺しの軍団」があるがこちらは山口組の側からこの事件を描き、本作「～大阪電撃作戦」は明友会側から描いた作品

※在日朝鮮人にも触れていると云われています

大阪の愚連隊あがりの『明友会』(※映画の劇中では『双竜会』)は大阪を根城に暴れまわっていた。
ある時神戸の山口組組長田岡氏が歌手の田畑義夫の慰労会を大阪のサパークラブで開いていたら(※映画の劇中では川田組)そこへ明友会のチンピラがそうとは知らずインネンをふっかけ、やがて抗争事件にまで発展し、それが大阪進出を目論み全国制覇を狙う川田組としては好機と捉え、
双竜会殲滅指令が発動され一気に潰されることになるのだ

中島貞夫監督曰く【滅びの美学】と仰っていたが松方弘樹さん演じる安田と恒さん演じる男の友情とその絆は組の総意よりも大切だと暴れまわるのは何にも忖度しない痛快ささえある

が得てして行動規範が無茶苦茶な二人だけにこうなるのは自明の理ではある🤔
恒さんこと渡瀬恒彦さんは走り出す車にしがみつき振り落とされるというスタントを自ら演じている

他の映画でも同じようなことしているし「狂った野獣」では自らバスを横転させている

新世界東映

#実録外伝大阪電撃作戦
#中島貞夫
#松方弘樹
#渡瀬恒彦 #狂った野獣

#小林旭 #成田三樹夫 #梅宮辰夫

#新世界東映
何と上映中に音声が途切れるというアクシデントがあった

客席には二人しかいなかったが長い時間音声が途切れたので一人は出ていき僕一人になった

もちろん劇場スタッフに伝えたが対応が遅く、後にチケットをいただいた

「#ならず者」(主演:#高倉健)と二本立てだったがこの月の表題にある《血と花と仁侠》の血と花は別として【仁侠】はないのである

東映は任侠路線から実録路線にシフトして行くなかで仁義も仁侠(任侠)もないとしている訳で「実録外伝大阪電撃作戦」の二人の友情(のようなもの)も仁侠の理屈は全て無視して行動しているのだから

任侠映画も実録映画も大きな意味ではヤクザ映画なのだけど仁侠(任侠)＝実録映画にはならないのである≠
※現在ではほとんど混同されてますが

[326] mixiユーザー 07月11日 08:15

「実録外伝大阪電撃作戦」と二本立ての「ならず者」

どちらにも仁侠はないのだが

《血と花と仁侠》

「ならず者」1964年/東映/カラー/98分
監督・脚本:石井輝男撮影:林七郎音楽:八木正生
出演:高倉健、南田洋子、丹波哲郎、杉浦直樹、江原真二郎、加賀まりこ、赤木春恵、三原葉子、高城丈二、鹿内タカシ、今井健二、安部徹

健さんも任侠路線で人気が爆発する前には東映東京でギャング映画路線にて出演を重ねてきた

「ならず者」は同年に「日本俠客伝」、翌年1965年にこの石井輝男監督「網走番外地」、そして唐獅子牡丹の「昭和残俠伝」と健さんを語る上で欠かせない人気シリーズが始まるというそんな過渡期の作品なのだ。
(※ギャング映画路線の時代はスーツ姿の健さんが見れるが任侠映画路線になり人気爆発すると着流しの健さんしか見れなくなっていく・・・)
「ならず者」では健さん演じる殺し屋が仕事を終えてホテルの部屋に戻ると女の死体があった

罠に嵌められた殺し屋は依頼主を探し出し復讐を誓う

この作品で香港、マカオでの一大ロケーションも敢行した

健さんはジャン・ギャバンの「望郷」がやりたかったのだ

※ラストシーンでわかりますよね

ジョン・ウー監督の「狼～男たちの挽歌・最終章」に多大な影響を与えた作品としても知られている

新世界東映

#ならず者
#高倉健

#南田洋子
#丹波哲郎
#杉浦直樹
#加賀まりこ

#新世界東映

#望郷

[327] mixiユーザー 07月13日 14:34

>>[131]

《没後一周忌追悼映画監督中島貞夫》
「遊撃/映画監督中島貞夫」2022年/吉本興業/カラー/88分
監督・撮影・編集:松原龍弥企画・プロデュース:古賀俊輔音楽:田井千里音楽プロデューサー:田井モトヨシ
出演:中島貞夫、高良健吾、多部未華子、倉本聰、三島ゆり子、熊切和嘉、荒木一郎、橘麻紀、高田宏治、谷慶子

元々は「多十郎殉愛記」のメイキング映像として撮影されたものを編集しドキュメンタリー映画として劇場公開

昨年7月に神戸三宮シアター・エートーでも観たのだけどこの上映でも観なければとシネ・ヌーヴォへ

‍♂

「多十郎殉愛記」の演出で何か中島監督らしくない部分や『ん？』と思った部分はいろんな制約もありできなかったのだとわかる

この「遊撃～」を観たことで「多十郎～」もまた違った視点で観れるようになった

何より元気な中島監督に出会える作品

シネ・ヌーヴォ

※上映後松原龍弥監督と『映画監督中島貞夫遊撃の美学』編著者:河野真吾さんのトークイベント開催

司会:景山理氏(シネ・ヌーヴォ代表)

昨年のシアター・エートーでもお会いした面々や吉田馨さんらに再会🖐

それと昨年旧知の映画スタッフと高知に行った時に紹介されその後大阪でも一緒に飲んだ田井モトヨシさんと田井千里さん親子は何と浜田省吾さんの事務所ロード・アンド・スカイの系列会社ロード・アンド・スカイオーガニゼーションの音楽プロデューサーとミュージシャンでした

「遊撃～」の音楽を手掛けています

何か凄い縁だなあ

#中島貞夫 #高良健吾 #多部未華子
#遊撃 #遊撃映画監督中島貞夫
#映画監督中島貞夫遊撃の美学 #遊撃の美学
#松原龍弥
#谷慶子
#河野真吾
#田井モトヨシ #田井千里 #ロードアンドスカイ #ロードアンドスカイオーガニゼーション
#浜田省吾

