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【男気】 黒田博樹ガンバレ!!コミュの2016年は球界最高額の年俸

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野球黒田、球界最高俸で更改 2億円増の6億円は歴代3位タイ

広島の黒田博樹投手(40)が17日、広島市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、2億増の6億円でサインした(金額は推定)。14日にオリックスの金子千尋投手(32)が、推定年俸5億円プラス出来高で更改。黒田は現時点でこれを超え、球界最高年俸者となった。

「サイン?しました。すごく想像以上に評価をしていただいた。あとの金額は球団の方に聞いて下さい。成績だけじゃなく、1年間チームにとってプラスになったというところを、評価していただいた」

今季は右足首痛、右肩痛に悩まされながら、26試合の登板で11勝8敗。防御率2・55の成績。終盤は中4日登板など、シーズンを通してフル回転した。オフは現役続行か引退か、去就で熟考した。

先月30日には「燃え尽きた思いもある」とも話していたが、今月8日に「来年もやります」と球団に伝え、現役続行の意思を固めていた。

「優勝したかったので、そういう意味で無力感はありますけど、これだけ多くの方に声援をしていただいた。(広島に)帰ってきてよかったと思います」

ポスティングシステムを利用して、エース前田健太投手(27)のメジャー移籍が確実。名実ともに来季も柱として期待される。日米通算193勝で、200勝まで残り7勝。プロ20年目、41歳で迎える2016年シーズンへ「年齢からいうと来年で41歳になる。簡単なことではないですが、新しい1年。プレッシャーもありますけど、やらないといけない気持ちがある。立場を考えれば、しっかりした成績を残さないといけない。

最高のパフォーマンスをしてチームに貢献したい」と誓いを立てた。

日本球界での歴代最高年俸は佐々木主浩の6億5000万円。続いて松井秀喜の6億1000万円。黒田は阿部慎之助(巨人)の6億円に並び、歴代3位タイとなった。

広島はこの日の黒田の契約で、ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す前田を除く、全選手の契約交渉を終えた。

写真
契約更改交渉前に、改修中のグラウンドに行きマウンドをチェックする広島・黒田博樹(中央)=マツダスタジアム(撮影・吉澤敬太)


[デイリースポーツ 12/17 15:00]



コメント(23)

【広島】黒田、球界最高額6億円「やらないといけないという気持ちがあった」


 広島・黒田博樹投手(40)が17日、マツダスタジアムで契約更改し、2億円アップの6億円プラス出来高でサインした。6億円はオリックス・金子千尋(32)を上回る球界最高額となった。

 黒田は「成績だけじゃなくて、1年間チームにとってすごくプラスになったと。そこが評価してもらえたのかなと。自分では何ができたかわからないが、そうやって言ってもらえたのは、苦労しながらやって良かったのかなと」とうなずいた。

 今季、米ヤンキースから8年ぶりに復帰。右足首などの故障を抱えながらも11勝8敗、防御率は2・55。チームは4位に終わったが、1球1球に魂を込めて投げる姿はファンの胸を打った。

 11月30日には「燃え尽きたという思いがあった。(今年のモチベーションを)超えないと」と話すなど、再びマウンドに上がる理由を探していた。「一つだけじゃない。色々な部分で必死で戦ってきた中で、燃え尽きた部分もあったが、自分なりに探していて、(動機を)探すということはやりたいというか、やらないといけないという気持ちがあったのではないか」と明かした。

 日米通算200勝までは残り7勝。ドジャース時代の2010年から6年連続で2ケタ勝利をあげている右腕にとっては十分に射程圏。「やる以上は一つでも勝ちたいので、それも一つのモチベーションになると思います」と力を込めた。

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契約更改を終え明るい表情で会見する広島・黒田 Copyright(C) The Hochi Shimbun.


[報知新聞社 12/17 15:14]

野球黒田 球界最高6億円でサイン、2億円増 オリ金子の5億円抜く

広島・黒田博樹投手(40)が17日、マツダスタジアム内で契約更改交渉に臨み、今季年俸4億円から2億円アップの年俸6億円プラス出来高払い(推定)でサイン。オリックス・金子を抜き、現時点での球界最高年俸となった。

黒田は8年ぶりの復帰となった今季、先発陣の軸として26試合に登板。11勝8敗、防御率2・55の成績を残した。シーズン後から来季の進退を保留してきたが、今月8日に球団側に現役続行を伝達。「球団、ファンの人を含め、いろんな人に“まだやれる”と言ってもらった。それに応えないといけない。それもプロとして、しないといけないこと。あとはウチの若い投手に“来年もよろしくお願いします”と言ってもらって、社交辞令かもしれないけど、なかなかここでやめるという決断ができなかった」と理由を話した。

2億円の大幅アップで現時点での球界最高年俸となった。「成績だけでなく、帰ってきてくれたときに社会現象のようなことが起きた。彼に関するグッズも想像を絶するほど売れた。彼は経営にも貢献してくれているし、その部分も考慮した」と鈴木球団本部長。日米通算200勝にあと7勝とした状態で迎えるシーズンに向け黒田は「やる以上は1つ、でも多く勝ちたい。それ(200勝)も1つのモチベーションになるのではないか」と話した。

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年棒6億円+出来高で契約し会見する広島・黒田


[スポニチアネックス 12/17 15:19]




