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哲学 Φιλοσοφιαコミュのインターネット・コミュニケーション と 哲学。

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相変わらず初心者レベルからあまり進化していませんワタクシですが、

インターネット・コミュニケーションについて、哲学ではどう語られているのかな、と思いまして、トピを立てさせていただきました。


https://libir.josai.ac.jp/il/user_contents/02/G0000284repository/pdf/JOS-18801536-0702.pdf

一部抜粋。

インターネット・コミュニケーションにおける公共性研究に関する一考察辻智佐子・辻 俊一・渡辺 昇一

1.問題提起本稿は, インターネットにおける公共性問題の視点からインターネット上のコミュニケーションについて考察することを目的に, 関連する先行研究を整理・分析したうえで, インターネットのもつ構造的特性を考慮に入れ, インターネット・コミュニケーションのもつあらたな公共性の可能性を探ってみたい。

今回, 公共性に着目した理由は, 前稿において 「インターネット上の被害に対する法的判断が同一の事案についても地裁と高裁でインターネットに対する見方が異なったために変わってしまうという現状を受けて, 情報発信者の責任の範囲を明確化する法制度を整備するためにも, インターネットにおけるコミュニケーション行為について社会的共通理解が必要であること」 (辻他,33要旨本稿は, インターネット・コミュニケーションについて考察をすすめるために, インターネット上の公共性問題をとり上げ, まず, 多くの研究者が公共性概念としてハーバーマスの 「公共圏」 論に着目する背景を説明し, おもな先行研究を整理した。 つぎに, 整理した内容をふまえて, 個人の自律性を前提とするインターネット 「公共圏」 の構築という解釈に対して, インターネットのもつ構造的特性ゆえに個人の自律性を 「公共圏」確立の条件にすえることは困難であると述べた。 そして最後に, 自律的な個人に依拠したインターネット 「公共圏」 ではなく, インターネットが自律的な中間組織の形成と活動を促す点に注目し, インターネット・コミュニケーションのあらたな公共性の可能性について言及した。

(一部抜粋)

公共以外にも、とらえどころはあると思います。

よろしくどうぞ。

コメント(43)

>>[2] 早速コメントありがとうございます。インターネットの使い方のルールについて各国の比較をしたら興味深い何かが得られるかもしれませんね。

インターネットと言えばそういえば、監視の問題もありますね。

あと、規制とか。(去年の記事ですが)
世界で進むSNS規制 いま何が起きているのか、専門家に聞いた https://globe.asahi.com/article/12503818
ポーランドボールでも、史実と違うジョークがアップされたら、
憤ったアメリカ人が長文で抗議してきたりしてるから、
批判の量そのものの差ではないんでしょうな。

度胸の差、と言うべきか。
>>[4]

若い世代は覚えてるか知りませんが、
日本のネット黎明期には、
ネチケット、つー形で、今よりはるかにローカルルールが多かったんですなあ。

今は皆さん、自由にやられていて、
結構な話。
ルールでガチガチに固めて、
ルール逸脱者を皆で制裁する、
つーのが日本語圏で、

ルールは緩やかで、
なんか文句あるならかかってこいや、
個人同士で戦うぞ、
つーのが非日本語圏かもしれませんな。

あくまでも比較の話ですが。
0番について書くと、発足は軍事連絡網だったことは別にして、ネットはもともとアンダーグランドなものだったと思います。それが映画「マトリックス」の世界だったわけです。ディスコで踊り、パンクないでたち
>>[10]
そのネットが商用化され、参加者の層が広がり年少者までが熱中しだすと倫理、公共性というものが叫ばれ、掟が必要になるわけです。
マジレスで哲学との関係も触れておきます。
この分野は仕事と関係深い情報工学が主ですが、哲学・思想はNTTコミュニケーションが出している専門書(2000年前はまだ、資金豊富なのかポストモダニズムとか理念的なものがやたら多かった)と、西垣さんの本を比較的読みましたね。すでに多少古いですが。

『ネットとリアルのあいだ 生きるための情報学』ちくまプリマー新書、2009
これは最近、動画になっている。
https://ocw.u-tokyo.ac.jp/lecture_798/

『集合知とは何か ネット時代の「知」のゆくえ』中公新書、2013
>>[10]
マトリックスといえば、よくできている映画「マトリックス」シリーズの本やサイトがあります。

https://www.hasegawadai.com/logic/%E5%93%B2%E5%AD%A6%E7%9A%84%E8%80%83%E5%AF%9F-%E3%82%A6%E3%82%BD%E3%81%A0/%E8%80%83%E5%AF%9F13-%E6%98%A0%E7%94%BB-%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E5%93%B2%E5%AD%A6%E7%9A%84%E8%80%83%E5%AF%9F%EF%BC%91/




実際に20年前前は確かにネットの世界というのはこの世界、哲学だったと思います。。
いつのまにか、エージェント、スミスの世界に
5Gで、武漢へのトラックを遠隔自動運転する中国と、
履歴書に未だに手書き信仰が残る日本。

なんだかなあ。
この辺の話題に関係ありそうな番組のお知らせがありましたのでご紹介です。

丸山俊一
@shunzzzz1
「欲望の時代の哲学」ご視聴ありがとうございました。

再放送決まりました。
第一夜「欲望の奴隷からの脱出」
第二夜「自由が善と悪を取り違えるとき」
第三夜「闘争の資本主義を越えて」
14日(土)15時〜、3本連続で認識の冒険へ。
https://nhk.or.jp/docudocu/program/91878/1878374/

