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くつろぎ読書コミュの7/7『くつろぎ読書会』終了レポート

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7/7(土)15:00-『くつろぎ読書会』の終了レポートです

参加人数:6名(男性3/女性3)
課題本:『グランド・マザーズ』ドリス・レッシング(著) 山本 章子 (翻訳) 

『グランド・マザーズ』あらすじ:
幼い頃から双子の姉妹のように育ったロズとリル。二人は今、各々息子と孫娘を連れて、光る海の見えるレストランのテラスで、昼下がりの幸福なひと時を過ごしている。だがこの何気ない家族の風景にはある秘密が隠されていた…。互いに相手の息子との恋に落ちた二人の女性の心の葛藤を描いた表題作の他に、「ヴィクトリアの運命」、「最後の賢者」、「愛の結晶」の三つの作品を収録した傑作短編集。

著者紹介: ドリス・レッシング / 2007年 ノーベル文学賞受賞
英国の女流作家。フルネームはDoris May Lessing。1919年、英国人の両親の元、ペルシャ(現イラン)に生まれる。5歳の時、英国の植民地だったアフリカの南ローデシア(現ジンバブエ)に移住。7歳の時から執筆を始めたという。学校は13歳で退学し、結婚・離婚を経て、49年、息子を連れロンドンに移住。50年、アフリカの黒人と白人の対立を描いた長編『草は眠っている』(晶文社)で文壇デビュー、高い評価を得た。54年、サマセット・モーム賞受賞。生涯に50冊余りの作品を残し、フェミニスト小説の金字塔と言われる『黄金のノート』(エディ・フォア、62年)や、コロンビアのルポ『暴力の子供たち-コロンビアの少年ギャング』(朝日新聞社、97年)などが代表作とされる。幾度もノーベル文学賞候補にあげられた後、2007年、88歳で同賞を受賞。13年11月17日、死去。享年94。

ノーベル賞受賞理由:
女性の経験を描く叙事詩人であり、懐疑と激情、予見力をもって、対立する文明を吟味したこと

参加者意見:
4編の短編集の中で一番おもしろかった作品
グランド・マザーズ 
ヴィクトリアの運命 ★3票と一番人気でした
最後の賢者 
愛の結晶 

全体的な意見は、
・設定が幅広い。SFまで入っていて、1人の頭の中からでたとは思えない。
・1冊に様々な話が入っており、ボリュームがある
・インモラルな部分があるが、設定や描写が美しく、うまく覆い隠していおり感じさせない
・自分の状況(性別や年齢)でどの登場人物の目線に立つか異なる
・話の構成が上手い、大変読ませる。さすがノーベル賞受賞作家。

話に夢中になってしまい、メモがおろそかになりました。
レポートが短くなってしまい大変申し訳ございません。
今回も大変盛り上がりました。課題本読書会はやはり面白いです。

ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。

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