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哲学 Φιλοσοφιαコミュの宗教に対する哲学的アプローチ

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一神教(ユダヤ・キリスト教他)、仏教の様々な点についての哲学上(広く倫理、歴史他のいわゆるPHDの範囲)の学問的な批判をします。ニューアカ的な文も歓迎ですが、呟きは避けて下さい。
私はユダヤ教、主に旧約文書の問題を検討予定。
予め、ワープロ、エディターなどで原稿を書いてから書き込んで下さい。(トピ削除になっても゙良いように)

コメント(5)

旧約聖書、イスラエルの成立についての歴史(哲学)的考察
「旧約聖書には、「神と人間」の契約、モーセに率いられたエジプトからの脱出、カナン (パレスチナ)に定住した後の、ダビデ、ソロモンにいたる国家的発展の歴史が書かれている。しかし、旧約聖書が編纂されたのは、バビロン捕囚から帰還し教団が確立されたのちであり、そこに書かれた「歴史」は、実際は、この時点から再構成ないし創造された物語でしかない。つまり普遍宗教としてのユダヤ教は、ユダ王国が滅ぼされ捕囚としてバビロンに連れて行かれた人々の間で成立したのだが、それが始原に投射されたのである。
ユダヤ民族は、多数の遊牧民部族の盟約連合体としてはじまった。そのとき、彼らはエホバの神の下で盟約を結んだ。しかし、これは例外的な事態ではない。 メソポタミアの都市でもギリシアのポリスでも同様である。多部族が一つの都市国家を形成するとき、新たな神を信奉するというかたちをとるのである。それは社会契約の一形態である。したがって、ユダヤ民族の「契約」だけを特別視することはできない。」

柄谷行人氏はベーグルエン賞を日本でただ一人受賞されてます。いわゆるノーベル哲学賞です。
https://www.asahi.com/sp/articles/ASR5R5QVHR5MUCVL032.html
長くなるのであとに付加
>>[1]
ベーグルエン→バーグルエン賞
バーグルエン哲学・文化賞の贈呈式後、審査委員の汪暉(ワン・フイ)さん(左)らと記念撮影に応じる柄谷行人さん(中央)=2023年4月27日、東京都港区、嶋田達也撮影
バーグルエン哲学・文化賞の柄谷行人さん 世界で何が評価されたのか
田島知樹 真田香菜子
2023/5/25
 哲学者の柄谷行人さん(81)が4月、米シンクタンク、バーグルエン研究所から2022年の「バーグルエン哲学・文化賞」を贈られた。「哲学のノーベル賞」を目指して創設された賞だが、柄谷さんの思想のどんな点が国際的に評価されたのか。
「マルクスの思想の抜本的な再解釈」
 「民主主義、ナショナリズム、資本主義の本質に迫る。その貢献は世界的な民主主義の危機を迎える今日、特に訴えるものがある」。バーグルエン賞の審査委員で中国・清華大学人文社会科学学院長の汪暉(ワンフイ)さんは、4月に東京都内で開かれた贈呈式の式辞で、柄谷さんの思想についてこう語った。

 汪さんは柄谷さんの業績を「マルクスの思想の抜本的な再解釈」とした。従来のマルクス主義の考えに大胆に挑戦して、「生産様式」ではなく「交換様式」という独自の概念で歴史の展開を捉えた点を評価した。

 交換様式には、A=互酬(贈与と返礼)、B=服従と保護(略取と再分配)、C=商品交換(貨幣と商品)、A〜Cとは次元の異なるDの四つがあると柄谷さんは説く。どの交換様式が支配的かによって社会のありようが決まる。Aなら氏族社会、Bは国家、Cは資本主義、そしてDは「Aを高次元で回復した何か」としてあらわれるという。

 汪さんは、古代ギリシャはじめ、柄谷さんの「哲学史の再解釈」にも言及し、「彼は批評家であり続けた。最初は文学、そして建築、哲学、そして最終的には世界史の構造について批評した。彼は批評のための新しいエネルギーを探し続けた」と述べた。」
>>[1]
「哲学の起源」(柄谷行人、岩波書店、2012年.8ページ)
>>[1]
「哲学の起源」(柄谷行人、岩波書店、2012年.8ページ)
略歴 wikiより
「1965年、東京大学経済学部卒業。
1966年5月6日、「思想はいかに可能か」が第11回五月祭賞評の評論部門の佳作として『東京大学新聞』に掲載される。筆名は原行人。
1967年3月、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。修士論文は“Dialectic in Alexandria Quartet”(「アレクサンドリア・カルテットの弁証法」)。
4月、國學院大学非常勤講師に就任。5月15日、「新しい哲学」が第12回五月祭賞の評論部門の佳作として『東京大学新聞』に掲載される。筆名は柄谷行人。
1968年、日本医科大学専任講師に就任。 」
その後、法政大学専任講師、・教授
>>[2]
柄谷は普遍宗教の機能面に注目し、次の社会はAが脱構築された普遍的な社会とされていると解釈されている。図らずも移行するという、社会改良主義の流れをとっている。

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