#シネヌーヴォ

[329] mixiユーザー 07月15日 14:21

好評のうちに終了した
《没後一周忌追悼映画監督中島貞夫》
まとめ

「くノ一忍法」1964年/東映/カラー/87分
監督・脚本:中島貞夫原作:山田風太郎『くノ一忍法帖』脚本:倉本聰撮影:赤塚滋音楽:鏑木創
出演:野川由美子、芳村真理、中原早苗、三島ゆり子、金子勝美、待田京介、山城新伍、品川隆二、小沢昭一、木暮実千代、大木実、露口茂、吉田義夫、曽我廼家明蝶

新世界東映で鑑賞済みだったが久々にスクリーンで観れた中島貞夫監督デビュー作

岡田氏(当時東映京都撮影所所長。のちの社長)から企画を出せと云われて茶化すつもりで『くノ一忍法帖』などはどうですか？と言ったら最初はNOだと言われたがやがて女忍者がそのセックス秘技を使い男忍者と戦うと知った岡田はこれは当たるとOKを出した

まさか了承されるとは思ってなかったので焦った中島監督は東大時代一緒にギリシャ悲劇研究会を作った親友倉本聰氏と脚本を書いた

当初はデビュー作は山本周五郎原作などを念頭に置いていたようでエロ映画でデビューすることに躊躇いがあったそうで倉本聰さんと二人で艶笑喜劇の線を狙ったとのこと🥰
試写を観た岡田所長には『裸が少ない』と言われたそうであるが公開されたら映画はヒットしてシリーズ三部作となった

のちにVシネで「くノ一忍法帖」シリーズも作られた

※次作「くノ一化粧」も中島監督がメガホンを執るがつづく三作目の「忍法忠臣蔵」は岡田所長からの要請を拒否したため長谷川安人監督に交代。
「くノ一忍法」は東映ポルノ時代劇の草分けと云われのちの「大奥」などの集団女性時代劇の先駆けとも云われている。
当時は成人指定のようだが現代の目で観るとポルノと呼ぶほど過激な描写はほぼない

■「くノ一忍法」上映情報

《夏霧を裂く一撃》
7/12～18
「くノ一忍法」(併映「昭和残俠伝吼えろ唐獅子」)
新世界東映

06(6641)8568

「くノ一忍法」は以前も新世界東映で上映していてその時にも鑑賞済み
#くノ一忍法
#くノ一化粧
#忍法忠臣蔵
#野川由美子 #芳村真理 #中原早苗 #三島ゆり子
#新世界東映

「大奥

物語」1967年/東映/カラー/95分
監督:中島貞夫脚本:国弘威雄、掛札昌裕、佐治乾、金子武郎撮影:吉田貞次音楽:鏑木創ナレーター:渡辺美佐子
出演:佐久間良子、藤純子、山田五十鈴、高橋昌也、村井国夫、岸田今日子、久保菜穂子、宮園純子、小川知子、三島ゆり子、坂本スミ子

いわゆる「大奥」ものの先駆けであり、タイトルに"

"と入れたのは岡田所長。
僕は中島監督に誘われた京都映画祭で初めて観ることになって、祇園会館で鑑賞済み

中島監督曰く佐久間良子さんとある台詞を巡って言い合いになりちょっとギクシャクしてしまったけど別日の京都映画祭のゲストで佐久間さんが来られ一緒にトークイベントに登壇した後、楽屋で和解したと嬉しそうに中島監督が語っていた笑顔を思い出す

これも裸があるわけでもないのに当時は成人指定作品

‍

今観ても女優さんたちがいいですね

権力の欲望に取り付かれ翻弄される姿はまたもうひとつの「仁義なき戦い」のよう

シネ・ヌーヴォ

#大奥秘物語
#大奥マル秘物語
#佐久間良子 #藤純子 #富司純子
#山田五十鈴 #岸田今日子 #宮園純子 #小川知子

#中島貞夫
#没後一周忌追悼映画監督中島貞夫

#シネヌーヴォ

[330] mixiユーザー 07月17日 18:42

《没後一周忌追悼映画監督中島貞夫》まとめ②

「893愚連隊」1966年/東映/白黒/88分
監督・脚本:中島貞夫原案:菅沼照夫撮影:赤塚滋音楽:広瀬健次郎
出演:松方弘樹、荒木一郎、天知茂、近藤正臣、高松英郎、広瀬義宣、藤健次、ケン・サンダース、稲野和子、宮園純子、待田京介、遠藤辰雄、藤岡琢也、三島ゆり子、潮健児、桑原幸子

この作品も過去に #新世界東映などで何度か鑑賞済み

元々は「八九三愚連隊(やくざぐれんたい)」と岡田所長の命名されたタイトルを中島監督が「893愚連隊」と台本の印刷所に届け『今さらやくざなんか』と自ら「893愚連隊(ハチキューサンぐれんたい)」だと言っていた

東映京都撮影所としては「悪魔が来りて笛を吹く」以来12年ぶりとなった現代劇

しかも全編京都オールロケで無許可のゲリラ撮影

京都を根城に白タクなどで稼いでいるチンピラたちの物語。
ある日一攫千金のヤマがあり成功したかたと思いきややくざに横取りされる

無軌道な生き方を繰り返す愚連隊とそれを搾取するやくざとのラストの攻防はなかなか面白かった

ヌーベルバーグやらゴダールとも比較されるこの作品だが中島監督はそれを意識したことはなかったそうだ

中島監督の出世作にして初期の傑作

『ネチョネチョ生きとるこっちゃ』という名台詞は元々脚本にはなくて現場で書き加えた台詞だそう

シネ・ヌーヴォ

#893愚連隊
#没後一周忌追悼映画監督中島貞夫
#中島貞夫
#松方弘樹 #荒木一郎 #天知茂 #近藤正臣
#宮園純子 #三島ゆり子
※「893愚連隊」の撮了後マキノ雅弘監督が体調不良の為降板した「男の勝負」の代役監督に指名された中島貞夫監督はやくざ嫌いを公言しながらも尊敬するマキノ雅弘監督の代役ということで引き受けたと仰ってい

～～～～～～

「にっぽん'69セックス猟奇地帯」1969年/東映/カラー/93分
監督・構成:中島貞夫企画:岡田茂、佐藤雅夫構成:竹中労撮影:赤塚滋音楽:八木正生ナレーター:西村晃