野球広島・黒田が年俸6億円、現役最高に

広島・黒田投手が推定年俸6億円で更改。2億円増で現役最高、歴代3番目に。オリックス金子抜く。

写真
球界最高年俸で契約更改を終え、記者会見するプロ野球広島の黒田博樹投手=17日、広島市のマツダスタジアム


共同通信 [12/17 15:24]

広島の黒田、2億円増の6億円で契約更改 現役最高年俸

プロ野球広島の黒田博樹投手(40)が17日、2億円増の6億円と出来高払いで来季の契約を更改した。日本球界の現役選手では最高額の年俸となる。

黒田は「想像以上に評価してもらえました。(球団から)成績だけじゃなくて1年間すごくプラスになったと言ってもらえた」と話した。鈴木清明球団本部長は「(黒田の広島への復帰が)社会現象にまでなった」と評価した。

黒田は今季、8年ぶりに大リーグから広島に復帰。11勝8敗、防御率2・55をマーク。レギュラーシーズン終了後、現役続行か引退か注目されていたが、8日に来季も現役を続ける意思を球団に伝えた。
(金額は推定)


[朝日新聞デジタル 12/17 15:42]



野球広島・黒田6億円で更改 現役選手で最高年俸

来季の現役続行を表明していた広島・黒田博樹(40)が17日、マツダスタジアムで契約更改交渉に臨み、2億円アップの6億円(プラス出来高)でサイン。現役選手で最高年俸となった。

悩みが解消した黒田はすがすがしい表情だった。11月末には「心技体の心の部分が大事。今年はモチベーションが高かっただけに、それを超えるものを探すのは難しい」と引退をにおわす発言もあった。

会見に臨んだ黒田は「想像した以上に評価してもらいました」と語り「若い選手にも多少なりには勇気を与えられるのでは。前回いた時のカープでは考えられない契約をしてもらった。カープであるからこそ意味があると思う」と顔をほころばせた。

現役続行に関しては「一度は燃え尽きた部分があり、モチベーションを探していたが、探すということは『やらないといけない』という気持ちがあったのだと思う。社交辞令かもしれないが、若いピッチャーから『来年も』と言葉をかけてもらったし、球団やファンを含め、いろんな人に『まだやれる』と言ってもらって、ここで辞めるという決断はできなかった」と説明した。

8年ぶりに広島に復帰した今季は11勝(8敗)、防御率2・55の好成績をマーク。この日の交渉では、来季の補強やマウンドを含めたグラウンドの整備など、年俸以外の話し合いに多く時間が割かれたという。

日米通算200勝まであと7勝と迫っているが「やる以上は一つでも勝ちたい。

写真
日本球界歴代3位タイとなる高額年俸で更改した黒田


東スポWeb [12/17 15:47]

黒田 球界最高6億円でサイン、2億円増 オリ金子の5億円抜く

 広島・黒田博樹投手(40)が17日、マツダスタジアム内で契約更改交渉に臨み、今季年俸4億円から2億円アップの年俸6億円プラス出来高払い(推定)でサイン。オリックス・金子を抜き、現時点での球界最高年俸となった。

 黒田は8年ぶりの復帰となった今季、先発陣の軸として26試合に登板。11勝8敗、防御率2・55の成績を残した。シーズン後から来季の進退を保留してきたが、今月8日に球団側に現役続行を伝達。「球団、ファンの人を含め、いろんな人に“まだやれる”と言ってもらった。それに応えないといけない。それもプロとして、しないといけないこと。あとはウチの若い投手に“来年もよろしくお願いします”と言ってもらって、社交辞令かもしれないけど、なかなかここでやめるという決断ができなかった」と理由を話した。

 2億円の大幅アップで現時点での球界最高年俸となった。「成績だけでなく、帰ってきてくれたときに社会現象のようなことが起きた。彼に関するグッズも想像を絶するほど売れた。彼は経営にも貢献してくれているし、その部分も考慮した」と鈴木球団本部長。日米通算200勝にあと7勝とした状態で迎えるシーズンに向け黒田は「やる以上は1つ、でも多く勝ちたい。それ(200勝)も1つのモチベーションになるのではないか」と話した。

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広島の黒田


[スポニチ 12/17 16:28]




黒田が来季の球界最高年俸選手へ!各球団の歴代日本人最高年俸っておいくら?

17日、広島の黒田博樹が契約更改を行い、2億円アップの6億円プラス出来高払い(金額は推定)でサインした。

ここまでではオリックスの金子千尋が5億円で最高年俸となっていたが、黒田が上回って更新。現時点で来年の球界最高年俸選手となった。

8年ぶりに日本球界へ復帰した黒田。今シーズンは故障にも悩まされながら26試合に登板し、11勝8敗。防御率は2.55と40歳になるシーズンでチームのために奮投した。

広島の球団史上最高年俸が今シーズンの黒田の4億円だったため、球団の最高年俸も更新。歴代の日本人でも、佐々木主浩(当時横浜)の6億5000万、松井秀喜(巨人)の6億1000万円に次ぎ、巨人・阿部慎之助と並ぶ歴代3位の高年俸となった。

各球団の最高年俸選手は以下の通り。
◆12球団の日本人歴代最高年俸選手
・ソフトバンク
城島健司(2005年)
年俸:5億円
松中信彦(2006~2009年)
年俸:5億円
・日本ハム
ダルビルッシュ
年俸:5億円
・ロッテ
小林雅英(2006~2007年)
年俸:2億5000万円
・西武
中村剛也(2016年)
年俸:4億1000万円
・オリックス
イチロー(2000年)
年俸:5億3000万円
・楽天
田中将大(2013年)
年俸:4億円
・ヤクルト
青木宣親(2011年)
年俸:3億3000万円
・巨人
松井秀喜(2002年)
年俸:6億1000万円
・阪神
金本知憲(2007~2009年)
年俸:5億5000万円
・広島
黒田博樹(2016年)
年俸:6億円
・中日
岩瀬仁紀(2012年)
年俸:4億5000万円
・DeNA(横浜)
佐々木主浩(2004~2005年)
年俸:6億5000万円
※金額は推定


