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哲学 Φιλοσοφιαコミュのゲティアの反例(知識とは何か)

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岸さんは、山口県の県庁の求人に応募しましたが、
岸さんは、受かるのは佐藤さんに違いないという正当化された信念を持っていました。

また、岸さんは、佐藤さんのポケットに、10枚の硬貨があるという正当化された信念を持っていました。

そこで岸さんは、論理から、山口県県庁に採用されるのは、ポケットに硬貨10枚が入ってる人だと結論づけました。

しかし、実際に山口県県庁に採用されたのは岸さんでした。

彼は気付いてませんでしたが、実は岸さんのポケットにも硬貨10枚が入っていたのです。

すなわち、岸さんは、正当なる真の信念を持っていたことになります。
しかし、もちろん、これは知識にはならない。

知識とは、三部構成説、つまり、一、ある物事を信じるためには、それを信じてなければならない、
二、それは真でなければならない、
三、それが真であるという信念が正当化されなければならない、
という条件を満たすものとされています。

岸さんの信念は、真で、かつ正当化されているのに、
何故知識ではないのでしょうか。

コメント(67)

>>[26]

>もちろん竹島も北方領土も日本領だし、

それって、信仰告白ですか?
>>[28]

そうなる。

国際社会は実効支配してる側が強い。
武力以外で領土が返還された例は、
奄美大島や沖縄、小笠原諸島など僅か。

関税法では北方領土は外国扱いです。

目に見えない観念を支持するとき、
人は宗教者ですよ。
仮に日本の自衛隊が竹島の韓国軍を追い払って奪還しても、
日本は立派に侵略国になる。

尖閣諸島が日本領なのは現実だが、
北方領土と竹島が日本領だというのは観念的な話。

無論、日本共産党みたいに、
サンフランシスコ平和条約の一部破棄による、

「全千島は日本領」

つーのも、主張するのは悪いわけではない。
正直、ロシア人がウラル山脈の東側にいる事自体おかしいとも思う。

しかし、現実は違う。
ドイツの「東方領土」と同じで、
日本が韓国やロシアに武力で勝利しない限り、
奪還はほぼ無理。

特にロシアの場合、
日本はソビエト崩壊時の好機もスルーし、
二島先行返還論もひっくり返し、
北方領土二分案も蹴っている
(仕方ないが)。

ロシア側は別に日本に譲歩しないといけない理由もないので、
どーしよーもない。
まあ、日本に有利すぎるサンフランシスコ平和条約を破棄して、
南樺太や南極に対する領土要求をすべきだと主張したりするのは勝手ですけど…
知識とはなにかを話をしていたのでは‥‥
>>[33]

トピズレしてしまいましたな。
失礼。
元に戻します。

つーわけで信仰告白に等しい。
>>[27]

>韓国では違うふうに教えられていることと、したがって両国の間に対立があることまで知っていることも知識のうちですね。

それはそれで知識ではあると思いますが、そのことが「竹島は日本固有の領土である」という信念を知識たらしめる正当な根拠とはならないのはお分かりだと思います。
>>[36]

親から「神さまは存在する」と教えられて育った子と、「神さまは存在しない」と教えられて育った子の、それぞれの存在・非存在についての教えられた通りの認識が果たして〈知識〉と呼べるのか否かという問題は、〈知識〉の定義にもよりますね。
これらは知識ではないとする時の知識の定義と、これらも知識であるとする時の知識の定義は違いますね。
ある狭い共同体の中でだけ知識として評価されるものと、共同体と他の共同体の照らし合わせを経た上でそれでも確かな知識として評価されるもの。
>>[41]

左派で言えば、史的唯物論みたいなもんですな。
>>[46]

では、人類がまだ到達してない技術である、
縮退炉(小型ブラックホールがホーキング輻射で蒸発するときのエネルギーで、
水を沸騰させてタービンを回す)については、
「知識」と言えますか?
普通の核融合が知識で、
常温核融合が知識ではない理由は如何?
>>[49]