中島監督初のドキュメンタリー映画🎞
仰々しいタイトルでいったいどんな映画なんだろうと思っていたら69年という熱狂の時代を政治と風俗状況を盛り込んだごった煮映画

タイトルはいつものごとく岡田所長から「セックス猟奇地帯」と命名されたがそこに「にっぽん'69」を付け加えたのは中島監督自身。それこそが中島監督の狙い

エロに特化しているのかと思いきや全共闘や返還前の沖縄などを映し出す結構社会派作品でありこのタイトルに惹かれて観に来た当時の観客はどう捉えたのだろうか🤔
映画は製作費の10倍を越えるヒットしたそうでシリーズ化された

当時27歳の唐十郎率いる状況劇場など当時のカウンターカルチャーやアングラにも触れている

シネ・ヌーヴォ

#にっぽん69セックス猟奇地帯
#唐十郎 #状況劇場

#シネヌーヴォ

[332] mixiユーザー 07月21日 00:17

>>[331]

同じく　(^^)

[334] mixiユーザー 07月27日 15:02

《没後一周忌追悼映画監督中島貞夫》まとめ③

「鉄砲玉の美学」1973年/白楊社=ATG/カラー/100分
監督:中島貞夫脚本:野上龍雄撮影:増田敏雄音楽:荒木一郎、頭脳警察主題歌:頭脳警察『ふざけるんじゃねえよ』
出演:渡瀬恒彦、杉本美樹、森みつる、小池朝雄、川谷拓三、荒木一郎、碧川ジュン、広瀬義宣、片桐竜次、城恵美、松井康子、遠藤辰雄、西田良、千葉敏郎

中島監督がATGで撮った作品ながらATGの1000万円では到底撮れないということで二番館、三番館では東映で興行する条件で
東映から1400万円出してもらう話を付けて白楊社という会社を立ち上げての製作

※なのでATG配給作品だけど

は東映なのだ

△

ある暴力団組織の九州進攻の足掛かりとして鉄砲玉を差し向けることに

たった100万円で九州でハジケることを選んだチンピラの末路を描く

そこに頭脳警察の音楽が切り裂くように鳴り響く

どん詰まりの人生からハジケることを選んだ鉄砲玉を恒さん

※でも全然ハジケない

タイトルも初めて中島監督自身が命名したと

京都文化博物館フィルムシアター、神保町シアター、新世界東映などでも観ていますがやはりスクリーンで観たい作品

シネ・ヌーヴォ

#鉄砲玉の美学 #中島貞夫
#没後一周忌追悼映画監督中島貞夫

#渡瀬恒彦 #杉本美樹 #小池朝雄
#荒木一郎 #広瀬義宣
「893愚連隊」のチンピラだった荒木一郎、広瀬義宣

「総長の首」1979年/東映/カラー/137分
監督:中島貞夫脚本:神波史男、中島貞夫撮影:増田敏雄音楽:森田公一主題歌:ジョニー大倉『夕陽に走れ』
出演:菅原文太、清水健太郎、三浦洋一、ジョニー大倉、小倉一郎、夏純子、西村晃、樹木希林、舟木一夫、池玲子、橘麻紀、森下愛子、田中邦衛、梅宮辰夫、岸田森、金子信雄、マキノ佐代子、鶴田浩二、安藤昇、成田三樹夫、遠藤太津朗、松田瑛子、岩尾正隆、織本順吉、品川隆二、西田良

「総長の首」というタイトルからして実録ものだと思い初めて観た時はかなり戸惑った

主演でクレジットされている文太さんは全然出てこないし(※開始30分後にようやく登場)一度総長を襲ったきり身を隠しながら散り散りになって散っていくだけだし

🥀
これは京都で端を発したベラミ事件をモチーフにしながらもそのままでは映画にできないと判断して時代設定を大正ロマンまだ残る昭和初期の浅草としている

主演の文太さんはやくざではなくアナーキストで、総長を狙うチンピラもやくざになりきれない愚連隊。
お話自体が破綻をきたしてるようなのだが監督自身アナーキストの群像劇を狙ったようで、その破綻そのものもアナーキーなのである。
ノンクレジットながら易者で出演した丹波哲郎さんが登場しただけで劇場が湧く(笑)(゜o゜)＼(-_-)
同じく樹木希林さんが台詞を喋る度に劇場が湧く(笑)

成田三樹夫さんのちょっとオーバーめな感じもまた(笑)

安藤昇さん、助けに行ったのにあんなことに

最早収拾もつかないがこの収拾のつかなさもアナーキーなのたな🤔

シネ・ヌーヴォ
※TSUTAYA天美店(DVD)でも鑑賞済み

上映後トークイベント上野昂志さん(批評家・映画評論家)、伊藤彰彦さん(映画史家・『仁義なきヤクザ映画史』著者)

#総長の首
#森田公一
#菅原文太
#清水健太郎 #三浦洋一 #ジョニー大倉 #小倉一郎
#森下愛子 #夏純子 #池玲子
#舟木一夫 #小池朝雄 #成田三樹夫 #鶴田浩二 #安藤昇

#シネヌーヴォ
#TSUTAYA天美店

[335] mixiユーザー 07月28日 13:16

《没後一周忌追悼映画監督中島貞夫》まとめ④

「ジーンズブルース明日なき無頼派」1974年/東映/カラー/91分(DVDタイトル「ジーンズ・ブルース明日なき無頼派」)
監督:中島貞夫脚本:中島貞夫、金子武郎撮影:増田敏雄音楽:井上忠夫主題歌:『ジーンズ・ぶるうす』梶芽衣子
出演:梶芽衣子、渡瀬恒彦、内田良平、室田日出男、川谷拓三、北村英三、菅貫太郎、曽根晴美、堀越陽子、橘真紀、山本麟一、福本清三

アメリカン・ニューシネマ「俺たちに明日はない」のボニーとクライドに多大なる影響を受けた作品であることは明らか

学生運動末期のシラケた時代に嫌気がさしてやくざから金を強奪して逃避行する二人

最後は浅間山荘を思わせる立て籠りで警察隊と対峙するが・・・

シネ・ヌーヴォ

#没後一周忌追悼映画監督中島貞夫
#中島貞夫
#ジーンズブルース #ジーンズブルース明日なき無頼派
中島監督に誘われた #京都映画祭では何と梶さんのミニライブ付きの上映もあったけど

