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西国観音霊場巡礼コミュの西国第二十二番 補陀洛山 総持寺 【面白&お役立ち情報】

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お寺の基本情報(創建とか開祖とか)はネットやブログにたくさんアップされてるので、
ここでは、お寺の伝説とか面白い話、クチコミ、お得な事とか、ここ見といたら良いよとか
参拝される方が少しでも楽しくお参り出来たり、お役に立てそうな情報を頂ければ嬉しいです(^.^)

(写真:西国札所会様のHPよりお借りしました)
http://www.saikoku33.gr.jp/

コメント(8)

今年の10月から事務局が3番紀三井寺様に代わりましたが、それまでずっと事務局をされてたお寺です。
今の西国先達制度もここのご住職の御尽力によって成立されて、大変ご苦労されてました。
尊敬と共に、長い間、ありがとうございました。 と、心から申し述べたいです。
今日は、亀の恩返しのお話です。

総持寺は、藤原鎌足公の7代目の孫の、中納言藤原政朝(ふじわらまさとも)公により建立されました。
ご本尊は、亀に乗っておられる珍しい千手十一面観音様ですが、そのいわれは藤原政朝の父である藤原高房(ふじわらたかふさ)公から始まります。

今から千年ほど前のお話です。父・高房が出征をされ、京都から九州大宰府に向かう時の事です。
高房公が淀川を船で渡っていると、漁師たちが一匹の大亀を捕まえて殺そうとしている場面に出逢いました。日ごろから信仰心に篤い高房公は、これを見て大変哀れに思い、漁師たちから大亀を買い取って、淀川に放してやったのです。

次の日の朝、いよいよ船出という時に、乳母が高房に
「若君(政朝)が誤って川に落ちてしまわれました。」と、泣きながら申しました。
実は、継母と乳母が共謀して若君を亡き者にしようと企み、川へ突き落したのでした。
ですが、そうとは知らぬ高房は、ただただ嘆き悲しみ「観音様、今まで私は一心に信心してきました。どうか、もう一度、我が子に合わせて下さい。 もし、この願いを叶えて下さるならば、必ずや観音様を刻み、お堂を建ててお祀りいたします。南無大慈大悲観世音菩薩、南無大慈大悲観世音菩薩、南無大慈大悲観世音菩薩。」
と、一心にお願いいたしました。
するとどうでしょう!!
突然、死んだと思われていた若君が、昨日 高房が助けた大亀の背中に乗って無事に帰って来たではありませんか。
そして約束どおり、高房・政朝親子が協力して総持寺が建立されました。

このようなことから、総持寺の観音様は大亀の背中に乗っておられるのです。
亀の恩返しの話は、全国に有るそうですが、総持寺のお話が一番古いといわれています。
また、観音様を刻まれるにあたっても、不思議な幸運が重なりました。その話は、また今度・・・・


また、その後のこと。戦国時代にも不思議なことが起こります。
織田信長の兵火にあって お堂が焼かれた時、ご本尊にも火が移りました。そして、不思議なことに足元だけしか焼けなかったのです。
この時から「火除観音」としても、多くの信仰を集めたそうです。

総持寺の御開帳の日、本堂内陣でお詣り致しますと、下半身だけ火事で焼かれた当時のま
まの観音様にお目にかかることができます。
千手十一面観音様の お腹の辺りまで黒くなり、足の方などは真っ黒ですが、それでも大亀の上にしっかり立っておられます。
本当に不思議なことだと有難く思うのは、私だけではないはずです。
 
どうぞ、一度は総持寺の観音様の御開帳の日に行かれたらと思います。
きっと不思議な力を感じることができると思いますよ♪
御詠歌 「おしなべて 老いも若きも 総持寺の ほとけの誓い 頼まぬはなし」

総持寺の千手観音様は、亀に乗った観音様として有名で、子育て観音様、火除け、厄除け観音様と呼ばれています。また、開山中納言山蔭卿は本尊像立に際し、千日間に亘り料理を御供えした縁により包丁道の祖として、祀られています。毎年4月18日には、中納言様の後賓前に於いて、包丁式が行われます。
9月1日に頂いた総持寺の復刻版の御朱印です。 江戸時代、納経帳に押印されたものを、総持寺に現存する当時の印章および、天保三年(1832年)の納経帳から復刻したそうです。中央の本尊印には、江戸時代にお唱えされていた御本尊の御真言「ノウマクバザラタラマキリクソワカ」が刻まれているんですよ〜
中西御住職が教えて下さいまして
「江戸時代はね、今と違って真ん中には梵字の御真言が刻まれていたらしいんです。そして、御真言も現在のとは少し違います。とても珍しいものなので思い切って復刻したんです。どおぞ、頂かれて帰って下さい。」
いつお逢いしてもメチャメチャ紳士な方で、大好きな御住職様の一人です。

今年から5年間、西国札所草創1300年記念記念行事として行われるそうで、納経所で申し出るといただけるそうです。
総持寺さんには実は奥の院があります。

境内北門を出て近くのJRの踏切を渡った先、墓地の一角にひっそりと藤原山蔭卿の御廟があり、こちらが奥の院となっています。

善男子善女人の眠る一般的な墓地ですので、マナーを守ってお参りください。

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