マルティン・ハイデガー（Martin Heidegger、1889年9月26日 - 1976年5月26日）
エトムント・フッサールの現象学の他、イマヌエル・カントからゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲルへと至るドイツ観念論、そしてセーレン・キェルケゴールやフリードリヒ・ニーチェらの実存主義に強い影響を受け、独自の哲学理論を発展させた。実存主義哲学における重要な思想家とされるだけでなく、20世紀大陸哲学の潮流における最も重要な哲学者の一人とされる。
現象学の手法を用い、存在論を展開した。その思想の中心的努力は、解釈学的現象学、現象学的破壊、存在の思索といった時期とともに変遷する特徴的思索をもって、伝統的形而上学を批判し、「存在の問い(die Seinsfrage)」を新しく打ち立てる事に向けられた。ヘルダーリンやトラークルの詩についての研究でも知られるが、これらは後期思想と密接に結び付いている。
後の実存主義などにも多大な影響を及ぼし、その多岐に渡る成果は、彼の影響を直接にうけた弟子たちが後に現代哲学に多大な足跡を残した事、またハイデッガー以後の哲学者たちが、彼の著作から新しい思索の可能性を発展させた事により、ドイツだけではなく20世紀の世界の哲学・人文諸科学にもっとも重大な影響力を及ぼすものとなった。また1930年代に一時的にせよ彼がナチスへ肯定的な発言をしたことも、彼の哲学がたびたび緊迫した論争の主題へ上ることと関わっている。しかし彼は再び表舞台で発言することになる。それは彼の哲学が与えた影響の大きさを物語っている。
以上ウィキペディアから。
う〜ん、個人的にはあまりに難物過ぎて手が出ない人なんだよな。
まったく守備範囲外なんで正直なんもわかりません。
ハンナさんの件とかナチの件とかいろいろ変な人だし。
ただ重要な哲学者だってことだけは解る。
そういうわけで、この人のこうゆうところがえらくてすごい！というあたりを、読んだ人に語ってもらおうという魂胆です。
エトムント・フッサールの現象学の他、イマヌエル・カントからゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲルへと至るドイツ観念論、そしてセーレン・キェルケゴールやフリードリヒ・ニーチェらの実存主義に強い影響を受け、独自の哲学理論を発展させた。実存主義哲学における重要な思想家とされるだけでなく、20世紀大陸哲学の潮流における最も重要な哲学者の一人とされる。
現象学の手法を用い、存在論を展開した。その思想の中心的努力は、解釈学的現象学、現象学的破壊、存在の思索といった時期とともに変遷する特徴的思索をもって、伝統的形而上学を批判し、「存在の問い(die Seinsfrage)」を新しく打ち立てる事に向けられた。ヘルダーリンやトラークルの詩についての研究でも知られるが、これらは後期思想と密接に結び付いている。
後の実存主義などにも多大な影響を及ぼし、その多岐に渡る成果は、彼の影響を直接にうけた弟子たちが後に現代哲学に多大な足跡を残した事、またハイデッガー以後の哲学者たちが、彼の著作から新しい思索の可能性を発展させた事により、ドイツだけではなく20世紀の世界の哲学・人文諸科学にもっとも重大な影響力を及ぼすものとなった。また1930年代に一時的にせよ彼がナチスへ肯定的な発言をしたことも、彼の哲学がたびたび緊迫した論争の主題へ上ることと関わっている。しかし彼は再び表舞台で発言することになる。それは彼の哲学が与えた影響の大きさを物語っている。
以上ウィキペディアから。
う〜ん、個人的にはあまりに難物過ぎて手が出ない人なんだよな。
まったく守備範囲外なんで正直なんもわかりません。
ハンナさんの件とかナチの件とかいろいろ変な人だし。
ただ重要な哲学者だってことだけは解る。
そういうわけで、この人のこうゆうところがえらくてすごい！というあたりを、読んだ人に語ってもらおうという魂胆です。
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コメント(207)
>>[142] ｜少し「介在」させて頂きます！「存在」の概念に関しましての「介在」です。
｜令和３年４月２８日『（量子力学における）確率波の概念』：kochi-atago
Written by, コロンブス・クリス理 （５０歳代）「理学士」｜
一般に量子力学における基本概念は
CΨ＝Ψ ｛Cは複素数，Ψは波動関数の意味｝