[ベースボールキング2015/12/17 17:40]



走る人広島の黒田、2億円増の年俸6億円=現役日本球界最高額―プロ野球・契約更改

広島の黒田博樹投手(40)が17日、広島市のマツダスタジアムで契約更改交渉に臨み、2億円増の6億円と出来高払いでサインした。

「『成績だけでなく、1年間チームにとってプラスになった』と、想像以上に評価していただいた」と話した。年俸6億円は、今オフに契約を更改した選手では日本球界最高額。
米大リーグから8年ぶり復帰し、11勝8敗、防御率2・55の好成績。それでも進退を熟考した上で、現役続行を決めた。その理由を「一つではないが、球団、ファンの人を含め、いろんな人に『まだやれる』と言ってもらった。若い投手もいるので、ここで辞める決断はできない」と明かした。

日米通算200勝まであと7勝と迫り、来季を迎える。「やる以上は一つでも多く勝ちたい。それもモチベーションになると思う」と述べた。(金額は推定)。


[時事通信 12/17 18:38]



野球黒田41歳で現役最高年俸6億円「カープだから意味がある」

成績だけでなく、いろんな部分でチームにとってプラスになったと言ってもらった」。歴代でも3位タイ。40代では史上最高年俸となり「(来年2月に)41歳になって、それくらいの契約をしてもらえるのは、他の球団の選手たちにも多少勇気を与えられるんじゃないか…と思います」と感慨に浸った。

広島は親会社を持たない独立採算型で、赤字経営が許されない。

前回在籍時は07年の2億5000万円が最高だった。「前回いた時のカープでは考えられないような契約。カープだから意味がある」と黒田。ここ数年、「カープ女子」などで広島人気は急上昇。8年ぶりに古巣に復帰した今季は、主催試合の観客動員数が211万266人を記録し、球団史上初めて200万人を突破した。

メジャーの高額年俸を選ばず「男気」で戻った40歳右腕の人気はすさまじく、交渉した鈴木清明球団本部長は「社会現象のようなことが起きたし、彼に関するグッズも想像を絶するほど売れた。球団の経営に大きく貢献してくれた部分も考慮した」と説明。ポスティングシステムで大リーグ移籍を目指す前田健の譲渡金を前提としたものでもない。鈴木本部長は「マエケン(前田健)が(来季も広島に)残っても出せる金額」と話した。

復帰1年目の今季は11勝8敗。シーズン終盤は中4日での登板もいとわず、前田健とともに先発陣の柱として存在感を示した。シーズン終了後は去就を明言せず、球団に現役続行を伝えたのは今月8日だった。

悩んだ末の決断について「ファンの方や、いろんな方々に“まだやれる”と言ってもらった。そういう声に応えるのもプロ。モチベーションを探すということは、自分の中でどこかに“もう1年やりたい、やらないといけない”という気持ちがあったんだと思います」と語った。

来季はプロ20年目を迎える。日米通算200勝まで残り7勝。「実際、それにあまり思いがなかったので、引退が頭をよぎったと思う。ただ、やる以上は一つでも多く勝たないといけないし、一つのモチベーションになる」と言い切った。

写真
年棒6億円+出来高で契約し会見する黒田


[スポニチアネックス 12/18 04:59]




野球黒田が現役続行決めた理由 もう一年このメンバーで戦いたい

◇黒田現役最高年俸の6億円で契約更改

【黒田一問一答】


―どれくらい引退の二文字を考えたか。

「どれくらいというか、シーズン終わった瞬間に自分の中ではもう終わるのではないかと思っていたけど。好きなのかどうなのか分からないけど、後はやらないといけないというのが、自分の中でいくら引退を考えてもあったんじゃないですかね」

―引退を選択すれば悩みから解放される。あえて厳しい方を選んだ。

「周りの人の反応というか、あとはチームメートのことを考えても、もう一年、そういうメンバーで戦いたいなと思った。年齢から言うと41になる。その年齢でマウンドに上がるのはそんな簡単なことでもないし、そういう部分での新しい一年でプレッシャーもあるが、最後はやらないといけないというのが自分の中であった」

―春季キャンプの合流はいつ?

「まだこれからピッチングコーチの畝さんらといろいろ詰めないといけないと思うが、去年と一緒くらいになるんじゃないかと思う」

―日米通算200勝も注目される。

「うーん。実際それにあまり何というか、思いがなかったので。(ただ)やる以上は一つでも多く勝たないといけないし、勝ちたいと思うので、それも一つのモチベーションになるんじゃないかなと」

―来季の抱負と目標。

「毎試合、元気にマウンドに上がって最高のパフォーマンスをして、チームに貢献するというのが大事だと思う。開幕から何戦目に投げるか分からないが、そこに投げて、投げることができればまた次の試合。その積み重ねじゃないかなと思う」

―数字的な目標はあるか。

「全然、見えないですね。どれくらいできるかも見えないし、不安もたくさんあるので。ただ一応、立場を考えると、しっかりした成績を残さないといけないというプレッシャーは当然、感じている」

―若い選手に伝えたいこと、感じたことはある?

