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演劇・舞台台本製作発表会コミュの題名「アレルギー 〜ある医者の苦悩な1日〜 」

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☆台本について☆
これは、私の大好きな特撮からアイディアが浮かびました。
丁度、花粉症の時期に作っていたので、「アレルギー」というキーワードで、
特撮(今回はライダーですけど)を取り入れることに成功した作品です。


〜登場人物〜
医者:男
患者1:男
患者2:男
患者3:男
看護婦:声のみでもOK



 場所:とある病院の診察室

医者 「今年の春も花粉症が大流行だな…。」
看護婦「先生、患者さん入ります。」
医者 「はーい。どうぞ。」

 患者1 登場

患者1「すみません。失礼します。」
医者 「はい、どうなさいましたか?」
患者1「あのぉ〜。花粉症っぽいんですけど…。」
医者 「はい、どれどれ。症状は?」
患者1「鼻水が止まらなくて、くしゃみも出ます。それに目が痒くなって…。」
医者 「はい、典型的な花粉症ですね。お薬を出しますので食後に飲んで
    下さい。それと目薬出しますので。」
患者1「はい。分かりました。ありがとうございました。」
医者 「はい、お大事にね。」

 患者1 退場

看護婦「先生、次の患者さん入ります。」
医者 「どうぞ。」

 患者2 登場

患者2「こんにちわ。」
医者 「はい、こんにちわ。今日はどうなさいましたか?」
患者2「えっとですねぇ〜言いにくいんですけど…。仮面ライダーを見ると
    変身したくなるんですけど…。」
医者 「えっ?!…今、なんておっしゃいました?」
患者2「ですから、仮面ライダーを見ると変身したくなるんです。」
医者 「変身ですか?」
患者2「はい、変身です。」
医者 「…。それは、私も小さい頃は、仮面ライダー好きでしたよ?」
患者2「それは、見てる側ですよね?私は変身したくなるんですよ!」
医者 「私も小さい頃は、変身できると思ってましたよ?」
患者2「いや、けど、それでも変身は出来ないですよね?」
医者 「まあ、そうですけど…。あれはテレビの中の話ですから…。」
患者2「けど、私は変身できるんです。それはしてはいけないこと
    なんですよ。だって、敵もいないのにこの時代で変身するなんて…。
    捕まってしまいます。」
医者 「そんなこと言われても…。それはここの担当ではありませんよ。
    精神科ですよ。」
患者2「精神科に行ったら、頭がおかしい人だと思われて、入院させられましたよ。」
医者 「それで?良くはなりましたか?」
患者2「全然…。逆に気になっちゃって、仮面ライダーを探すようになって…。
    けど、隔離されてて身動き取れないしで、思わず…。」
医者 「思わず?」
患者2「変身しちゃいました。」
医者 「変身しちゃったんですか?!」
患者2「はい…。」
医者 「それで…その後、どうなったんですか?」
患者2「それはもう大変でしたよ。みんなからは『仮面ライダー』って呼ばれて…
    まあ、楽しかったです。」
医者 「楽しかったんですか?じゃあ、別に騒ぎにはならなかったんですね?」
患者2「えぇ、何かのイベントかと思われたみたいで、大人も子供も喜んで
    くれました。正体もバレませんでしたし。」
医者 「それは良かったですねぇ〜。」
患者2「えぇ〜まぁ〜って違います!それが駄目なんですって。変身できない
    ようにするには、どうしたらいいですかね?」
医者 「う〜ん。そうですねぇ〜。抑えるのも良くないと思うんですよ。だから…。」
患者2「だから?」
医者 「特撮イベント会社に就職っていうのはどうですか?」

 間

患者2「先生!…いいですね、それ!最高ですよ。」
医者 「それはどうも…。」
 
 患者2、医者と固い握手

患者2「どうして今まで思いつかなかったんだろう〜。ありがとうございました。
    これから就職先を探してきます!」
医者 「頑張って下さいね。あっ!でも、くれぐれも正体がバレないように気をつけて。」
患者2「はい、分かってます。ありがとうございました。」