そして任意の時間に、この「確率波Ψ」を観測したとすると、その瞬時に「波束が収縮」して、任意の観測数値「α」を示します。｛但しこれは近年の量子コンピュータの考えは外しています。｝
しかしこの「収束値」は、観測を行った途端の瞬時に、次の時間には、波本来の「確率波」という「関数の形」へと、その姿を戻して変えてしまいます。
ですので、通常は「確率の波」として「任意の空間領域中」を「確率関数の波Ψ」として「領域中を�牘砲い任い襦鼻廚�のような「確率波の存在Ψ」が、任意の観測時に、あたかも「Ψ＝CΨ＝α」（このときに現れた「α」とは「現実の数値」）として１点に収縮して現れるが、それは「CΨ＝α」として「観測」された途端に、その波は元の「確率波Ψ」へと、その存在の形を変えて元通りの「関数の波」へと、その姿を戻して行くようです。
これが「量子力学」という「近代物理学」の１分野が示します「確率波」という「波動関数Ψ」の挙動する姿な訳です。以上です。
〔参考文献〕：小出昭一郎：物理学（三訂版）：裳華房：２００１年
：中嶋貞雄：量子力学�機Ν供Т簀判馘后В隠坑牽看�
｜令和３年４月２８日『（量子力学における）確率波の概念』：kochi-atago
Written by, コロンブス・クリス理 （５０歳代）「理学士」｜
一般に量子力学における基本概念は
CΨ＝Ψ ｛Cは複素数，Ψは波動関数の意味｝
そして任意の時間に、この「確率波Ψ」を観測したとすると、その瞬時に「波束が収縮」して、任意の観測数値「α」を示します。｛但しこれは近年の量子コンピュータの考えは外しています。｝
しかしこの「収束値」は、観測を行った途端の瞬時に、次の時間には、波本来の「確率波」という「関数の形」へと、その姿を戻して変えてしまいます。
ですので、通常は「確率の波」として「任意の空間領域中」を「確率関数の波Ψ」として「領域中を�牘砲い任い襦鼻廚�のような「確率波の存在Ψ」が、任意の観測時に、あたかも「Ψ＝CΨ＝α」（このときに現れた「α」とは「現実の数値」）として１点に収縮して現れるが、それは「CΨ＝α」として「観測」された途端に、その波は元の「確率波Ψ」へと、その存在の形を変えて元通りの「関数の波」へと、その姿を戻して行くようです。
これが「量子力学」という「近代物理学」の１分野が示します「確率波」という「波動関数Ψ」の挙動する姿な訳です。以上です。
〔参考文献〕：小出昭一郎：物理学（三訂版）：裳華房：２００１年
：中嶋貞雄：量子力学�機Ν供Т簀判馘后В隠坑牽看�
>>[169] ｜早速の「レス」をありがとうございます！
｜私の方と致しましても、「存在」に対しまして、他に心当たりがあります所在と言えば：「知の論理」：小林康夫／船曳建夫｛編｝：東京大学出版会：1996年頃発行の「当時」私が「JR中央線沿線」に暮らしておりました当時に「開かれた知」という「広告」と共に、９０年代半ばにおける「東京大学」様からの「一般社会」への（一種の）「最高学府」からの「知の�猜燭蕕温坩戞匹�、一般書店におきましても「行われました」（書店販売という意味において）。ですので、この「知の論理」を私は（積読的に）所持しておりました為に、この５月に入りましてからの「GW」中に「存在」に関しましての「哲学」や「論理学」？等の方面からの「読書」を行ってみたいと予定致しております。・・・今、暫くお待ちください！♪
｜私の方と致しましても、「存在」に対しまして、他に心当たりがあります所在と言えば：「知の論理」：小林康夫／船曳建夫｛編｝：東京大学出版会：1996年頃発行の「当時」私が「JR中央線沿線」に暮らしておりました当時に「開かれた知」という「広告」と共に、９０年代半ばにおける「東京大学」様からの「一般社会」への（一種の）「最高学府」からの「知の�猜燭蕕温坩戞匹�、一般書店におきましても「行われました」（書店販売という意味において）。ですので、この「知の論理」を私は（積読的に）所持しておりました為に、この５月に入りましてからの「GW」中に「存在」に関しましての「哲学」や「論理学」？等の方面からの「読書」を行ってみたいと予定致しております。・・・今、暫くお待ちください！♪
｜上記「１７０」に対しましての「加付」作業です！どうぞよろしくお願い致します！
｜以下の記述は，ある意味「存在」と「無」に関する考察とも記述できるでしょうか？
｜令和３年４月２９日『 量子力学的な状態 』：kochi-atago
Written by, 「コロンブス・クリス理」（５０歳代）：「理学士」｜