#ジーンズぶるうす
#梶芽衣子
#渡瀬恒彦
#俺たちに明日はない
#ボニーとクライド
#シネヌーヴォ

《追悼中島貞夫特別イベント『日本幻野祭三里塚』特別上映会》

「日本幻野祭三里塚」1971年/モノクロ/16mm完全バージョン24分
監督:青池憲司
出演:頭脳警察他

日本幻野祭を16mmで撮影したドキュメント

臨場感は凄まじいがいかんせんロールチェンジなどもあり音声は録れているものの頭脳警察のライブ映像はあまり撮れていない(／。＼)
そこがまたドキュメントと思えるところとはいえやはりちょっと残念( ´△｀)

シネ・ヌーヴォ
※上映後青池憲司監督のトークイベント

司会:景山理シネ・ヌーヴォ代表

#追悼中島貞夫特別イベント
#日本幻野祭三里塚
#頭脳警察

[336] mixiユーザー 07月30日 13:46

《没後一周忌追悼映画監督中島貞夫》まとめ⑤

「多十郎殉愛記」2018年/東映・よしもと/カラー/93分
監督:中島貞夫脚本:中島貞夫、谷慶子監督補佐:熊切和嘉主題歌:中孝介『Missing』撮影:朝倉義人音楽:栗山和樹
出演:高良健吾、木村了、多部未華子、三島ゆり子、栗塚旭、山本千尋、永瀬正敏、寺島進

京都国際映画祭で観て以来何度となく観ている作品なのだけど「遊撃/映画監督中島貞夫」を観てから観るとまた違って見えてくる

初めて観た時にはどうしてこうしないんだろう？とかなぜそうしたのか？とかいくつか気になっていたこともあったけどその中にはいろんな事情でできなかったこともあり、敢えてしなかったこともあり

映画とはかくも難しいと思う反面、こうして映画は残っていくのだとも思う

観る度にだんだんと多十郎が好きになってくる

⚔

シネ・ヌーヴォ
※上映後谷慶子さんのトークイベント

司会:景山理シネ・ヌーヴォ代表

谷さんと初めて会ったのは京都映画祭だったか、「あかりの里」の頃スタッフの中くんに紹介されたのだったか🤔
2度目に会ったのはこれはよく覚えていて初めて会った時からすぐのことで京都映画祭の会場であった祇園会館から中島監督が出て来られて挨拶していたら後ろに谷さんがおられた。
中島監督が『この子は城戸賞に準入賞したんだよ』と嬉しそうに話していたのを鮮明に覚えています

#没後一周忌追悼映画監督中島貞夫
#中島貞夫
#多十郎殉愛記
#高良健吾 #多部未華子
#永瀬正敏
#三島ゆり子 #栗塚旭 #山本千尋 #寺島進

#シネヌーヴォ

[337] mixiユーザー 07月30日 14:09

>>[333]
これは近いうちに映画館に行きます

[340] mixiユーザー 08月02日 12:45

《没後一周忌追悼映画監督中島貞夫》まとめ⑥

「多十郎殉愛記」の前に朝からシネ・ヌーヴォに詰めると後方で谷さんもご覧になっていた

「制覇」1982年/東映/カラー/140分
監督:中島貞夫原作:志茂田景樹脚本:中島貞夫、西澤裕子撮影:鈴木達夫音楽:山本直純
出演:三船敏郎、岡田茉莉子、菅原文太、若山富三郎、鶴田浩二、名高達郎、中井貴恵、秋吉久美子、松尾嘉代、梅宮辰夫、丹波哲郎、小林旭、高岡健二、清水健太郎、にしきのあきら、大信田礼子、加山麗子、舟倉たまき、桂小つぶ、宮内洋、寺田農、岸田森、小池朝雄、品川隆二、菅田俊、宇梶剛士

ベラミ事件を題材にした「総長の首」(1979年)では事件があまりにもリアルタイムだったので昭和初期の浅草に設定を変更していたが事件も少し落ち着いて、ここで山○組と松○組の大阪戦争と呼ばれる"ジュテーム事件""日本橋事件""ベラミ事件"を題材に描く実録もの

「やくざ戦争日本の首領」シリーズや「日本の仁義」を手掛けてきた中島貞夫監督による暴力団抗争を描く作品ながら家族内のいざこざに重きを置いたため映画のダイナミズムは薄まったか🤔
内部の覇権争いもそうなのだが結構豪華な出演者なのに岡田茉莉子さんら極妻に焦点が当たっているのはその後の金脈を見つけたからか

※パーティのシーンで原作者の志茂田景樹氏もカメオ出演

シネ・ヌーヴォ

#制覇
#没後一周忌追悼映画監督中島貞夫 #中島貞夫
#三船敏郎 #岡田茉莉子 #菅原文太 #鶴田浩二
#丹波哲郎 #小林旭 #梅宮辰夫 #清水健太郎
#にしきのあきら #大信田礼子 #加山麗子 #寺田農 #岸田森

「多十郎～」後トークイベント※谷慶子さん

その後はこちらも大奥での覇権争い

「女帝春日局」1990年/東映/カラー/114分
監督:中島貞夫原作・脚本:高田宏治撮影:木村大作音楽:佐藤勝美術:井川徳道ナレーター:二宮さよ子
出演:十朱幸代、名取裕子、鳥越マリ、草笛光子、金田賢一、吉川十和子、原田大二郎、高瀬春奈、長谷直美、本田博太郎、長門裕之、淡路恵子、若山富三郎

「大奥」もののはしりと云われる「大奥

物語」を手掛けた中島監督

1989年のNHK大河ドラマ『春日局』(主演:大原麗子)が話題となる中、本家の東映が10億円かけて江戸城大奥を再現

春日局に十朱さん、徳川家康に若山トミーさん

カメラに木村さん

、音楽に佐藤さんとこちらも豪華なメンバー

今観ても鳥越マリさんが一番目立つよな

シネ・ヌーヴォ

#女帝春日局
#十朱幸代 #名取裕子 #鳥越マリ

[341] mixiユーザー 08月02日 17:13

7月13日
「大いなる不在」森山未來最高、藤竜也も最高、仕事柄ちょっときついシーンもあったけど、そんなシーンもうまく描いたいい映画でした。

7月15日
「お母さんが一緒」家族あるあるの極み、姉妹には刺さりまくるはず。それでもやっぱり家族がいいね、江口のりこはさすがうますぎた、内田慈も古川琴音も絶妙、ネルソンズの青山フォール勝ちもよかった。

「密輸1970」時代に合ったアナログ感がとてもよく、ウーマンパワーを感じるいい映画でした、タイトルからは想像できないいろいろな要素があって、観たあとスッキリできるいい映画、音楽とファッションもいいんだよなぁ。