「僕は本当にありがたいことに20年目を迎えられるが、なかなかそういうのってないと思う。本当に一年一年を大事にしてほしいと思うし、1年良くても2年目、3年目がダメで野球を続けられなくなった人をたくさん見てきたし、アメリカでもそういう選手はたくさんいた。一年一年、毎年が勝負だと思って野球をやってほしいですね」

―一年一年が勝負の中で、来季はその思いは強いか。

「普通に考えると41歳で迎えるシーズンというのは、経験してないわけなので、年々苦しくなってくるというのは自分の中でも分かっている。そういう意味では、今まで以上に苦しいシーズンになると思っている」

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年棒6億円+出来高で契約し会見する黒田


[スポニチアネックス 12/18 05:37]




野球黒田プロ年俸総収入は117億円!マツダスタジアム建てられる

◇黒田現役最高年俸の6億円で契約更改

黒田の球界最高年俸6億円は、サッカーJリーグの試合結果を予想するスポーツ振興くじ「toto」の「BIG」で最高当せん金を手にしたのと同じだ。

黒田の来季も含めたプロ20年間の年俸総収入は約117億円。09年開場のマツダスタジアムの建設事業費は約90億円と言われており、本拠地を建てられるほどの金額である。

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交渉前に改装中のグラウンドのマウンドで球団職員と話をする黒田(左)

[スポニチアネックス 12/18 05:41]




黒田41歳で現役最高年俸6億円「カープだから意味がある」

 広島の黒田博樹投手(40)が17日、マツダスタジアムで契約更改交渉に臨み、2億円増、現役では最高年俸となる年俸6億円プラス出来高払いでサインした。歴代では3位タイで球団史上最高額となった。

大リーグから8年ぶりに復帰し、11勝をマーク。来季も現役続行を決めたベテラン右腕に対し、球団側は成績だけではなく、観客動員やグッズ収入など経営面の貢献度も評価した。プロ20年目を迎える来季は残り7勝の日米通算200勝達成を目指す。

 メジャー時代に年俸で20億円近くもらったことがあっても、驚きを隠せなかった。2億円増の年俸6億円。現役では既に契約更改を終えたオリックス・金子の5億円を軽々と超え、日本球界トップに躍り出た。黒田は笑みを交えて言った。

 「想像以上の評価をしてもらった。成績だけでなく、いろんな部分でチームにとってプラスになったと言ってもらった」。歴代でも3位タイ。40代では史上最高年俸となり「(来年2月に)41歳になって、それくらいの契約をしてもらえるのは、他の球団の選手たちにも多少勇気を与えられるんじゃないか…と思います」と感慨に浸った。

 広島は親会社を持たない独立採算型で、赤字経営が許されない。前回在籍時は07年の2億5000万円が最高だった。「前回いた時のカープでは考えられないような契約。カープだから意味がある」と黒田。ここ数年、「カープ女子」などで広島人気は急上昇。8年ぶりに古巣に復帰した今季は、主催試合の観客動員数が211万266人を記録し、球団史上初めて200万人を突破した。

 メジャーの高額年俸を選ばず「男気」で戻った40歳右腕の人気はすさまじく、交渉した鈴木清明球団本部長は「社会現象のようなことが起きたし、彼に関するグッズも想像を絶するほど売れた。球団の経営に大きく貢献してくれた部分も考慮した」と説明。ポスティングシステムで大リーグ移籍を目指す前田健の譲渡金を前提としたものでもない。鈴木本部長は「マエケン(前田健)が(来季も広島に)残っても出せる金額」と話した。

 復帰1年目の今季は11勝8敗。シーズン終盤は中4日での登板もいとわず、前田健とともに先発陣の柱として存在感を示した。シーズン終了後は去就を明言せず、球団に現役続行を伝えたのは今月8日だった。悩んだ末の決断について「ファンの方や、いろんな方々に“まだやれる”と言ってもらった。そういう声に応えるのもプロ。モチベーションを探すということは、自分の中でどこかに“もう1年やりたい、やらないといけない”という気持ちがあったんだと思います」と語った。

 来季はプロ20年目を迎える。日米通算200勝まで残り7勝。「実際、それにあまり思いがなかったので、引退が頭をよぎったと思う。ただ、やる以上は一つでも多く勝たないといけないし、一つのモチベーションになる」と言い切った。

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年棒6億円+出来高で契約し会見する黒田


[スポニチ 12/18 05:42]




野球黒田来季も変わらぬ思い「いつ壊れてもいい」

◇黒田現役最高年俸の6億円で契約更改

【黒田一問一答】

―球団からはどんな話があったのか。

「成績だけでなく、いろんな部分で1年間、チームにとってすごくプラスになったと言ってもらえた」

―その声を聞いてどんな気分になったか。

「あまり自分では何ができたか、そこまで分からない。球団に言ってもらえたということは1年間、苦労しながらやって良かったかなと」

―球団への要望などは?

「要望というか来シーズンに向けてチームの補強というか、チームがどういう方向に向かっていくのかというのはいろいろ話をさせてもらった」

―開幕戦のマウンドへの思いは?

「全く考えてないし、来シーズン入ってからじゃないですかね」

―家族に相談した?