一般に古典力学における粒子の状態は、位置と運動量がその基礎的な物理量として与えられる。エネルギ−，角運動量，その他すべての物理量は位置と運動量の関数で表わされて、位置と運動量を与えれば，あらゆる物理量の値が決まってしまう。
これに対して量子力学では、力学系の状態は波動関数で表わされる。例えば電子についても位置や運動量を問題にすることは出来るので、その意味では電子を粒子と見てもよいのですが，電子が他方で示す波動性を説明するためには電子の状態は波動関数で表わされると考える必要がある。
波動関数Ψは，一般に空間座標軸ｘ，ｙ，ｚ及び時間ｔの関数である。ここでは簡単のためにΨがｘとｔの関数である場合を考える。なおｃが０でない複素数であるとして，「ＣΨ」と「Ψ」とは同じ状態を表わすものとする。
今電子がΨで表わされる状態にあるとして時刻ｔに電子の位置を測定すると、測定値がｘとｘ＋ｄｘの間にある確率は、一般に
｜Ψ（ｘ，ｔ）｜2ｄｘ −−−− （８−１）
に比例する。ここでいたるところΨが０ならば、その存在確率も０になってしまう。
｛∴ ｜Ψ（ｘ，ｙ，ｚ，ｔ）｜2ｄｘｄｙｄｚ＝０ ｛４Ｄでの「０」｝
量子力学では，電子の状態を表わすΨが決まっていても，物理量を測定したときに得られる測定値は一般には確定しない。
もっと正確に表すと、同じΨで表わされる状態にある電子のサンプルを多数用意して，各サンプルについて，例えば位置を測定するとサンプル毎にいろいろな測定値が得られるのである。（このようなサンプル全体のことをアンサンブルという。）｜（理論的に予言できることはいろいろな測定値の得られる確率だけである。）
この確率はΨで表わすことが出来るのであって，問題とする物理量が位置である場合には（８−１）式で与えられる。このようにΨは物理量に関する統計的情報の担い手（確率振幅）という抽象的な量なのであるが，それにもかかわらず波動関数と呼ばれるのは，古典論で波動の特徴と見なされた重ね合わせの原理が，Ψにも当てはまるからである。つまりΨ1，Ψ2が，それぞれ量子力学的な状態を表わす波動関数であり，Ｃ1，Ｃ2の複素定数であるとき，線形結合
Ψ＝Ｃ1Ψ1＋Ｃ2Ψ2
もまた，量子力学的な状態を表わす波動関数である。｛但し，Ψが至るところ０になる場合はこれを除くものとする。｝
〔参考・引用文献〕：小出昭一郎：物理学（三訂版）：裳華房：２００１年
：中嶋貞雄：量子力学�機Ν供Т簀判馘后В隠坑牽看�
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「Thank you very much.」｜｜｜♪
｜以下の記述は，ある意味「存在」と「無」に関する考察とも記述できるでしょうか？
｜令和３年４月２９日『 量子力学的な状態 』：kochi-atago
Written by, 「コロンブス・クリス理」（５０歳代）：「理学士」｜
一般に古典力学における粒子の状態は、位置と運動量がその基礎的な物理量として与えられる。エネルギ−，角運動量，その他すべての物理量は位置と運動量の関数で表わされて、位置と運動量を与えれば，あらゆる物理量の値が決まってしまう。
これに対して量子力学では、力学系の状態は波動関数で表わされる。例えば電子についても位置や運動量を問題にすることは出来るので、その意味では電子を粒子と見てもよいのですが，電子が他方で示す波動性を説明するためには電子の状態は波動関数で表わされると考える必要がある。
波動関数Ψは，一般に空間座標軸ｘ，ｙ，ｚ及び時間ｔの関数である。ここでは簡単のためにΨがｘとｔの関数である場合を考える。なおｃが０でない複素数であるとして，「ＣΨ」と「Ψ」とは同じ状態を表わすものとする。
今電子がΨで表わされる状態にあるとして時刻ｔに電子の位置を測定すると、測定値がｘとｘ＋ｄｘの間にある確率は、一般に
｜Ψ（ｘ，ｔ）｜2ｄｘ −−−− （８−１）
に比例する。ここでいたるところΨが０ならば、その存在確率も０になってしまう。
｛∴ ｜Ψ（ｘ，ｙ，ｚ，ｔ）｜2ｄｘｄｙｄｚ＝０ ｛４Ｄでの「０」｝
量子力学では，電子の状態を表わすΨが決まっていても，物理量を測定したときに得られる測定値は一般には確定しない。
もっと正確に表すと、同じΨで表わされる状態にある電子のサンプルを多数用意して，各サンプルについて，例えば位置を測定するとサンプル毎にいろいろな測定値が得られるのである。（このようなサンプル全体のことをアンサンブルという。）｜（理論的に予言できることはいろいろな測定値の得られる確率だけである。）