「先生の白い嘘」性暴力映画、結局そっちにも問題があって、、みたいな感じだったな、観てて辛いシーンが多かったし、なんでこんな映画撮るのやら、観るのやら、な気持ちでした。

7月21日
「あのコはだぁれ？」前にやった「ミンナのウタ」とつながる感じ、二部作だったといってもいいぐらい。人の怖さを描くし怪異の怖さもちゃんと描くし、清水崇監督楽しいホラー作るなぁ、さすが大御所。

8月1日
「劇場版モノノ怪唐傘」極彩色な世界観で繰り広げられる新解釈の唐傘がとても斬新で好きでした。同じシーンがないんじゃ？っていうほど描き込みがすごい、声優陣が一流、バトルもガッツリなしっかりアニメでした。女性社会にはいろいろなどろどろがあるの、分かりやすくて好きです。

「お隣さんはヒトラー？」隣に越してきたの、ヒトラーじゃ？な疑いから始まるちょっとコメディタッチな映画でした、でも背景にホロコーストやらナチスやらあるからしっかりは笑えない、でもおじさん2人がわちゃわちゃやるのをにやにやしながら観られました、それでいてちょっとぐっとくるからやりやがる。

「ツイスターズ」映画館で初めて観た洋画がたしかヤンデボン監督の「ツイスター」だった、懐かしい。夏にピッタリな分かりやすいディザスタームービーという感じ、そこにまた分かりやすく恋愛をぶちこむのもらしさ全開でした、あぁ懐かしい28年前。牛は飛ばなかったかな、、

[342] mixiユーザー 08月03日 16:31

《中島貞夫監督特集》まとめ⑦

《追悼中島貞夫特別イベントピアノ導入記念生演奏付き上映会》
ピアノ演奏:鳥飼りょう

「雄呂血」1925年/阪妻プロ・マキノプロ/モノクロ・サイレント/77分
監督:二川文太郎原作・脚本:寿々喜多呂九平撮影:石野誠三
出演:阪東妻三郎、関操、環歌子、春路謙作、山村桃太郎、中村琴之助、嵐しげ代、中村吉松、森静子

阪東妻三郎プロダクションの記念すべき第1回作品

当時大ヒットしたそうだが阪妻の盟友寿々喜多が書いたト書きの字幕は検閲によりバッサリ切られたりしたそうである

芸術や娯楽において国が介入して検閲するということ自体を考えてみると恐ろしい時代である

20数分に渡る大立回りの迫力よ⚔
ロケは奈良東大寺や氷室神社⛩
奈良ゆかりの映画として奈良県の発行していたリーフレットで紹介され度々上映されていたが今回ようやく鑑賞🎞
※ちなみに奈良ゆかりの映画として僕の制作プロデュース作品「あかりの里」もそのリーフレットに黒澤明監督の「羅生門」や「雄呂血」と共に紹介されています

シネ・ヌーヴォ
上映後、支配人山崎紀子さんの紹介でピアノ演奏の鳥飼りょうさんの挨拶

#中島貞夫監督特集
#追悼中島貞夫特別イベント #鳥飼りょう #山崎紀子
#中島貞夫

#雄呂血 #阪東妻三郎
#羅生門
#あかりの里

「雄呂血」のリメイクとして市川雷蔵主演「大殺陣雄呂血」があるがこれはリメイクというよりは「雄呂血」をヒントにした作品で設定や物語も変更されている

中島監督の「多十郎殉愛記」もどちらかというと「大殺陣雄呂血」のほうにインスパイアされている感じがする

#大殺陣雄呂血
#市川雷蔵
#多十郎殉愛記

[343] mixiユーザー 08月04日 15:13

シネ・ヌーヴォの《没後一周忌追悼映画監督中島貞夫》の前にこの特集ではラインナップされてなかった「暴力金脈」を新世界東映で鑑賞済み

初めて見たのはテレビの深夜劇場

もう何十年も前だけど前半は頗る面白く【総会屋】の映画は初めて見た気がする

その後KBS京都の『#中島貞夫の邦画指定席』でも見た気がするのだけどスクリーンで観たのは2017年シネマヴェーラ渋谷の《抗争と流血東映実録路線の時代》で🎞

そして今年。

《G.W邦画大爆発》

「暴力金脈」1975年/東映/カラー/95分
監督:中島貞夫脚本:野上龍雄、笠原和夫撮影:増田敏雄音楽:津島利章
出演:松方弘樹、梅宮辰夫、池玲子、丹波哲郎、田中邦衛、小沢栄太郎、若山富三郎、室田日出男、山城新伍、伊吹吾郎、川谷拓三、絵沢萠子、森田めぐみ、橘真紀、大滝秀治、浜田寅彦、岩尾正隆、成瀬正、片桐竜次、丸平峰子、汐路章、北村英三、志賀勝

【総会屋】のことをよく知らなくても映画導入部分から引き込まれる

特に前半は頗る面白い

後半からは企業や銀行や巨大総会屋たちを相手にお話もスケールアップするのだけどラストシーンが何だかちょっと拍子抜けする

前半は笠原さんで後半は野上さんの筆だと言われているけどラストシーンは笠原さんが書いたそれ相応のものがあったらしいのだが中島監督によるとラストはペラ一枚でどうしようもなかったという🤔
笠原さんによると会社からはイチャモン付けられるかもしれないが野上さんと相談してラストを書き上げたそうだが東映自体も一企業であるからそれを敵に回すようなホンだけに中島監督にはペラしか渡されなかった可能性もある

最後まで映画のテンションを損なわなければ大傑作になっていたかもしれない

映画が完成してから中島監督は脚本家二人に怒られたと語った文献もある

いろいろ云われるラストではあるが中島監督のいう『滅びの美学』には寄せたのか今観るとニューシネマ的だと言えなくもないか

新世界東映
併映「恐怖女子高校アニマル同級生」

#暴力金脈
#中島貞夫
#笠原和夫 #野上龍雄

#松方弘樹 #梅宮辰夫 #池玲子 #丹波哲郎
#若山富三郎 #田中邦衛

#新世界東映

#シネマヴェーラ渋谷 #抗争と流血東映実録路線の時代

[344] mixiユーザー 08月05日 14:01

新世界東映で「#暴力金脈」と二本立てだった「恐怖女子高校アニマル同級生」は「#恐怖女子高校」シリーズ4作目にして最終作

《G.W邦画大爆発》
「恐怖女子高校アニマル同級生」1973年/東映/カラー/86分/シリーズ④
監督:志村正浩脚本:掛札昌裕、中島信昭撮影:増田敏雄音楽:鏑木創
出演:池玲子、田島晴美、金子信雄、愛田純、高野真二、大泉滉、衣麻遼子、春日朱美、早乙女りえ、織部ゆう子、一の瀬レナ、城恵美、葵三津子、成瀬正孝、汐路章