「毎シーズン毎シーズン、自分の気持ちの中でどれだけ野球に対して気持ちを高ぶらせて打ち込んでいけるかというのを考えていた。結局は自分の気持ちだけで決めた」

―前田健と2人が抜けてしまうと来年厳しいと言う声も上がっていた。

「そこまで考える余裕もなかった。まずは自分自身のモチベーションを探した。何とか来シーズン、もう一度投げてほしいというのも耳にしていた。そちらの方が大きかったかなと思う」

―どんな1年だった?

「無我夢中で1年間、やってきたし、常に次の登板がないと思って、その登板を大事に投げてきたつもり。しんどかったけどアッという間に終わったという感じ」

―一番印象に残った場面、シーンは。

「やはり本拠地の開幕戦。自分の中での開幕戦に投げさせてもらった時の球場の雰囲気、ファンの人たちの声援は一番印象に残ってますね」

―疲れや痛みを押し殺して投げ続けた。

「ファンの人の後押しというか、そう簡単にはマウンドを降りられないという気持ちもあったし、そう簡単に戦列から離れられないというのもあった」

―決断にあたり体の部分はどうだったのか。

「自分の中では一番重要だった。シーズン2度離脱して…肩と足首でね。ちょっと苦労したので、契約する以上は、まずは(不安を)なくして契約したいなと思っていたので米国でも体をメンテナンスしながらいろいろ考えていた」

―不安はなくなった?

「こればっかりは投げてみないと分からない部分。なかなか約束できないのは申し訳ない。いつも言っているように、いつ壊れてもいいので、その気持ちだけは来シーズンも変わらない」

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年棒6億円+出来高で契約し会見する黒田


[スポニチアネックス 12/18 05:47]




野球黒田、最高年俸は14年 ヤンキース時代の19億円

◇黒田現役最高年俸の6億円で契約更改

広島・黒田のメジャー時代の最高年俸は最終年となったヤンキース時代14年の1600万ドル(約19億2000万円)。メジャー通算7年間の総額は8100万ドル(約97億2000万円)。



※レートは全て1ドル=120円で換算。
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交渉前に改装中のグラウンドのマウンドで球団職員と話をする黒田(左)


[スポニチアネックス 12/18 05:50]
野球黒田歴代3位タイ高額年俸 40代で6億円は初

◇黒田現役最高年俸の6億円で契約更改

来季41歳の黒田が年俸6億円で更改。6億円以上は佐々木(横)の6億5000万円、松井(巨)の6億1000万円に次ぎ、阿部(巨)と並び4人目の大台。

40歳以上のシーズンに6億円は40、41歳金本(神)の5億5000万円を上回り史上最高額となった。また今季年俸4億円からの2億円アップは、今オフの五十嵐(ソ)らと並び歴代4位の大幅増だ。

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年棒6億円+出来高で契約し会見する黒田


[スポニチアネックス 12/18 05:53]
野球黒田6億!広島史上最高&球界歴代3位 金額は「カープだから意味がある」

広島・黒田博樹投手(40)が17日、広島市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2億増の年俸6億円プラス出来高払いでサイン。現時点の日本選手ではオリックス・金子を抜いて最高年俸となった。年俸6億円は球団史上最高額で、球界でも歴代3位タイ。来季の目標には、チーム25年ぶりの優勝と日米通算200勝達成を挙げた。

無数のフラッシュを浴び、黒田が表情を崩した。40歳で極めた頂点。現時点の日本選手で球界最高年俸にたどり着いた。「想像以上に評価していただいた」。再び目尻を下げ、白い歯をのぞかせた。

「1年間チームにとって、どうプラスになったかを評価してもらえた。(6億円は)カープだから意味がある。優勝したかったので、そういう意味で無力感はある。でも、たくさんの人に応援してもらってマウンドに上がれた。帰って来て良かった」

26試合に先発し11勝8敗、防御率2・55。1球の重みを感じながら駆け抜けた復帰元年。球団史上最高年俸となる6億円。最大級の評価に笑顔がはじけた。

シーズン終了後、「燃え尽きた」と現役続行と引退の間で悩んだ。心の針が左右に振れる中、自分と対話を続けた。「モチベーションを探した。でも、探すということは、どこかでもう1年やりたいというか、やらないといけないと思った」。

球団、ファン、若鯉からの現役続行を希望する声。それは日に日に大きくなった。「辞める決断はできなかった」。みんなの思いに応えたかった。

日米通算193勝。200勝まであと7勝。

自らに勝ち星が付けば、チームは25年ぶりの悲願に近づく。「現役をやる以上、1つでも多く勝ちたいし、勝たないといけない。それがモチベーションになる」。エース・前田はメジャー移籍が濃厚。黒田への期待は今季以上に大きくなる。それでも「チームに貢献することが大事」とフル回転する決意は揺るがない。

プロ20年目、41歳で迎える2016年シーズン。「最高のパフォーマンスをしてチームに貢献したい。いつ壊れてもいい。その気持ちは変わらない」。ファンを魅了する姿は、たくさんの汗と涙を積み重ねた結果。倒れても、傷ついても決して変わらない。全身全霊をかけて戦う。若き日に勝るとも劣らない魂の熱さがある。それが黒田博樹なのだから。

写真
契約更改交渉を終え、笑顔を交えて会見する黒田(撮影・吉澤敬太)

[デイリースポーツ 12/18 06:59]




【広島】黒田6億円で球界最高年俸、広島からは山本浩二さん以来

 広島・黒田博樹投手(40)が17日、マツダスタジアムで契約更改交渉に臨み、今季の4億円から2億円アップの年俸6億円プラス出来高でサインした。広島の選手が球界最高年俸となるのは1985年の山本浩二以来(契約更改は84年オフ)だ。