この確率はΨで表わすことが出来るのであって，問題とする物理量が位置である場合には（８−１）式で与えられる。このようにΨは物理量に関する統計的情報の担い手（確率振幅）という抽象的な量なのであるが，それにもかかわらず波動関数と呼ばれるのは，古典論で波動の特徴と見なされた重ね合わせの原理が，Ψにも当てはまるからである。つまりΨ1，Ψ2が，それぞれ量子力学的な状態を表わす波動関数であり，Ｃ1，Ｃ2の複素定数であるとき，線形結合
Ψ＝Ｃ1Ψ1＋Ｃ2Ψ2
もまた，量子力学的な状態を表わす波動関数である。｛但し，Ψが至るところ０になる場合はこれを除くものとする。｝
〔参考・引用文献〕：小出昭一郎：物理学（三訂版）：裳華房：２００１年
：中嶋貞雄：量子力学�機Ν供Т簀判馘后В隠坑牽看�
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>>[151] ｜GWにも入りましたので、早速ですが、記載事項のご検証をよろしくお願い申し上げます！
｜令和３年５月２日『ハイデガー』：kochi-atago
Written by, コロンブス・クリス理 （５０歳代）「理学士」
ハイデガ−は西洋哲学の歴史を特徴付ける一連の誤りがあると述べてそれを形而上学と呼んだ。ハイデガ−によると形而上学はプラトンが存在を概念的知識の対象として扱い「存在それ自身」を１個の存在者のように考えていたことが誤りだという。
西洋哲学はこの誤り――（迷い）−−に幾度となく陥ってきたという。
世界が何らかの形で壊れるまで，人も自分たちで作ってきた世界に浸っていた事に気づかない。それでハイデガ−は存在とは「無」あるいは「ないもの」というような表現をするらしいのですが。
人間は存在という出来事を誤って解釈し、自分たちで作ったものを存在と置き換えることで、この概念を隠そうとする。
こうした手口・行為が無理と知ると人はニヒリストになる。
ハイデガ−にとって存在とは個々の存在者が自らを開示することでありこれを現存在と呼んだ。ハイデガ−は存在を本質的に時間的であるという
〔参考文献〕：哲学の道具箱：長滝祥司／廣瀬・訳：
｜令和３年５月２日『ハイデガー』：kochi-atago
Written by, コロンブス・クリス理 （５０歳代）「理学士」
ハイデガ−は西洋哲学の歴史を特徴付ける一連の誤りがあると述べてそれを形而上学と呼んだ。ハイデガ−によると形而上学はプラトンが存在を概念的知識の対象として扱い「存在それ自身」を１個の存在者のように考えていたことが誤りだという。
西洋哲学はこの誤り――（迷い）−−に幾度となく陥ってきたという。
世界が何らかの形で壊れるまで，人も自分たちで作ってきた世界に浸っていた事に気づかない。それでハイデガ−は存在とは「無」あるいは「ないもの」というような表現をするらしいのですが。
人間は存在という出来事を誤って解釈し、自分たちで作ったものを存在と置き換えることで、この概念を隠そうとする。
こうした手口・行為が無理と知ると人はニヒリストになる。
ハイデガ−にとって存在とは個々の存在者が自らを開示することでありこれを現存在と呼んだ。ハイデガ−は存在を本質的に時間的であるという
〔参考文献〕：哲学の道具箱：長滝祥司／廣瀬・訳：
なぜ空は青いのかと言うと、カントの言う通り、空自体に青という色が付いているわけではなく、人間が色眼鏡を掛けて空に青く色付けをしているにすぎません。
それは脳損傷して色盲になれば虹色の七色も未分化に退行して世界が白黒二色にしか見えなくなってしまう、ということからも言えます。
脳も神経も持たない単細胞生物アメーバには視神経も視覚もないから、単細胞生物アメーバにとっての世界には白黒二色への分化すらなくて、視覚という感覚ばかりか五感への分化もない単細胞生物アメーバの世界には、生存にとって有益か有害かのみを知り分けさせるような意味構造の分化しかないのでしょう。
生命の本質は自己の存亡が気掛かりであるという知性の自己言及構造にある、ということを、ハイデガーは不安が根本気分である、という言い方で言い表しました。
死に向かってまっしぐらに突進している不安な人間存在であることの自覚が、存在者を存在者たらしめている存在の意味を明らかにする、ということは、生への関与性に応じた意味を付与されることによって成り立たしめられる用具的存在者を客体的存在者と思い誤って、客体を自存する物体であるかのように錯視して、客体が一つの心の表象する主観と表象される客観という二つへの自己分裂の結果としての主観にとっての客観にすぎないことに気付けないでいたことを、人間存在が世界に付与していた意味を無意味に帰せしめる死を先駆的に覚悟することによって、思い知らされる、ということだと思います。