"恐怖女子高校"と云ってもホラー映画ではない(笑)(゜o゜)＼(-_-)"アニマル同級生"が何なのかはよくわからないがきっとこれも岡田茂社長の命名なのだろう(笑)

スポーツと留学制度で有名な私立聖和女学院に傷害補導歴13回の"口笛の亜紀"こと風花亜紀が転校してくる

実はこの女子高校は留学をエサに女子高生をアメリカに売り飛ばす学校と不良グループの黒バラ会が暗躍する悪の巣窟だったのだ

てな物語。

新世界東映

#恐怖女子高校アニマル同級生
#池玲子 #田島晴美 #金子信雄
#新世界東映

同じようなキャストで「女番長(スケバン)」シリーズもあったのでイメージは被るけどこちらは7本作られ、どちらも東映ピンキーバイオレンスとして人気を博したようだ

「#女番長(スケバン)」シリーズはまだ全部観れてないけど「恐怖女子高校」シリーズは新世界東映にて何とか観れているのでちょっと振り返ろう

「恐怖女子高校女暴力教室」1972年/東映/カラー/79分/シリーズ①
監督:鈴木則文脚本:掛札昌裕、関本郁夫、鈴木則文撮影:鈴木重平音楽:八木正生主題歌:須藤リカ『冷えた世代』
杉本美樹、池玲子、金子信雄、名和宏、成瀬正、衣麻遼子、女屋実和子、丘ナオミ、ひろみどり、須藤リカ、碧川ジュン、由利徹、岡八郎、三浦夏子、一ノ瀬健

女版「暴力教室」

対立するスケバングループの抗争と学校との対決が描かれる1作目

私立聖光女子学園にはおミチ率いる乱世会と学園理事長の妾腹のグループの対立があった。そこへ"乱れ菊のお由紀"と呼ばれた伝説のスケバン由紀が転校してくる。ミチが杉本美樹で由紀が池玲子

#恐怖女子高校女暴力教室
#鈴木則文
#杉本美樹

「恐怖女子高校暴行リンチ教室」1973年/東映/カラー/88分/シリーズ②
監督:鈴木則文脚本:鴨井達比古撮影:鈴木重平音楽:八木正生
出演:杉本美樹、池玲子、渡瀬恒彦、佐分利聖子、太田美鈴、早乙女りえ、水沢夕子、衣麻遼子、叶優子、城恵美、一の瀬レナ、須藤リカ、金子信雄、今井健二、北村英三、碧川ジュン、近藤宏、名和宏、三原葉子、小島三児

全国の女番長を一同に集めていた希望学園は恐怖の女子高校と恐れられていた

実権を握る教頭は風紀委員会(これも不良グループ)と手を組み悪事の限りを尽くしていたがそこへ杉本美樹が転校してきて、それを追いかけて伝説のスケバン池玲子も転校してくる

希望学園の悪事の噂を聞いてトップ屋の渡瀬恒彦もやってくる

暴力教室のさらに上を行く暴行リンチ教室ってどんな教室やねん(笑)(゜o゜)＼(-_-)

#恐怖女子高校暴行リンチ教室
#渡瀬恒彦

「恐怖女子高校不良悶絶グループ」1973年/東映/カラー/87分/シリーズ③
監督:志村正浩脚本:関本郁夫、志村正浩、鈴木則文撮影:赤塚滋音楽:荒木一郎主題歌:愛川まこと『私が今愛しはじめた女は』
出演:池玲子、叶優子、一の瀬玲奈、ベラ・シーム、早乙女りえ、衣麻遼子、碧川ジュン、城恵美、芹明香、遠藤辰雄、大泉滉、三原葉子、松井康子、名和宏、岩尾正隆、川谷拓三、、白石襄、愛川まこと

米軍基地近くの私立女子高校聖愛学園にはお嬢様ばかりを集めたクラスとそれをまとめる紅ばら会がありそれと対立する形で不良の吹き溜まりのクラスに恐竜会がある。紅ばら会の番長に決まった池玲子は罠にはまり恐竜会へと移ることになる

米軍の密輸やらなにやらキナ臭い事件も絡んでいくが・・・
不良悶絶グループってどんなグループやねん(笑)

#恐怖女子高校不良悶絶グループ
#荒木一郎
#叶優子 #芹明香 #川谷拓三

[346] mixiユーザー 08月12日 22:18

「プー2あくまのくまさんとじゃあくななかまたち」観ました( ´ ▽ ` )ﾉ
2だからたくさんひとしにが出ました、それが売りだったのかな、でも大事なところを隠す感じはずるいなー、と思いました。でもばたばたと雑にすすんでいく感じを期待していたので、そういう意味では期待どおりでした。内容はまぁ、普通です。

[349] mixiユーザー 08月16日 12:49

エロの次はテロだということで「日本暗殺秘録」を撮った

そのあと異常性愛路線の一環でシリーズ化されていた温泉芸者シリーズの3作目「温泉こんにゃく芸者」を監督している中島監督

この映画終戦を知らせる8/15の玉音放送から始まるのです

シネ・ヌーヴォ《没後一周忌追悼映画監督中島貞夫》のトークイベントで「遊撃～」の松原龍弥監督が『「狂った野獣」や「鉄砲玉の美学」もいいけど「温泉こんにゃく芸者」が好き』だと言っていたなあ(笑)

同じく吉田馨さんは『京都映画祭で「温泉こんにゃく芸者」を上映しようとしたら京都市からクレームが来たと

【温泉】も【こんにゃく】も【芸者】も単体の言葉だと問題はないが【温泉こんにゃく芸者】とくっ付けたら問題だと(笑)(゜o゜)＼(-_-)』と。
僕は一番最初に京都映画祭で観たので結局上映できたみたいだけど行政というかお役所がいいそうな屁理屈だな

