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宇宙空間の「物理」コミュのGeVガンマ線天文学

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立て続けに、GeVガンマ線天文学で、面白い話題をみつけたので紹介。
…beyond 宇宙空間の「物理」ですが、最近、トピ主はガンマ線物理に関わっておりますので。。。

●VERITAS(Very Energetic Radiation Imaging Telescope Array System)の最新結果 --- Crab Nebulaを100MeV〜400GeVで走査した結果、従来のガンマ線生成モデルでは説明できないスペクトラムを得た。
http://veritas.sao.arizona.edu/veritas-science/veritas-results-mainmenu-72/322-crabpulsar

●Fermi宇宙望遠鏡の最新結果 --- Fermiによる最新の全天ガンマ線源マップが公開。この中に600個も(ガンマ)線源を特定できないものがあり、特に天の川銀河周辺の未特定線源の中には、反物質を仮定した「暗黒物質」を想定した場合で説明できそうなものがあるとのこと。
http://science.nasa.gov/science-news/science-at-nasa/2011/18oct_600mysteries/

Fermiは最近、いろいろと面白い結果を出していますが、銀河中心から両極方向に出来る、ガンマ線「バブル」と合わせて興味を引かれる結果だと思います。

コメント(3)

ほぼ中の人ですが、、

VERITASはCrabパルサーの検出であり、Crab nebulaの話ではありません。
(Crab Nebulaは数10TeVまでSSCのガンマ線スペクトルがのびています)
また地上のチェレンコフ望遠鏡は通常TeVガンマ線検出器に分類されます。
一声0.1TeVから100TeVまでをカバーする装置で、
VERITASが100MeVから観測したわけではないですし。


GeVガンマ→ High Energy (HE) gamma rays
TeVガンマ→Very High Energy (VHE) gamma rays

と別の呼称で慣習的に分けていて、
お互いの帯域にオーバラップがほとんどないので、
地上観測か衛星観測かで別れてると思っても問題ありません。


> takさんへ

VERITASのご指摘ありがとうございます。
私は地上観測(Air Cherenkov Telescope)には関わったことがないので、記述が正確を期していませんでした。
それから、ガンマ線に関して、GeV=HE、TeV=VHEは慣習的とはいえ、あまり適切ではないですね。GeVの観測感度が(ほぼ)衛星観測でしか得られない点を考えると、GeV=衛星観測、TeV以上=地上観測と言った方がよいような気がします。

上に書いたつもりだったんですが、
実際は衛星→HE、地上→VHEとして使い分けているのが現状です。

原理的に地上では数10GeVまでしか下げられないし、
衛星でTeVの観測は検出器ボリュームもフラックスも足りないので、
この状況は当面かわらないと思いますが。

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