人間存在のおのれの存在可能性に収斂する道具連関が意味連関であり、用具的存在者が客体的存在者に堕することで存在者によって覆い隠されて見失わせられていた、存在の意味が、無意味を背景として浮き彫りになることこそは、世界内部的存在者の存在の意味や価値を感じられるようになって外界の他者の心についての不感症に陥っていた非本来的自己が本来的自己に立ち返ることなのではないでしょうか。
共感性を取り戻して他の人の心を意気に感じて動くことのできる心性を培って、自分のやりたいことを張り切ってやっているままが他人のためになることを頑張ってやっていることになるような他人本位の自分になって、夏目漱石の言う則天去私の境地に至ることを、もしドイツ国民全員で成し遂げることができたら、人間と人間との関係が労働によって物と物との関係に成り下がる人間の物化を、心の物象化を、乗り越えることができて、理想社会は実現する、と考えて、自分がナチスの先頭に立って陣頭指揮を取れば理想にドイツ社会を近付け得る、と夢想した気持ちに、嘘偽りはなかった、と自負していたことが、ハイデガーが最期までナチスに加担したことへの謝罪の一言も言わなかった理由だったのかもしれません。
それは脳損傷して色盲になれば虹色の七色も未分化に退行して世界が白黒二色にしか見えなくなってしまう、ということからも言えます。
脳も神経も持たない単細胞生物アメーバには視神経も視覚もないから、単細胞生物アメーバにとっての世界には白黒二色への分化すらなくて、視覚という感覚ばかりか五感への分化もない単細胞生物アメーバの世界には、生存にとって有益か有害かのみを知り分けさせるような意味構造の分化しかないのでしょう。
生命の本質は自己の存亡が気掛かりであるという知性の自己言及構造にある、ということを、ハイデガーは不安が根本気分である、という言い方で言い表しました。
死に向かってまっしぐらに突進している不安な人間存在であることの自覚が、存在者を存在者たらしめている存在の意味を明らかにする、ということは、生への関与性に応じた意味を付与されることによって成り立たしめられる用具的存在者を客体的存在者と思い誤って、客体を自存する物体であるかのように錯視して、客体が一つの心の表象する主観と表象される客観という二つへの自己分裂の結果としての主観にとっての客観にすぎないことに気付けないでいたことを、人間存在が世界に付与していた意味を無意味に帰せしめる死を先駆的に覚悟することによって、思い知らされる、ということだと思います。
人間存在のおのれの存在可能性に収斂する道具連関が意味連関であり、用具的存在者が客体的存在者に堕することで存在者によって覆い隠されて見失わせられていた、存在の意味が、無意味を背景として浮き彫りになることこそは、世界内部的存在者の存在の意味や価値を感じられるようになって外界の他者の心についての不感症に陥っていた非本来的自己が本来的自己に立ち返ることなのではないでしょうか。
共感性を取り戻して他の人の心を意気に感じて動くことのできる心性を培って、自分のやりたいことを張り切ってやっているままが他人のためになることを頑張ってやっていることになるような他人本位の自分になって、夏目漱石の言う則天去私の境地に至ることを、もしドイツ国民全員で成し遂げることができたら、人間と人間との関係が労働によって物と物との関係に成り下がる人間の物化を、心の物象化を、乗り越えることができて、理想社会は実現する、と考えて、自分がナチスの先頭に立って陣頭指揮を取れば理想にドイツ社会を近付け得る、と夢想した気持ちに、嘘偽りはなかった、と自負していたことが、ハイデガーが最期までナチスに加担したことへの謝罪の一言も言わなかった理由だったのかもしれません。
>>[174]
問題提起して下さってありがとうございます。
可視光線は、一定範囲の波長領域の電磁波で、電磁波は光子と呼ばれる素粒子によって出来ています。
素粒子は、すべての物の構成要素の最小単位です。
そして素粒子は自転していて、素粒子の自転は二回転して初めて元に戻るような自転で、一回転目で正負の符号が反転して二回転目でもう一回正負の符号が反転して、元に戻ります。
つまり、元の状態に-1を掛けることが一回転を意味して、(-1)×(-1)=1を掛けて元の状態に戻すことが二回転を意味します。