 1984年の契約更改では、広島が阪急との日本シリーズを4勝3敗で制し、日本一に。オフに主砲の山本浩二が、王貞治(当時巨人監督)の8170万円(79、80年)を抜き、プロ野球史上最高年俸の8500万円で契約更改した。2位は同年通算300勝を達成した近鉄・鈴木啓示の7000万円。西武・東尾修が6800万円、阪急・山田久志が6200万で続いた。リーグ3位だった巨人は西本聖の5000万円が最高だった。

[報知新聞社 12/18 07:01]



【広島】6億円更改の黒田「間違いなく優勝目指せるチームになれる」

 広島・黒田博樹投手(40)が17日、マツダスタジアムで契約更改交渉に臨み、今季の4億円から2億円アップの年俸6億円プラス出来高でサインした。史上4人目の6億円到達で、現役ではオリックス・金子千尋投手(32)の5億円を上回る球界最高年俸となった。広島の選手が球界最高年俸となるのは1985年の山本浩二以来(契約更改は84年オフ)。

悩んだ末に現役続行を決めた“男気右腕”は、残り7勝に迫った日米通算200勝へ向け、ファンのために腕を振る。

 交渉時間はわずか10分だった。黒田は、無数のフラッシュを浴びながら、何度も白い歯をのぞかせた。「想像以上に評価してもらいました。いろんな部分でチームにとってプラスになったと言ってもらえた」。球団からの提示額は現役選手最高額の6億円。2億円の大幅増は、ポスティングシステムでメジャー移籍を目指す前田の譲渡金などを前提としたものではない。鈴木球団本部長は「マエケンが残っても出せる金額です」と明かした。

 メジャーから8年ぶりに日本復帰した今季は、11勝8敗、防御率2・55。「常に次の登板がないと思って、その登板を大事に投げてきたつもりです」。右足首などの故障を抱えながらも、魂を込めて投げる姿は球団の垣根を越え、ファンの心を打った。今季主催試合の総入場者数は211万266人で、球団史上最多。来季の年間指定席(8300席)も完売が確実な状況だ。鈴木本部長は「社会現象のようなことが起きた。グッズは想像を絶するほど売れている。こんなにすごい売り上げ、観客動員は今後あるかどうか分からない」とたたえた。

 一時は引退も頭をよぎった。黒田は「燃え尽きた部分はあった。シーズン終わった瞬間に自分の中ではもう終わるのではと思っていた」。米国の自宅に戻ってからも、今季を超えるモチベーションを模索する日々。それでも「球団、ファンの人を含め、来季もう一度投げてほしいという声も耳にしていた。それに応えるのもプロとして、しないといけないことかな」。再び戦場に立つことを決断した。

 来季は41歳、プロ20年目のシーズンとなる。「間違いなく優勝を目指せるチームになれると思っている」と最大の目標を見据えた。自身の日米通算200勝も残り7勝。「やる以上は一つでも多く勝ちたい。それも一つのモチベーションになる」と力を込める一方で、「自分の中で精いっぱいやって、それが199勝でも、それでスッキリすると思います。現時点ではそういう気持ちでやりたい」。覚悟を決めてマウンドに上がる。(角野 敬介)

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黒田は契約更改の前に改装中のマツダスタジアムを視察して回った Copyright(C) The Hochi Shimbun.


[報知新聞社 12/18 07:01]




黒田、現役最高年俸6億円!カープが“男気”2億円増

 広島・黒田博樹投手(40)が17日、マツダスタジアムで契約交渉に臨み、2億円増の現役選手最高年俸となる6億円プラス出来高払いでサインした。オリックス・金子千尋投手(32)の5億円を超え、「想像以上に評価していただいた」と笑顔を見せた。米大リーグから8年ぶりに復帰した今季は11勝8敗、防御率2・55。終盤戦は中4日の登板もいとわず、投手陣の柱として存在感を示した。

 現役選手最高年俸となる6億円プラス出来高払いでサイン。グレーのスーツに身を包んだ黒田も思わず表情を緩めた。

 「想像以上に評価していただいた。成績だけでなく、いろんな部分でチームにとってプラスになったと言ってもらった」

 日本選手の歴代最高は2004、05年の佐々木主浩投手(横浜=現DeNA)の6億5000万円。6億円超えは02年の松井秀喜外野手(巨人)の6億1000万円に次ぎ、14年の阿部慎之助捕手(巨人)と並ぶ歴代3位だ。

 広島の選手が現役最高年俸となるのは、1985年シーズンの山本浩二以来31年ぶり。鈴木球団本部長は「(広島に)帰ってきてくれたときは社会現象のようなことが起きた。グッズも想像を絶するほど売れた。球団の経営に大きく貢献してくれた部分も考慮した」と説明。グラウンド内外での活躍に、球団も“男気”で応える格好となった。

 主催試合では球団史上最多の211万266人を動員。同本部長は「他球団も潤った。そういう選手が日本球界に帰ってきたことが素晴らしい」と存在の大きさを強調。一方、年俸6億円はポスティングシステムで米大リーグ移籍を目指す前田の譲渡金などを前提としたものではない。球団幹部は「マエケンが(広島に)残っても出せる金額」と話した。

