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哲学 Φιλοσοφιαコミュの共産主義について

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共産主義を古代(新約文書、使徒行伝あたり)からマルクス・エンゲルスとその解釈(いわゆる第三の道)まで追いたいと思います。
ちなみに、私はいわゆる唯物論の共産主義者や教条主義者でないので、純粋に哲学的なことだけです。
一応、原典からやりますが、柄谷先生や的場先生の本からでも、現代思想や女性おしゃれ雑誌からでも結構です。まあ、立場は「マリークレール」誌の編集長という位です(^^;。
因みに、昔の北の国、半島の北の国とか西の国は半ば封建的社会主義国で、共産主義の国ではないです。
もっとも、後世の西洋に影響を与えたのは以下の文とも云われます。
新約文書 使徒行伝 1955口語訳
2:44 信者たちはみな一緒にいて、いっさいの物を共有にし、
2:45 資産や持ち物を売っては、必要に応じてみんなの者に分け与えた。
2:46 そして日々心を一つにして、絶えず宮もうでをなし、家ではパンをさき、よろこびと、まごころとをもって、食事を共にし、
2:47 神をさんびし、すべての人に好意を持たれていた。
2:44 παντες δε οι πιστευοντες ησαν επι το αυτο και ειχον απαντα κοινα

2:45 και τα κτηματα και τας υπαρξεις επιπρασκον και διεμεριζον αυτα πασιν καθοτι αν τις χρειαν ειχεν

2:46 καθ ημεραν τε προσκαρτερουντες ομοθυμαδον εν τω ιερω κλωντες τε κατ οικον αρτον μετελαμβανον τροφης εν αγαλλιασει και αφελοτητι καρδιας

2:47 αινουντες τον θεον και εχοντες χαριν προς ολον τον λαον ο δε κυριος προσετιθει τους σωζομενους καθ ημεραν τη εκκλησια

余り知られてませんが、プラトンも共産主義について述べてます。
まずまずの説明サイト
http://philosophy.hix05.com/Plato/plato05.state.html

共産主義について
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
共産主義
きょうさんしゅぎ
communism

語源はラテン語の communis (共同の,共有の) にある。これを最も一般的に定義すると,私有財産制を廃止して,全財産を社会全体の共有にしようとする思想または運動であるといってよい。コミュニズムという用語は,19世紀に成立したが,財産共有の願望は文明の発生とともにあった。その意味で,原始キリスト教やプラトンの『ポリテイア』,T.モアの『ユートピア』,T.カンパネラの『太陽の都』,ディッガーズや G.バブーフの思想などは,いずれも共産主義の先駆であった。だが現代的意味での共産主義はマルクス,エンゲルスによって確立されたものである。彼らは共産主義者同盟 (1847設立) の委嘱を受けて『共産党宣言』を起草し,1848年に発表した。これは史的唯物論に基づいて,階級闘争によるプロレタリアートの勝利や共産主義の必然性などを宣言したものである。さらにマルクスは 91年の『ゴータ綱領批判』において,共産主義社会への移行の問題を論じている。すなわちプロレタリア革命後過渡的に「各人が能力に応じて労働し,労働に応じて分配する」を原則とする低次の共産主義段階ないしは社会主義的段階が現れる。その次に「能力に応じて労働し,必要に応じて分配する」を原則とする段階が現れるが,これが高次の共産主義段階であるとされる。しかし総じてマルクスの分析は資本主義のメカニズムの分析が中心であり,彼にとって未来の社会である共産主義社会は明示的に示されることはなかった。その意味で共産主義がコミューンの実現として現実問題化するのはロシア革命の成功とコミンテルンの創設をまつことになる。

https://kotobank.jp/word/%E5%85%B1%E7%94%A3%E4%B8%BB%E7%BE%A9-52649

「現代的意味での共産主義はマルクス,エンゲルスによって確立されたものである。」
「,財産共有の願望は文明の発生とともにあった。」
使徒行伝の作者のルカによれば願望でなく、初代教会の現実ですね。
「 マルクスの分析は資本主義のメカニズムの分析が中心であり,彼にとって未来の社会である共産主義社会は明示的に示されることはなかった。」

多少矛盾もありますが、非常に優れた分析ですね。しかし、歴史性も感じられます。
「 その意味で共産主義がコミューンの実現として現実問題化するのはロシア革命の成功とコミンテルンの創設をまつことになる。」
そして、唯物論による共産主義への移行計画は挫折し、半ば封建的な社会主義国として、自壊することになる訳です。
プラトン「国家」(Πολιτεία、Rebulic)についてやはり、基礎ははwikiだと思います。
偏りがない
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%AE%B6_(%E5%AF%BE%E8%A9%B1%E7%AF%87)

Πολιτεία
http://www.perseus.tufts.edu/hopper/text?doc=Perseus:text:1999.01.0167
UTF8も探します

近代以後の文献(日本語がないですが、)
https://www.marxists.org/xlang/marx.htm

コメント(227)

>>[186]

ユダヤの方ですな。
中共は、フランスの真似をして、
一国家一ネーションへ爆進中。

漢民族ではなく、「中華民族」を押し出してますな。
日本と同じで、良い学習者ですな。
>>[189]

フランスが、革命後にブルターニュのケルト系や、
アルザスのドイツ系、
南フランスのラテン系を弾圧して、
王党派農民を虐殺したのを、
中共はあの規模で真似してる。

満州民族なんかもはや絶滅寸前。
>>[191]

いや、それを言い出したら、
ロシアもヨーロッパやアメリカ大陸の諸国家も、日本も南北朝鮮も虐殺はしてますよ。
中東やアフリカなんか目も当てられない。
>>[193]

ロシアであったユダヤ人虐殺はポグロム(ロシア語で破滅の意から)、
アメリカの「海への進軍」とか、
韓国の「四・三」事件とか、
まあ、象徴的な言葉になったのはありますよ。
>>[197]

そりゃ、人口が少なければ人間は希少資源で人権が尊重され、
多ければただの統計になるのは、
今までの歴史が示す通り。
>>[199]

キリスト教を統制下に置こうと必死だし、
儒教が割と復興してるし、
どうなるかは分からないですな。
>>[201]

…つーか、マルクス通りなら、
米英で社会主義革命が起こりこそすれ、
20世紀のロシアや中国で起こるはずがないんですなあ。
>>[204]

いや、資本主義も別に誰かがデザインしたわけではないですよ。
マルクスは資本主義の分析をしただけで、
社会主義経済がどうなのかを分析したわけじゃない。

レーニンはソビエトを国家資本主義と言ってましたがねw
需要を上げるには、アソシエイトの社会を形成しないと難しい。分配なくして、需要のための資金は生まれない。僅かな富裕層だけでは需要は限られている。。

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