半回転が虚数単位√-1を掛けることで、もう半回転で√-1√-1=-1を掛けて一回転することになります。
つまり、半回転が実数方向を向いていた素粒子が虚数方向を向くことを意味しているというわけです。
このように、素粒子は目に見えない虚数空間内をくるくる回っています。
素粒子の回転は、目に見える具体的な物で出来た世界内に位置付けることはできないけれど、虚数という目に見えない抽象概念を使えば回転運動についての辻褄の合った計算処理だけはできるわけです。
目に見えない抽象概念は心の中にしか存在しないので、素粒子によって構成されている世界についての目に見える物で出来た世界像を描像することはできない、というのが、現代の科学的実在論の結論です。
目に見える物について記述しようとしたら、いつの間にやら、目に見えない心の中に踏み込んでいた、というのが、現代物理学が未踏の領域に乗り入れた結果でした。
このように、すべての物が心の内にしかないとすれば、すべての物象は表象で、外側から表面的に眺められれば物象として表象される対象は内側から共感的に追体験されれば心である、とする唯心論的世界観が成り立つことになります。
ハイデガーの存在観を、僕なりに整合的な世界観として成り立たせるとしたら、以上のような説明になります。
ちなみに、存在というハイデガー用語は、人間の言葉の存在喚起機能によって存在せしめられている存在のことを指し示して言っている場合もあり、それ以上大きな全体が存在しないような存在全体としての神のことを指し示して言っている場合もあり、一義的ではないので、注意が必要です。
問題提起して下さってありがとうございます。
可視光線は、一定範囲の波長領域の電磁波で、電磁波は光子と呼ばれる素粒子によって出来ています。
素粒子は、すべての物の構成要素の最小単位です。
そして素粒子は自転していて、素粒子の自転は二回転して初めて元に戻るような自転で、一回転目で正負の符号が反転して二回転目でもう一回正負の符号が反転して、元に戻ります。
つまり、元の状態に-1を掛けることが一回転を意味して、(-1)×(-1)=1を掛けて元の状態に戻すことが二回転を意味します。
半回転が虚数単位√-1を掛けることで、もう半回転で√-1√-1=-1を掛けて一回転することになります。
つまり、半回転が実数方向を向いていた素粒子が虚数方向を向くことを意味しているというわけです。
このように、素粒子は目に見えない虚数空間内をくるくる回っています。
素粒子の回転は、目に見える具体的な物で出来た世界内に位置付けることはできないけれど、虚数という目に見えない抽象概念を使えば回転運動についての辻褄の合った計算処理だけはできるわけです。
目に見えない抽象概念は心の中にしか存在しないので、素粒子によって構成されている世界についての目に見える物で出来た世界像を描像することはできない、というのが、現代の科学的実在論の結論です。
目に見える物について記述しようとしたら、いつの間にやら、目に見えない心の中に踏み込んでいた、というのが、現代物理学が未踏の領域に乗り入れた結果でした。
このように、すべての物が心の内にしかないとすれば、すべての物象は表象で、外側から表面的に眺められれば物象として表象される対象は内側から共感的に追体験されれば心である、とする唯心論的世界観が成り立つことになります。
ハイデガーの存在観を、僕なりに整合的な世界観として成り立たせるとしたら、以上のような説明になります。
ちなみに、存在というハイデガー用語は、人間の言葉の存在喚起機能によって存在せしめられている存在のことを指し示して言っている場合もあり、それ以上大きな全体が存在しないような存在全体としての神のことを指し示して言っている場合もあり、一義的ではないので、注意が必要です。
>>[181] ｜少し「介在」をさせて頂きます！
｜｜令和３年５月３日『デカルト達以降（フッサールも）の哲学者の立場』：kochi-atago
Written by, 濱田 敏博 （５７歳）「理学士」｜（C）｜
デカルトたち後半生の時代の哲学者達にとって，実体とは私たちが明晰に（合理的に）「思考する」限り（独立する）と見なすしか方法はないものを意味する．
∴ 「独立に合理的に思考する実体」．だからこそ、これを「量子物理学」的には「ｈν」＝「光子」からは「量子遷移」している「領域・要素」としての５次元要素と見なしてよいと仮定すれば「虚数i」が４次元領域とは異なって存在する何か新しい５次元要素？として「仮定」してもよいのではないだろうか？