初めて観たのは上に述べたように京都映画祭で(祇園会館)、その後新世界東映、GEOつるせ店のDVDでも鑑賞済み

「温泉こんにゃく芸者」1970年/東映/カラー/86分/シリーズ③
監督:中島貞夫脚本:掛札昌裕、金子武郎、中島貞夫撮影:鈴木重平音楽:広瀬健次郎
出演:女屋実和子、安城由貴、松井康子、片山由美子、殿山泰司、小池朝雄、荒木一郎、小松芳正、上田吉二郎、広瀬義宣、菅井きん、曽根晴美、大泉滉

艷笑喜劇温泉芸者シリーズ第3弾。艷笑喜劇と言っても特に笑えないけど(笑)

玉音放送を聞いて将来こんにゃく風呂を作ると誓った男に引き取られた主人公は大人になり家を出たら男に騙され(荒木一郎！)温泉芸者になるが

そもそもこんにゃく風呂って何やねん(笑)(゜o゜)＼(-_-)
何故かいろいろ諸々小松芳正(のちに小松方正)とのセックス対決で決着をつけることになる訳だがこれがのちのシリーズの雛型になる(笑)そもそもその対決って勝敗が本当にわかるのかね(゜o゜)＼(-_-)

公開当時は高倉健さん主演の「新網走番外地大森林の決斗」と二本立てやって

#温泉こんにゃく芸者
#中島貞夫
#女屋実和子 #松井康子 #広瀬義宣

#高倉健 #新網走番外地大森林の決斗

【温泉芸者】シリーズ
・温泉あんま芸者(1968年)
・温泉ポン引き女中(1969年)
・温泉こんにゃく芸者(1970年)
・温泉みみず芸者(1971年)
・温泉スッポン芸者(1972年)
・温泉おさな芸者(1973年)
・東京ふんどし芸者(1975年)

[350] mixiユーザー 09月01日 21:49

「ブルーピリオド」

始まってからそんなに経っていないのに、もう1日1回上映になっていた

しかも今日は1日のサービスディ＋日曜日で、映画館は大混雑だった

原作もアニメも好きだったので、気になって見に行きました

主人公に焦点を当てて周囲の人物のエピソードは極力廃し、よくまとまっていたと思う。キャストもイメージと大差無くてビックリした☆
出演シーンが短い先生方も良かった

これ連ドラにして欲しかったな

[351] mixiユーザー 09月02日 08:58

8月28日
「ニューノーマル」
「ポライトソサエティ」
「フォールガイ」

観ました。

ニュー、ぶん投げておいてあとはそっちで処理してね、な感じがとてもぞくぞくするショートホラーでした、韓国版世にも～、みたいだなー、とか思っていたら、エンドロールを見てあぁ、と納得、チェジウを初めてしっかり観ました。パンフレットがおしゃれ。

ポライト、スタントウーマンを目指すちょっと二軍な女の子がお姉さんを助けるためにがんばるインド×カンフーな楽しい映画でした、主人公のキャラがしっかりしていてかわいく、友だちの絶妙なダサさとか、悪者がちゃんと顔まで悪い感じとかが分かりやすい、観ていて楽しい映画でした。スッキリできる。

フォール、映画作りの映画にラブやらアクションを盛り込むこれまた分かりやすい感じ、デートムービーとしても映画好きがしっかり観る感じとしても楽しめるまさに映画だ！な映画でした、エンドロールも観ていて楽しい。ライアンゴズリングかっこいいなぁ。

[352] mixiユーザー 09月03日 13:43

この間、「ハイキュー！！」見ました。
そして今日、舞台の仙台市体育館に来たのでパチリっ!!

[353] mixiユーザー 09月03日 22:54

「ラストマイル」

大きな劇場やったのにほぼ満席の人気ぶり

ネットショッピング＋物流問題など、日常でもよく耳にする話題が舞台となった連続爆弾事件。「アンナチュラル」「MIU404」も見直して行ったけど。2作品を全く知らなくても楽しめると思いました

ただ満島ひかりの主人公のキャラが掴みづらかった。配送業者さん、いつもありがとうございますm(_ _)m。

[354] mixiユーザー 09月04日 15:21

9月2日
「愛に乱暴」
「箱男」
「サユリ」

観ました。

愛、心苦しい映画でした、小さなほつれが重なって気付いたときには取り返しのつかないところまで行ってしまっての結果、という感じがなんとも。江口のりこがすごいので映画自体がすごくなっていた印象でした。

箱、はるか昔原作を読んだな、という記憶がある、忘れたけど、閉じこもりがちな自分のどこかに刺さったんだと思います。文字で読むよりは映像の方が理解度は増えた気はするけど、やはりそれでも小難しい話、でも永瀬正敏と浅野忠信がやばい役をしているのを観られるだけでよかったし、ラストの感じは大好き。

サユリ、最初はいい感じに怖くて不気味だったのに、途中から突然毛色が変わって、ど下ネタをぶちこんでからあぁ、、どうすれば、、となってしまいました。振り切るという意味ではおもしろかったけど、ホラーという意味ではぶれていたなぁ。それなのに動機の部分でまたシリアス路線になってみたり、とにかくバランスが悪すぎる映画でした。

[355] mixiユーザー 09月05日 15:40

「現代やくざ」シリーズ第5作

新東宝→松竹→東映と渡り歩いてきた菅原文太東映初主演作「現代やくざ与太者の掟」(1969年/監督:降旗康男)がヒットしてスターの仲間入りを果たす

「現代やくざ血桜三兄弟」1971年/東映/カラー/96分/シリーズ⑤
監督:中島貞夫脚本:野上龍雄撮影:増田敏雄音楽:山下毅雄挿入歌:野坂昭如『マリリンモンロー・ノーリターン』
出演:菅原文太、伊吹吾郎、渡瀬恒彦、松尾和子、荒木一郎、高宮敬二、楠本健二、女屋実和子、杉本美樹、名和広、岩尾正隆、川谷拓三、星野美恵子、志賀勝、誠直也、河津清三郎、小池朝雄

シリーズの中でも比較的上映される作品かなという印象で映画館で何度も観ている

東映の任侠映画路線の中で生まれたシリーズながらそれまでの着流しやくざと違い与太者、チンピラを主人公に据えて(※チンピラの映画は当たらないと岡田茂所長は言っていたが『菅原文太をスターに』のお題目の下)『現代やくざ』を描くと始まったもの

