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哲学 Φιλοσοφιαコミュのフランス革命の意義

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かつて、マルクス主義全盛の時代は、二段階革命のひとつ、プロレタリア革命に至る前のブルジョア革命として、フランス革命は評価されました。
実は冷戦時代、フランスに次いでフランス革命の研究が進んでいた国は日本なんですな。

また、丸山真男ら戦後民主主義者らも、
お馴染みの、「西欧は市民革命を経たから」云々という言説で評価してました。
ハイチ革命とその結果がスルーされていたのはお約束。

さて、めでたくソビエトも崩壊し、
ポスト・ポストモダンを迎えるとする日本、ないし先進国において、
フランス革命は、一体なんであったと思いますか?

コメント(303)

つーか、日本だけなんですな。

フランス革命政府の恐怖政治を含めて、
フランス革命やフランスの政体に甘々なのは。

ミッテランなんざごく極右、
戦前は右翼のクロアド・フー、
戦時中はペタン政府に関わり、勲章も貰ってる。

アルジェリア独立戦争時点でも拷問を直接支持したのはミッテラン。

それが何故か左派としてドゴールと大統領の地位を争い、
日本でも彼に右翼のイメージはない。

何故フランスには激甘なのか理解に苦しみますな。
ハンナ・アーレントの著書は別として、イリアさんの他の主張は学問的にはあまり聞かないような気がします。典拠は?
>>[266]
辻さんの小説は文學界でつまみ読みしたことがあるくらいです。三部が未完でしたね。その後、編集者篇が出たようです。
書評がありますね。
http://www.shinchosha.co.jp/sp/book/646912/
>>[265]

ベルナール・アンリ・レヴィの
「フランス・イデオロギー」。
ミシェル・ヴィノック
「ナショナリズム・反ユダヤ主義・ファシズム」。

福田和也の「奇妙な廃墟」
もどうぞ。
日本で学問的に聞かないのはある意味当然で、
日本って、フランスに次いでフランス革命の研究が盛んで、
かつ、肯定的に見てるから。

何故ならプロレタリア革命の前のブルジョア革命として、
戦後日本では現在進行形の話だったわけね。
フランス革命政府による農民虐殺すら知られてない。

まあ、ガラパゴスですな。
つーか、下手したらロベスピエールの恐怖政治すら日本じゃ肯定的に見られたりしかねないし。
>>[273]
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/福田和也
「デビュー後もしばらくは「ファシストのパンク右翼」を自称し、『日本クーデター計画』を出版するなどして世の良識を逆撫でするような発言を繰り返した。また、ファシズムの思想史的意義を強調する一方で「失敗したファシズムが丁度良い」[4]などと発言する。」
>>[10]
芦沢さんのコメント読みました。
意義でなく批判だった訳で、コメントした私が悪い。
回れ、後ろ
訂正
ミシェル・ヴィノックは書かれている通り読む日本の論者いるが、学者と少し違うような気もします。
まあ、ミシェル・ヴィノック、いやエコールドポリティク自体、アカデミーでなく、政治職業大学だと関係者は考えるが。ノルマル以下も同様。
>>[276]

そりゃ、ファシストだろうがナショナリストだろうが学問の自由はあるw
まあ、個人や思想性を攻撃し始めるのは、日本人らしい行動。

やはりアリアさんも典型的な日本人ですな。
ブロテスタントではない。
ドイツはファシズム以前は政治的には保守主義。
しかも、我がルター派が関与。

どこかの学者が、古プロテスタントはカトリックと本質的には変わらない、
支配者の教会だと主張してましたな。

帝政ドイツ時代は、最初の近代革命は、フランス革命ではなくて、
ルターの宗教改革だと主張され、
「我らの心の中のパリ」を捨てるようにドイツ臣民に勧めた。

ワイマール共和国時代、ドイツのルター派は不遇だった反動で、
ナチスの勃興に沈黙で答えた。
中には、ドイツ的キリスト者運動に参加した連中もいたが。
今のドイツには、カトリックからルター派に改宗する人が少なくないらしい。

何故か。

カトリックはトランスネーションなんですな。
多様性前提。

それに対して、ドイツのルター派は、「ドイツ人しかいないルター派教会」に安らぎを求めようとする。
カトリックの国家横断性に疲れたドイツのが、ルター派の保守主義に安らぎを求めるんですな。

カトリックとルター派の夫婦だと、
子供にはルター派の洗礼を授ける率が高いそうな。

一般的な日本人が、神社やらに安らぎを感じるのと同じ。

ただ、あくまでもドイツのルター派の話で、
別にアメリカや日本のルター派は保守主義でもなんでもない。
日本の教会は最初から国家横断性があるから
(宣教師や、在日韓国人など)、
日本の保守主義の受け皿にはならない。
アメリカのそれはリベラルの極みみたいな感じだし。
戦後ドイツの大統領は、権限はないが、国民に語りかける、牧師のような役割を期待される。