 患者2 退場

医者 「なんだったんだ、今の患者は…。」

看護婦「先生、次の患者さん入ります。」
医者 「あっ、はい、どうぞ。」

 患者3 登場

患者3「失礼します。」

 患者3 周りをキョロキョロ見回す

医者 「???どうしました?」
患者3「なにか、気配が…」
医者 「はっ??…なんの気配ですか?」
患者3「いえ、なんでもないです。」
医者 「今日は、どうしたんですか?」
患者3「えっ?」
医者 「ですから、今日はどうなさいました?」
患者3「いや、違いますけど…。」
医者 「えっ?」
患者3「いえいえ。違うんです。病気です。かなりの病気です。」
医者 「どういった症状ですか?」
患者3「誰にも言いませんか?」
医者 「えっ?…はぁ」
患者3「実は私…。自分がショッカーなんじゃないかって思ってるんです。」
医者 「そうですか…。」
患者3「えっ?!驚かないんですか?」
医者 「えぇ、別に…。今日はちょっと色々ありましたので…。」
患者3「色々?」
医者 「いえ、こちらの話です。それで、どうして自分はショッカーだと
    思うんですか?」
患者3「それが、誰かに命令されると「ヒー!」って言ってしまうんですよ。」
    (ヒー!は動作付)
医者 「…。」(唖然)
患者3「先生?」
医者 「すみません。で?」
患者3「はい?」
医者 「あなたはその…「ヒー」ですか。それで自分がショッカーではないかと
    思うんですか?」
患者3「はい。仕事上、命令されたときに出てしまうんで、困っているんです。
    どうしたら治りますか? 」
医者 「それは…ここではなくて、精神科ではないでしょうか?」
患者3「精神科は、行きました。行きましたけど治りませんでしたので、
    手当たり次第の病院に行っているんです。」
医者 「そうですか…。けど、こちらでも治しようがありませんけど…。」
患者3「やっぱり…。私は、このままショッカーとして生きていかなければ
    ならないのですね…。」(泣)

患者2声「先生!先生!」
看護婦「ちょっと困ります。只今他の方の診察中ですので…。」
医者 「どうしたんですか?」

 患者2 登場

患者2「先生!仕事が見つかりましたよ。仮面ライダーに変身できるって言ったら、
    すぐに採用でした。本当にありがとうございました。先生のおかげです。」

 患者2と医者 固い握手

患者3「仮面ライダー???」
医者 「それは良かったですね。今、診察中ですので後にして頂けますか?」
患者2「あっ!すみません。それじゃまた来ます。」
患者3「ちょっと待ってください!」
患者2・医者「はい?」
患者3「あなた、仮面ライダーなんですか?」
患者2「えぇそうですけど…。」
患者3「うおぉぉ!」
医者 「ど、どうしました?」
患者3「仮面ライダーここであったが100年目。今こそ決着をつける時だ。」
医者 「○○さん落ち着いて下さい。」

 医者が患者3を抑えこむ

患者2「どうしたんですか?この人。100年目って…。」
医者 「えっと、説明しづらいんですけど、実はこの方ショッカーなんです。」
患者2「えぇ!!!まじですか?!」
医者 「はい、まじです。」
患者2「良かった。ちょうど、適役がいなくて困ってたんですよ。良かったら、
    一緒に仕事しませんか?」
患者3・医者「えっ??」
患者2「いいコンビになると思うんですけど…。どうですか?」
患者3「どうですかって…。私、ショッカーですよ?」
患者2「私は仮面ライダーですが、今の時代では普通に暮らすことは難しい
    ですよね?先生が教えてくれた就職先なら、一生食べていけますよ?
    なんせ、仮面ライダーは永遠ですからね。」
患者3「そうですけど…。」
医者 「いいじゃないですか。多分他にお二人を治せる方法は無いと思いますし、
    これなら周りを気にすること無く生きていけますよ?」
患者2「そうですよ!一緒にやりましょうよ!」
患者3「…。そうですね。やってみますか。」
患者2「よし!そうと決まったら、これから一緒に仕事場に行きましょう!
    紹介しますから!」
患者3「はい」
患者2「よかった。じゃあ、早速行きましょう。先生ありがとうございました。」
医者 「いえ、私は何も…。」
患者3「私もありがとうございました。これからは彼と頑張っていきたいと
    思います。」
医者 「二人とも頑張って下さいね。あっ!でも、くれぐれも正体がバレないように
    気をつけて。」
患者2・患者3「はい、失礼します。」

 患者2・患者3 退場

看護婦「先生、今日の患者さんは終了です。」
医者 「はぁ〜(ため息)終わった。」

 医者 椅子に座った状態でうな垂れる。 スポットライト

医者 「真っ白だ、真っ白に燃え尽きたぜ…。」


暗黙


〜ここからはやってもやらなくても可〜
舞台がまた明るくなり、仮面ライダーになった患者2とショッカーになった
患者3が登場
ショッカーは、お客さんを巻き込んで、「ヒー」の練習をしてみる
二人の戦うシーンを入れる
最後は、仮面ライダーの歌を歌いながら退場する



コメント(3)

あまりにも、れおんさんらしくて
ショッカーが登場した時には思わず笑ってしまいました。
アレルギーと言うより職業病なのでは!?(笑)でも本当にありそうですね
後楽園の職員に
やけに正義感が強いとか
黒い全身タイツをはかないとおちつかないとか

まぁどっちにしろ最大の被害者は医者ですね
ジョーーーと叫びたくなりました。今の時代どんな病気もありえるから
発想はなかなか良いと思います♪
クリスさん>
ご感想ありがとうございます。
そうですねぇ〜アレルギーというか、なんというか、
突発的行動なんでww
黒い全身タイツをはかないと落ち着かないなんて、
その発想も面白いですよ(笑)

こんな患者がいたら、医者も大変だろうなぁ〜っと(笑)
最後は、もうギャグですね。なぜかジョーがでてきたんです。

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