 41歳で迎える来季はプロ20年目。日米通算200勝まで残り7勝となっているが「実際、それにあまり思いがなかったので引退が頭をよぎったと思う。やる以上はひとつでも多く勝たないといけないし、モチベーションになる」。25年ぶりの優勝に向けて、これまで以上の役割が求められる。


[サンケイスポーツ 12/18 07:10]



黒田6億、カープが男気2億増提示 現役最高年俸

広島黒田博樹投手(40)が17日、マツダスタジアムで契約交渉に臨み、現役最高となる年俸6億円で更改した。今季4億円から一気に2億円アップ。11勝8敗の成績だけでなく、チームへの貢献度、営業面の効果なども加味された。日米通算200勝まで、あと7勝。来年2月に41歳になる右腕は、より1球の重みを胸にプロ20年目のシーズンに挑む。

来季も広島のマウンドに立つ黒田に、球団もおとこ気で応えた。球界歴代3位タイ、現役では最高となる年俸6億円。一気の2億円増提示に、黒田も笑みを交えながら感謝を口にした。

「(来年)41歳でこれだけの契約をしてもらえるというのは、カープだけでなく、いろんな球団の選手たちに多少なりとも勇気を与えられるんじゃないかと思います。前回いたカープでは考えられないような契約をしてもらった」

8年ぶりに帰ってきた日本で、見せた姿が評価された。数字だけではない。ファンは投球に酔いしれ、チームメートは背中から多くを学んだ。他球団の選手たちも対戦を熱望。黒田の1球からメッセージを受け取った。おとこ気が今季の野球界を席巻した。

だが、シーズン終了後は何度も「引退」の2文字も頭をよぎった。現役続行に年俸は大きな問題ではなかった。ファンやチームメートの声が黒田を突き動かした。「それに応えないといけないというか、応えるのがプロとしてやらないといけないことかと。そこでやめるという決断を自分ではできなかった」。

探していた今季以上のモチベーションは明確には見つかっていない。だが「探すということは、どこかでもう1年やりたいというか、やらないといけないという気持ちがあったんだな」と気づかされた。

チーム合流は今春と同じ沖縄2次キャンプを予定する。年内中に家族が住むロサンゼルスへ渡米し、例年のようにトレーニングを続ける。来季はあと7勝に迫る日米200勝がかかる。「やる以上は1つでも多く勝たないといけないですし、勝ちたいと思うので、それもひとつのモチベーションになる」と口にしつつ、黒田節で締めた。

「自分の中で精いっぱいやってそれが199勝であろうとも、僕の中ではすっきりすると思います。現時点ではまたそういう気持ちで来季やりたい」
新たな称号に、来季もおとこ気で応える。その姿が、また新たな伝説を作っていく。【前原淳】

▼黒田が6億円で契約更改。日本人選手の6億円到達は松井、佐々木、阿部に次いで史上4人目。黒田は来季41歳だが、40代選手では08、09年金本(40、41歳)の5億5000万円を上回り最高額になる。来季年俸ランキングのトップは確実。広島選手の最高年俸は、85年山本浩二(当時8500万円)以来31年ぶり。


[日刊スポーツ2015/12/18 08:08]


野球黒田が契約更改 「広島での優勝」にこだわり現役続行決意

「想像以上に評価をしていただいた」

17日に広島の黒田博樹(40)が契約更改し、今季4億円から2億円増となる6億円プラス出来高でサイン。昨オフ、メジャーの16億円オファーを蹴って広島に復帰。11勝8敗、防御率2.55の成績以上に、観客動員が今季過去最高の211万人を記録するなど大フィーバーしたのは“黒田効果”のたまものだろう。

これで来季の球界最高年俸となっただけではない。年度別の年俸(出来高を除く)を加算した生涯賃金は130億円(1ドル=120円換算)に到達し、同学年の松井秀喜氏(ヤンキース、巨人など)の125億円(同)を抜き去ったとみられる。

日米通算200勝まであと7勝に迫っているとはいえ、右足首痛などを抱えながら投げ続けたのだから、引退が頭をよぎったとしても不思議ではない。

現役続行を決めた理由について黒田は、「球団を含め、ファンの人やいろんな人にまだやれると言ってもらった。それに応えるというのもプロ。若い選手からも『来年もよろしくお願いします』という言葉をもらって、やめるという決断ができなかった」と語った。

地元マスコミ関係者は、「律義で義理堅い黒田のこと。やめるにやめられなかった部分もあったのでは」と、こう語る。

「黒田効果で大フィーバーが巻き起こり、来年こそ、とファンの期待が膨らむ一方、エースの前田が入札制度でメジャー移籍する。

来季は苦戦を強いられるのは誰もが想像する。そんな状況で引退すれば、熱狂的な広島ファンが黙っちゃいない。署名活動は大げさかもしれないが、大騒ぎになってもおかしくなかった」

自身の“心残り”もあったに違いない。黒田はこの日、「優勝したかった。そういう意味で無力感がある」と言った。

ドジャース時代の08、09年に地区優勝を経験しているが、ワールドシリーズ制覇の頂点には一度も立っていない。日本でも上宮高、専大、広島時代を通じて優勝したのは、専大時代の2部優勝だけだ。

黒田の専大時代の恩師である望月教治元専大監督は以前、日刊ゲンダイのインタビューで、「(広島復帰は)『男気』という声もありますけど、彼は広島で優勝したいと思ったんじゃないか。