故にこそ「量子力学的」な表記として
Ｅ5Ｄ＝∫εｈν（i）ｄε＝∫ε光子（i）ｄε＝∫εｈνiｄε
あるいは独立に存在することと見なすしか方法はない→そうなのだから、仕方なくても仮定的に、そうおいて間違いではない表記として「虚数i」を用いて表すならば
E5D＝∫εｈνiｄε＝∫ε光子（i）ｄε
のように表記して間違いではないのではないだろうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[追記]：遅れましたが，上記記述項目の中への追記です。
∫εｈν（i）ｄε ーーー ��
この�ー阿砲�いて、
｛光子＝ｈν となります｝
ｈは「プランク定数」
νは光の周波数 ｛ 「i」は虚数のことです。 ｝
εは任意のエネルギー
をそれぞれ意味しております。
・・・そして仮に「５次元世界」があると想定した場合につきましては、そのには（ボーズ粒子である）「光子」が「量子力学的」な「量子遷移」（量子力学上での）「光子の生成・消滅演算子」によって，（光子＝ｈν）が「１つ」生成された場合を考える訳ですね。
それが上記�ー阿琉嫐�する内容です。
そして、この時に、「電子（光子）」という形式になっている訳ですが｛電子が「エネルギー準位」を１つ落ちる時に「光子」を「１個」放出する現象が生じる為｝、これと同様な現象を類推しまして「光子」が「エネルギー準位」を「落ちる際」に（光子の媒介パラメター）たる「think粒子」という（架空の素粒子）が「光子」から「放出」されるのではないだろうか？という「考察」のもとに、一般に「光子（think）」という記述形式を取る訳です。
この時には「数学上」の「虚数i」を「物理学上」の「視座」より「think粒子」という「光子の媒介パラメター」に該当させている訳です。｛但し、あくまでも「think粒子」は今のところは「仮説」にしか過ぎません。以上です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〔参考文献〕：小出昭一郎：物理学（三訂版）：裳華房：２００１
長滝祥司／廣瀬：哲学の道具箱：共立出版：２００７
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[ADD]：この上記に記しました「光子」の（量子力学的な）エネルギー準位
のジャンプ（量子遷移）という事象こそが、肉体人間からの「死」への「エネルギー遷移」ではないか？と私は考えております！
・どうぞ、よろしくお願い申し上げます！！！
｜｜令和３年５月３日『デカルト達以降（フッサールも）の哲学者の立場』：kochi-atago
Written by, 濱田 敏博 （５７歳）「理学士」｜（C）｜
デカルトたち後半生の時代の哲学者達にとって，実体とは私たちが明晰に（合理的に）「思考する」限り（独立する）と見なすしか方法はないものを意味する．
∴ 「独立に合理的に思考する実体」．だからこそ、これを「量子物理学」的には「ｈν」＝「光子」からは「量子遷移」している「領域・要素」としての５次元要素と見なしてよいと仮定すれば「虚数i」が４次元領域とは異なって存在する何か新しい５次元要素？として「仮定」してもよいのではないだろうか？
故にこそ「量子力学的」な表記として
Ｅ5Ｄ＝∫εｈν（i）ｄε＝∫ε光子（i）ｄε＝∫εｈνiｄε
あるいは独立に存在することと見なすしか方法はない→そうなのだから、仕方なくても仮定的に、そうおいて間違いではない表記として「虚数i」を用いて表すならば
E5D＝∫εｈνiｄε＝∫ε光子（i）ｄε
のように表記して間違いではないのではないだろうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[追記]：遅れましたが，上記記述項目の中への追記です。
∫εｈν（i）ｄε ーーー ��
この�ー阿砲�いて、
｛光子＝ｈν となります｝
ｈは「プランク定数」
νは光の周波数 ｛ 「i」は虚数のことです。 ｝
εは任意のエネルギー
をそれぞれ意味しております。
・・・そして仮に「５次元世界」があると想定した場合につきましては、そのには（ボーズ粒子である）「光子」が「量子力学的」な「量子遷移」（量子力学上での）「光子の生成・消滅演算子」によって，（光子＝ｈν）が「１つ」生成された場合を考える訳ですね。
それが上記�ー阿琉嫐�する内容です。