ヴァイゼッカーやガウク(2012年に就任したが、彼はそのものずばりルター派の牧師でもある)。

一言で言えば、マルティン・ルターの役割を期待されてるわけね。

まあ、メルケルもルター派牧師の娘だが。
古プロテスタントの国と、
新プロテスタントの国は、投票日で区別出来るw

たとえば、ドイツでは休日たる日曜日に投票がなされる。

ところが、アメリカでは大抵、火曜日。
日曜日は安息日なので、投票すらしてはならない、と考えてた人が多数派だった名残り。
月曜日だと、アメリカの投票場の設置傾向の関係で、日曜日に出発しないと間に合わない人たちが出てくる。
だから火曜日。

また、説明責任。
日本では全く果たされないが、アメリカでは説明責任と訳されるアカウンタビリティーが重視される。

このアカウンタビリティーというのは、元々神学用語なわけね。

何かと言えば、神の最後の審判の時に、自分の人生についてアカウンタビリティーをして、
その裁きを仰ぐ、つー概念からきてる。

ルター派は信仰義認なので、これはそこまではない。
日本のルター派は、リベラルのアメリカ・ルター派を経由して形成されたりしてるが
(保守的な北欧派もあるが)、
神学思想などはドイツから影響を受けている。

だから、アメリカやドイツとも違う、日本独自のルター派になっているわけです。

閑話休題。
>>[290]

ユグノー追放以後は、ヤンセン主義、
つまりカトリックの予定論者たちのイズムが浸透して、
フランス革命の基盤の一つになったそうな。

ルター派の保守主義とどう違うかと言うと、
ルター派は二王国論、つまり、世俗と教会は分離して対立せず、なわけね。

ところが、カルヴァン主義以後、ヤンセン主義もそうだが、キリストの王国論を考え始める。
行政の聖化というヤツね。
世俗の是正を信徒が求め始める。

これが、環大西洋革命の原動力になったんですな。
なかなか興味深いのは、
ナポレオン戦争時代、フランスが制圧してたスペインで、
対仏ナショナリズムを煽っていたのが、
カトリック教会なんですな。

フランス革命で、フランス国内での特権を失ったカトリックが報復の手段として、
スペイン・ナショナリズムを煽った。

後に帝政ドイツは、カトリックのオーストリアを追放して、
プロテスタントのプロイセン主導で成立した。
その時、ビスマルクがやるのが、文化闘争、つまりカトリック弾圧なんですな。
ま、直接的には、プロイセン領内のポーランド人のゲルマン化を図ったわけです。

そして、ポーランド・ナショナリズムを煽ったのが、やっぱりカトリック教会なんですな。

カトリックは地味に仕事をしてるw
>>[282] ・おはようございます!!多少なり介在させて頂きます!!
>そりゃ、ファシストだろうがナショナリストだろうが学問の自由はあるw
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◇:この上記、記述に関しての事ですが、確かに「両者」共に「学問研究の自由」は、当然に認められる事象でしょうが、しかし、これが、その「座標軸」とでも呼べる「基準」を「サペリオアなる人権」という意味付けを与えて、その「座標軸」においての比較検討致しますと、そのときには、かならずしも「ファシスト」と「ナショナリズム」との、相互比較的なる「同値性」というものは消えてしまい、むしろ「superior」な側が、どちらかにより「有位」なスタンスとして現われてくるような気もするのですけれども・・・???
・以上です!!!

>>[295]

コミュニストやアナキストにも、
学問の自由はあるさw
>>[296]
しかし、コミュニスト、アナキスト、ファシストはアカデミーでは滅多見ない。ナショナリストも少ない。
マルクス的な分析者、フェビアン、主義は多数だが。
>>[297]

むう。
ついこの間まで、マルクス経済学が大手を振って講義されてた国の人とは思えぬセリフですな。
>>[298]
宇野先生や大内先生はどこもコミュニストじゃないと思いますが。マルクスの分析論を用いて経済いただけと思います。
確かにそう見える廣瀬先生とかはいましたが?
>>[299]

マルクスを使ってる時点で化石w
イデオロギーに染まった人間だと判断せざるを得ないw
コミュニストという表現が嫌なら、
戦後日本の文脈で、容共、とか言っておきましょうか?
僕は反共になりますな。
ファーストダージリンとキャラメルマシュルームでティータイムにしました。甘い香りのするロング缶ピースを吸って休憩中。
私は信条に染まらないのと同じく、マルクスの教条には全く染まる気がしませんが?
マルクス主義者に分配の哲学を語れば、搾取の分配しかこの世界にはないというくらいです。分配の制度の重要性を見落としてます。
ただ、製造業主体の時代のマルクスの資本主義分析は 正確だと思います。その分析をもとに打ち出されたエンゲルス以下の教条にはいくつもの難点があります。
労働法もなかった時代の産物であったことは確かです。
最近云われるように、マルクスとエンゲルス以下の関係はイエスとパウロ以下の関係です。
フランス革命の精神は定着、メーデーで反乱?

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6281087
【5月2日 AFP】フランスの首都パリでメーデー(May Day)の1日、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領の公共部門改革に抗議するデモ行進の最中に、覆面姿の若者らがマクドナルド(McDonald's)店舗や車両に放火するなどして暴徒化し、300人近くが逮捕された。

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