優勝という2文字がついてこないと、野球をやり切ったというふうにはならないんじゃないか」と言っていた。

黒田は「年齢から言うと来年で41歳。プレッシャーもあるが、やらないといけない」と、決意を新たにした。

周囲の絶大な期待を背負って臨む来季は、今季以上に心身に負担がかかる。優勝のラストチャンスになる。

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黒田は球界最高年俸に(C)日刊ゲンダイ


[ゲンダイネット 12/18 12:03]




野球黒田に6億円 広島“男気”提示できたワケ

球団も男気を見せたということか。広島の黒田博樹投手(40)が17日、マツダスタジアムで契約更改交渉に臨み、2億円増の現役最高年俸となる6億円プラス出来高払いでサインした。

20年目のシーズンを迎えることになった男気右腕には、あと7勝に迫った日米通算200勝達成とともにチームの25年ぶりリーグ制覇へのけん引車としての期待が高まっている。かつて年俸の上限が2億円だった広島がこれだけの金額を提示できたのは、なにも“あのお金”をアテにしているからではなかった。

一時は今季限りでの引退を考えつつも、現役続行を決意して契約更改に臨んだ黒田は「球団やファンを含め、いろんな人に『まだやれる』と言ってもらって、それに応えるのもプロかなと感じたし、社交辞令かもしれないが、若いピッチャーから『来年もよろしくお願いします』と言葉をかけてもらった。ここで辞めるという決断はできなかった」と晴れやかな表情で自らの決断について語った。

41歳で迎える来季はあと7勝に迫った日米通算200勝の達成が期待される。これまでは個人記録に興味を示さなかったが「やる以上は一つでも多く勝たないといけないし、勝ちたい。一つのモチベーションになると思う。

ただ、精一杯やれれば199勝でもスッキリすると思う」と偉業達成への意欲とともに、6億円という年俸への責任感をにじませた。

かつて「2億円」が年俸の上限といわれた時代もあった広島としては異例の大幅アップ。もちろん理由は11勝という白星だけではなかった。鈴木球団本部長は「成績だけではない。帰ってきたことで社会現象にもなり、チケットやグッズなども(売り上げが)想像を絶した。彼がいることでチームも優勝できるという雰囲気になる。日本球界にとってそういう選手がいるということが素晴らしい」と説明した。つまり、空前の“黒田景気”が現役最高年俸となる6億円を捻出可能にしたというわけだ。

現在はエースの前田健太(27)がポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を目指している。その譲渡金は上限の2000万ドル(約24億4000万円)に設定したと見られるが、それをアテにしたものではないという。ある球団幹部は「たとえマエケンの譲渡金がなくても黒田の年俸の額は同じ。もちろんマエケンの移籍はうまくまとまってほしいが、残留したとしても問題ない」と声を大にした。

いわゆる“マエケン資金”は球場の設備拡充や練習環境の改善に充てる見込み。仮に移籍が実現しなかったとしても前田の年俸は「結構なアップになる」(同)というから、資金面では何の問題もないというわけだ。そうした事情もあるだけに黒田も「いろんな選手に勇気を与えられたかなと思う。

前回いたときには(年俸6億円は)考えられない。カープであるから意味がある」と感慨深げに話した。

ただ、一過性のブームやフィーバーで終わらせてしまったら価値もなくなってしまう。黒田の背負った十字架は、その重みも相当なものだ。(金額は推定)

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契約前に改装中のマツダスタジアムを訪れた黒田


[東スポWeb 12/18 16:00]




広島・黒田の「年俸6億円」は高くない! 観客動員にグッズ…貢献度計り知れず

 広島・黒田博樹投手(40)が17日、本拠地マツダスタジアムで契約交渉に臨み、2億円増の年俸6億円+出来高で更改した。14日に現状維持の年俸5億円で更改したオリックス・金子を抜き現役最高年俸となった。

 球界歴代でも2004、05年の佐々木主浩(横浜)の6億5000万円、02年の松井秀喜(巨人)の6億1000万円に次ぎ、14年の阿部慎之助(巨人)に並ぶ3位タイ。「想像以上に評価していただいた。成績だけでなく、いろんな部分でチームにとってプラスになったといってもらった」と笑った。

 交渉前の周囲の予想は「金子の年俸に並ぶか、数千万円上回る」というもの。金子に1億円差をつけたのは意外だった。しかし球団関係者は「今季の観客動員、グッズの売り上げでの黒田の貢献度は計り知れない。これくらいは還元してしかるべきだ」と力説する。

 黒田は昨年オフ、メジャー球団からの年俸1800万ドル(約22億円)のオファーを蹴り、4億円+出来高で古巣と契約。8年ぶりに日本球界へ復帰したことで歓迎ムードに包まれ“男気”フィーバーが爆発。「黒田の男気弁当」など関連グッズも人気を博した。

 年間観客動員数でも球団創設以来初めて200万人越え(211万266人)。昨季比でも12・3%の大幅増で12球団中4位に浮上。黒田の復帰があればこその快挙だ。

 また、エース・前田の米球界移籍を容認し入札制度の申請を行ったことで、獲得球団から譲渡金2000万ドル(約24億5000万円)が入る見通しとなったことも、黒田の年俸を押し上げる一因となったようだ。

 今季の黒田は11勝8敗、防御率2・55。チームが前田不在の来季に25年ぶりのリーグ優勝を成し遂げるには、右腕の活躍が必要だ。“6億円選手”の称号を得たことがモチベーションの1つになれば幸いだが、22億円を蹴った男だけに、それはないか。 (金額は推定)

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黒田が現役最高年俸選手となった


(夕刊フジ 12/18 17:00)




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