そして、この時に、「電子（光子）」という形式になっている訳ですが｛電子が「エネルギー準位」を１つ落ちる時に「光子」を「１個」放出する現象が生じる為｝、これと同様な現象を類推しまして「光子」が「エネルギー準位」を「落ちる際」に（光子の媒介パラメター）たる「think粒子」という（架空の素粒子）が「光子」から「放出」されるのではないだろうか？という「考察」のもとに、一般に「光子（think）」という記述形式を取る訳です。
この時には「数学上」の「虚数i」を「物理学上」の「視座」より「think粒子」という「光子の媒介パラメター」に該当させている訳です。｛但し、あくまでも「think粒子」は今のところは「仮説」にしか過ぎません。以上です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〔参考文献〕：小出昭一郎：物理学（三訂版）：裳華房：２００１
長滝祥司／廣瀬：哲学の道具箱：共立出版：２００７
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[ADD]：この上記に記しました「光子」の（量子力学的な）エネルギー準位
のジャンプ（量子遷移）という事象こそが、肉体人間からの「死」への「エネルギー遷移」ではないか？と私は考えております！
・どうぞ、よろしくお願い申し上げます！！！
>>[200]
言われていることを了解できないことはないです。
たとえばプロパガンダによる大衆扇動を手段として使うということは、「計量可能」な力の行使なのは納得します（議会多数の占拠・経済合理性・中央集権による近代化等々も然り）。歴史上それが繰り返し現れる背景には、扇動者のみではなく一般大衆も嵌っているところのある考え方があるのだ。それが浮かび上がるプロセスを反省してゆくことが必要だし、できることでもある。そこに古代から続いている何かがあるんですよね。
ハイデガーが批判する以上は、その何かを特定し、別のあり方を対置しているはずだから、それをどう言い表せばいいのでしょうね。
知りたいならハイデガー読め、となるのでしょうが。「存在への問い」に深入りすれば解るのだとしても、その入り口というか、強力な動機が必要ではないでしょうか。
言われていることを了解できないことはないです。
たとえばプロパガンダによる大衆扇動を手段として使うということは、「計量可能」な力の行使なのは納得します（議会多数の占拠・経済合理性・中央集権による近代化等々も然り）。歴史上それが繰り返し現れる背景には、扇動者のみではなく一般大衆も嵌っているところのある考え方があるのだ。それが浮かび上がるプロセスを反省してゆくことが必要だし、できることでもある。そこに古代から続いている何かがあるんですよね。
ハイデガーが批判する以上は、その何かを特定し、別のあり方を対置しているはずだから、それをどう言い表せばいいのでしょうね。
知りたいならハイデガー読め、となるのでしょうが。「存在への問い」に深入りすれば解るのだとしても、その入り口というか、強力な動機が必要ではないでしょうか。
明治大学の池田喬が書いた「ハイデガー『存在と時間』を解き明かす」(NHKブックス)は近年出た中でも、とりわけ優れた入門書だと思います。
その池田先生の講演会が開催されます。
下記は三鷹市の「広報みたか」に２月５日号に掲載された情報です。
興味がある方はどうぞ。
■公開講座「ハイデガー『存在と時間』冒頭部を読む」★
［主催］哲学の小径
［日時］2月25日（土）午前10時〜11時
［定員］20人
［場所所］三鷹市生涯学習センター
［講師］明治大学文学部教授の池田喬さん
［参加費］200円（資料代）
［申し込み］同会［メール］nobu-w@soleil.ocn.ne.jp（先着制）
［問い合わせ先］渡邊TEL070-4190-8198
その池田先生の講演会が開催されます。
下記は三鷹市の「広報みたか」に２月５日号に掲載された情報です。
興味がある方はどうぞ。
■公開講座「ハイデガー『存在と時間』冒頭部を読む」★
［主催］哲学の小径
［日時］2月25日（土）午前10時〜11時
［定員］20人
［場所所］三鷹市生涯学習センター
［講師］明治大学文学部教授の池田喬さん
［参加費］200円（資料代）
［申し込み］同会［メール］nobu-w@soleil.ocn.ne.jp（先着制）
［問い合わせ先］渡邊TEL070-4190-8198
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