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ハイデッガー全集コミュのハイデッガー選集 理想社

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1 形而上学とは何か
2 ニーチェの言葉・『神は死せり』
  ヘーゲルの『経験』概念
3 ヘルダーリンの詩の解明
4 アナクシマンドロスの言葉
5 乏しき時代の詩人
6 思惟の経験より
7 哲学とは何か
8 野の道
  ヘーベルー家の友
9 形而上学入門
10 同一性と差異性
11 真理の本質について
   プラトンの真理論
12 芸術作品のはじまり
13 世界像の時代
14 詩と言葉
15 放下
16 存在と時間(上)
17        (下)
18 技術論
19 カントと形而上学の問題
20 有についてのカントのテーゼ
21 ことばについての対話
22 有の問いへ
23 ヒューマニズムについて
24 ニーチェ(上)
25       (中)
26       (下)
27 物への問い
28 現象学と神学

以下続巻

http://www.ok-corp.co.jp/shinchaku1.html
◇理想社版『ハイデッガー選集』など (2007/09/20)

◇理想社版の『ハイデッガー選集』がまとまって新着なりました。
この選集が何巻まで刊行されたのか、正確なところは存じませんが、恐らく35巻ぐらいまで出ていたと思われます。
今回のラインナップはそのうちの18巻。
前期と後期の主著である『存在と時間』と『ニーチェ』は含まれていませんが、それ以外の重要著作はかなり網羅しているといえます。
とりわけ、詩、詩人、言葉、芸術作品、真理、差異、カント、神の死、欠しき時代、などについての著作はほぼカバーしているといえます。

◇いまハイデガーを読むのだったら、創文社版の『ハイデッガー全集』でということになるのでしょうが、全部揃えるとなるといくらぐらいかかるのでしょうか?50万円ぐらい?
いずれにしても大変な出費を覚悟しなくてはなりません。
もちろん創文社版の全集は講義や講演の記録を含むものですから、単純比較はできないわけですが、この理想社版の18巻は全部お買い上げいただいても2万5千円ぐらいのものです。

◇当方は訳文について語る資格はまったくないのですが、細谷貞雄、辻村公一、手塚富雄といった研究者としても第一級の訳者を起用しているわけだから、その点はまずご安心していただいてよろしいかと思います。問題は本の状態ですが、30年以上も前のものですから、函はかなりヤケています。
それから、持ち主は手放すつもりがなかったらしく、万年筆やボールペンで線を引いているケースが多いこと。
しかし書き込みも含めてそれなりにハイデガーを理解していたようで、特にご懸念には及ばないと思います。

◇とにかく20世紀を代表する思索者の邦訳選集としておすすめしたいと思います。
マルクス主義哲学者の廣松渉にとっても、左派のジャック・デリダやジャン=リュック・ナンシーにとっても、ハイデガーとの対話はそれぞれの思考の最重要の糧であったことは疑えません。
これらのなかにハンナ・アーレントを加えてもいいわけですが、彼女とハイデガーとの若き日の恋とそのてん末についてはE.エティンガーの『アーレントとハイデガー』(みすず書房)がいちおう参考になります。とっくりとご閲覧ください。

◇なお、この新着本一覧は上から、「哲学/思想(1)」、「哲学/思想(2)」、「心理学」、「左翼/革命」、「文芸(日本)」、「文芸(外国)」、「政治」、「経済」、「社会」、「歴史」、「音楽」、「雑学」、という並びになっています。
また、以下の新着本と各ジャンルの目録との重複はございません(いずれ各ジャンルに収まりますが)。

コメント(1)

1980年代後半、創文社版の「ハイデッガー全集」が刊行された頃、全巻50巻だったと記憶しています。ただドイツで刊行されている「ハイデッガー全集」がいまだに何巻になるのかわからないという話を聞いたことがあります。一体何巻になるのでしょうかね^^

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