しかし、人類が滅亡するまでに縮退炉をつくれなければ、
空想と同義ですよ?
>>[53]

そんな事は自明。

しかし、知識として成り立つ三部構成説が成り立つから、
反例なわけ。

数学のあらゆる定理は、その公理系の公理から必然的に導出される。
つーか、数学的には同値。
定理の方を公理にしたら、元の公理を定理として導出出来る。

しかし、公理からの結果を全て人類が把握してるとは限らない。

例えば、自然数を定義するペアノの公理には欠点があって、
実はペアノの公理を満たす〈数〉の体系は無限にある。

ある公理系が与えられた時、そこから派生するコロラリーや定理は、
人類が把握してようがしてまいが、全て完全に決定される。

では、この公理系から導出されるはずの未知の定理は、どの時点で知識になるのか。

繰り返すが、人類が証明を思いつこうとおもいつかまいと、
その定理は公理と同値であって、公理系の形成時点で自動的に存在する。
>>[57]

イデアではないですぞ?

全ての定理は、その公理系の公理と同値。
イコール。
その公理系が与えられた時、必然的・自動的にその定理も成立する。
たとえば、フェルマーの定理。

あの定理は、実数が定義され、代数などについての公理が与えられた場合、
その時点で成立する。
フェルマーの定理から、代数についての公理を導出も出来る。

しかし、フェルマーが余白に証明を書かなかった時、
あるいは現代数学が駆使されて証明された時、
一体どの時点で、フェルマーの定理は知識になるのか。
たとえ人類がウホホと草原を駆け回ってる時代でも、
その公理系からフェルマーの定理は成立してる。
人類の頭脳や観測手段に拠らない。
つーか、ビッグバン以前から成り立つ。
何故ならそれは論理の必然的帰結であって、宇宙の状態に拠らないから。

排中律を前提とする論理体系が、
ビッグバンから三十秒間は成立しないか、と言えば成立するに決まってる。

>>[56]

人間がすでに言語的・概念的に把握しているものは知識でしょうが、その既存の知識から導き出せるものでも、人間が実際にまだ導き出しておらず言語的・概念的に把握するに至っていないものは、いまだ知識とは言えないのではないでしょうか。
>>[61]

言語的・概念的に把握したら、知識になると仰いますが、
たとえばユニコーンなどは、それがどのような「生物」か、
イメージも把握も容易です。

では、ユニコーンについて「知ってること」は知識でしょうか?
>そこで岸さんは、論理から、山口県県庁に採用されるのは、ポケットに硬貨10枚が入ってる人だと結論づけました。しかし、実際に山口県県庁に採用されたのは岸さんでした。彼は気付いてませんでしたが、実は岸さんのポケットにも硬貨10枚が入っていたのです。


自分が着目している事態や重要視している事態が、必ずしも他者(試験官)も着目していたり重要視している事態だとは限らない。
岸さんは自分が着目し重要視しているそのことを試験官も着目し重要視している決定的なポイントだろうと早合点してしまった。思い込んでしまった。狂信してしまった。
自分と他者のそれぞれの見方には大きな違い、ズレがあるかもしれないという可能性に私たちは常に心を開いておかねばなりませんね。
>>[63]

人から「ユニコーンて何?」と聞かれて答えられる人と、ユニコーンなんて初めて耳にしたから「知らな〜い」と答える人とを比べたなら、前者は明らかに私たちの文化の中でユニコーンがいかなるものとして語られたり描かれたりしているか知識があると思います。
>>[66]

ユニコーンがいかなるものかの想像についての知識はあっても、
ユニコーンに対する知識はないでしょ。

中国古典にある、「龍の飼育法を学んだ人」みたいな話
(ある人が何年もかけて「龍の飼育法」を学んだが、
実際に龍はいないので、何の役にも立たなかった、つー話)

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