#欲望の時代の哲学 #欲望の資本主義

SNS社会の中、増幅する欲望、怨恨、そして分断。コミュニケーションツールとして期待を集めたデジタルメディアこそが私たちの社会を壊しているとガブリエルは指摘する。なにゆえに人々の心をむしばんでいるのか?カント、ヘーゲルを引きつつその本質を明らかにしていく。カントが考えた「自由意志」という概念、その先にある「目的の王国」とは?ドイツ伝統の哲学に新たな生命を吹き込むことで、現代人の心の問題を解き明かす。
>>[12] 興味深い資料ありがとうございます。
[12] でアリアさんに紹介していただいた


>『ネットとリアルのあいだ 生きるための情報学』ちくまプリマー新書、2009
これは最近、動画になっている。
https://ocw.u-tokyo.ac.jp/lecture_798/

動画を途中まで今見ました。西垣先生なかなかチャーミングだなと思いました(^^)
他の本も読んでみたいです。

話の内容はどこまで、私が理解出来てるかわからないのですが、

今ほったらかしにしてるのですが、ジュディスバトラーを読みかけていて、身体性の話が出てきていてーバトラーはバトラーの文脈の中の身体性について話をしてると思いますが、ネットでなぜバトラーは身体性にこだわるのか、今はインターネットもあるのに、こだわりすぎるんじゃないかと書いてる人がいて、文脈読めてない人だなあと私はなんとなく思っていたんですけど、西垣さんの話を聞いてると、インターネットが使える時代だからこそ身体性って言うのが重要になるのかしらんとか思ったりもしました。



>>[17]
紹介をありがとうございます。丸山俊一さんというと、以前このコミュでも書いたマルクス・ガブリエルについての「欲望の時代を哲学する」(NHK出版新書)を立ち見したことがあります。
つーか、欲望の時代でなかった時代など、
人類にあったのかねえ。
>>[25]

近代国家の帰属意識が異常なだけで、
人類の平常運転。
>>[29]

う〜ん。

19世紀ぐらいまでは、自国軍を離れて、他国の将校になったり、
パスポートが自国以外の国からでも発給されたりしてたから、
単に20世紀が特異なだけですよ。
>>[32]

なら、薄れたのではなく、元に還っただけでは?
>>[26]
今日は地味に朝トレをストレッチとXバイクで済まし、カフェごはんを朝昼作った以外は論文を進めてました。雪が吹雪く天気でしたが、今は小降り。

>近代国家の帰属意識が異常なだけで、
人類の平常運転。
**
私もその状態が良いと思いますが、少し異なる意味でその通りと思います。
国家への帰属というのは近代の概念で、現代は国民意識(主権者責任)の希薄ということかと思います。国家が国民に帰属するわけですから。


インターネットコミュニケーションと、身体性の話で少し思い当たったのですが、文字でやり取りする場合、匿名の存在同士の議論は、どこまでどのように有効と考えれるものなのでしょうか。
学校を休校するにあたり、
フランスは国による通信教育へと切り替えさせた。
中国とアメリカはネット授業へ動いた。

一方、日本は、子供が外に遊びに行き、老人が取り締まれとわめいた。
アナログによる効果はないことはない。
イスラエルでは、授業にパソコン端末を導入したが、学力が下がってしまった。
何故か。
よーは、デジタル疲れと言う奴で、
脳の未発達な子供は、五感による刺激が必要で、
大人みたいに、動画のなかから必要な情報を取捨選択するのは必要以上に疲れるのだ。

実際、乳幼児の頃から、教育ビデオを山ほど見せた子供より、
母親が一緒になって(別に父親でも兄姉でも良いが)、
本を読み聞かせた子供の方が、
言語能力の発達が進んでいるとするデータもある。

だが。

香川県みたいに、
「最終的には、デジタルメディアから子供たちを離れさせましょう」
みたいな動きは行き過ぎ。

音読に効果がないとは言わない。
キンドルみたいな電子図書ではなくて、
紙にこだわる気持ちも分かる。

だが、日本のアナログ信仰は少し異常。
二十七万円の型落ちパソコン配ってる場合ではない。
そんなにアナログ信仰を拗らせるなら、
ユークリッド幾何をガチガチに授業に入れれば良いのに、
思考力や論理性の育成を鍛える方には行かないんですな、この国。
自民党の考えが見え見えですなあ。
まあ、ツイッターで妖怪アマビエの画像を広げて、コロナウィルスに対するお守り代わりにしよう、とかいう国だから、仕方ないか。

関数計算機で消費税の計算するような使い方しか出来ないのかもしれない。
犬に聖なるもの、ですな。
最近、SNS中毒になってない? :新型コロナウイルスの時代のライフスタイルとは(テクノロジーと人間編) @wired_jp https://wired.jp/2020/03/27/covid-19-series-2-tech-human/

いまの時代に求められる新たなライフスタイルを探るべく、メンバーシップ記事からテーマごとに厳選し期間限定で無料公開する連載第2回目は、中毒性のあるSNSを切り口にテクノロジーと人間のあり方を考える。元グーグル社員のトリスタン・ハリスや哲学者ユヴァル・ノア・ハラリのオピニオンを紹介。って言う記事がありました。

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