任侠映画路線が賭博のシーンなどは本物の実演などもありリアルと言われていた部分もあるがあくまで虚構であり"任侠浪漫"とも言い変えられる作品群であったのに対しその後の「仁義なき戦い」の大ヒットから始まる実録映画路線はある意味殺伐とした人間関係が描かれ、「現代やくざ」シリーズがちょうどその過渡期に製作され今観ると、時代の橋渡し的な意味合いも濃厚だと感じる訳です。

新世界東映他
──────────
何と間もなく上映もある📽
《名月を撃ち抜く銃弾》
9/6～12
「現代やくざ血桜三兄弟」1971年/東映
監督:中島貞夫
(併映「産業スパイ」1968年/東映監督:工藤栄一)

新世界東映

06(6641)8568
当日一般1400円
──────────
#中島貞夫
#現代やくざシリーズ
#現代やくざ血桜三兄弟
#菅原文太
#伊吹吾郎 #渡瀬恒彦

#川谷拓三 #小池朝雄

【現代やくざ】シリーズ
・現代やくざ与太者の掟(1969年)
・現代やくざ与太者の仁義(1969年)
・新宿の与太者(1970年)
・現代やくざ盃返します(1971年)
・現代やくざ血桜三兄弟(1971年)
・現代やくざ人斬り与太(1972年)
※「新宿の与太者」はシリーズに含まない場合もある

【スピンオフ】
・人斬り与太狂犬三兄弟(1972年)
※「現代やくざ人斬り与太」から派生して「人斬り与太」を新シリーズにしようと目論んだが次は製作されなかった

[356] mixiユーザー 09月06日 18:46

「女番長(スケバン)」シリーズ第5弾は中島監督がメガホンを執っている

ちょうどラピュタ阿佐ヶ谷で上映していたので観てきた

《TGC 戦うガールズコレクション2024～銀幕育ちの意地の花太く、短く、狂い咲き～》

「女番長(スケバン) 感化院脱走」1973年/東映/カラー/90分/シリーズ⑤
監督:中島貞夫脚本:鴨井達比古撮影:古谷伸音楽:荒木一郎主題歌:太田美鈴『好きではじめた女じゃないが』
出演:杉本美樹、渡瀬恒彦、叶優子、太田美鈴、須藤リカ、城恵美、金子信雄、名和広、今井健二、川谷拓三、室田日出男

杉本美樹単独主演

(※それまでシリーズを牽引してきた池玲子が出ていない

)
感化院を脱走した杉本美樹捕まり連れ戻されるところから始まるのだが彼女の脱走のせいで感化院受刑者の食事が制限され同部屋の者への風当たりも強くなる。(※この辺りの描写は中島監督ののちの1975年「暴動島根刑務所」にも出てくる

)
独房から戻った杉本に今度はみんなで脱走しようと提案してまんまと脱走に成功するが・・・
渡瀬恒さんとの逃避行はこれまた翌1974年の「ジーンズブルース明日なき無頼派」への予行演習にも思えてくるのだ

音楽に荒木一郎さん

ラピュタ阿佐ヶ谷

#女番長シリーズ #女番長スケバンシリーズ
#女番長感化院脱走
#杉本美樹 #渡瀬恒彦
#荒木一郎
#中島貞夫
#暴動島根刑務所
#ジーンズブルース明日なき無頼派

#ラピュタ阿佐ヶ谷

────────
これは中島貞夫監督作品ではないが、これも観れた

《TGC 戦うガールズコレクション2024 ～銀幕育ちの意地の花太く、短く、狂い咲き～》

「女番長(スケバン)」1973年/東映/カラー/86分/シリーズ④
監督・脚本:鈴木則文脚本:大原清秀、皆川隆之撮影:増田敏雄音楽:八木正生主題歌:杉本美樹『女番長(スケバン)流れ者』
出演:杉本美樹、池玲子、太田美鈴、衣麻遼子、荒木一郎、宮内洋、名和広、遠藤辰雄、小池朝雄、丘ナオミ、西来路ひろみ、女屋実和子、城恵美、一の瀬レナ、須藤リカ、碧川ジュン、三原葉子、大泉滉、金子信雄、成瀬正孝

前作「女番長(スケバン)ゲリラ」から主役は杉本美樹に代わっているが引き続き池玲子も共演している

「恐怖女子高校」シリーズでも共演しているしシリーズ後半では杉本美樹から逆に池玲子が主役になっている

ライバル意識というのか当時二人の仲はどうだったんだろうね🤔
池さんは歌手活動をするからと一旦東映を辞めるものの詫びを入れすぐ戻ったという経緯もある。
護送車から脱走したスケバンたちが共通の敵であるやくざと戦う

大阪梅田で大暴れ

ラピュタ阿佐ヶ谷

#女番長 #女番長スケバン #スケバン
#鈴木則文
#池玲子
#宮内洋

【女番長(スケバン)】シリーズ
・女番長ブルース牝蜂の逆襲 1971
・女番長ブルース牝蜂の挑戦 1972
・女番長ゲリラ 1972
・女番長 1973
・女番長感化院脱走 1973
・女番長タイマン勝負 1974
・女番長玉突き遊び 1974

[357] mixiユーザー 09月08日 20:52

9月6日
「夏目アラタの結婚」
「トラウマ。日常に潜む恐怖をあなたに」

観ました。

夏目、こういう内容ならR15で観たい、それはさておき、柳楽優弥の徐々に巻き込まれていく感じがよく、黒島結菜のなんだかはかなげでもあり危ないやばい感じがとてもよかった映画でした。取り扱う事件がかなり猟奇的なのでそっち方面のサスペンスな感じなのかと思いきや、意外とその他の部分の比重もあり、なかなか楽しかったです、とにかく黒島結菜の株が上がる映画だったし、柳楽優弥も中川大志もよいし、元キンコメの今野氏も絶妙によかった。

トラウマ、トリハダと何が違うんだろうな、と重いながら観ていました。短く怖いオムニバス7本でした。69分くらいで特別料金2,000円、ちょっと割高。最初が一番ざわっとなって、ちょっと笑っちゃうやつもあり(実際にあったら死ぬほど嫌だけど)、現実にもしかしたらあるんじゃないの？な人間の怖い話を集めているので、観ている人がへとへとになるようないやーな後味を残す映画で最高でした。たまにこういうの観たくなるんです。