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デート〜恋とはどんなものかしらコミュのインタビュー#1【前編】『藪下依子役杏×谷口巧役長谷川博己』

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「デート〜恋とはどんなものかしら〜」は、
「月9」としては久々の恋愛ドラマです。
出演を聞いてどんなことを思いましたか?
久しぶりのフジテレビの連続ドラマですし、「月9」にヒロインとして出させていただくことに驚くとともに、「これは頑張らなくてはいけない」と思いました。それと、古沢(良太)さんの台本が本当に本当に面白いので、そこも楽しみだと感じました。
まさか「月9」に出られるとは思っていませんでしたが、すごく嬉しかったです。僕が演じる巧というキャラクターはちょっと変わっていますけど、こんなに面白い作品に出演できるのもなかなかないことですので、楽しみだな、と思いました。
台本のどんなところが面白いと思いましたか?
まず、キャラクター全員が愛おしくなるくらい、はっきりと個性があって、ちょっと変わっているけれども憎めなくて。「こんな人が周りにいたら、相当面白いだろうな」という人たちばかりなんです。しかも、その会話の応酬が素晴らしくて、「なんでこんな発想が生まれるんだろう」と、古沢さんに対して興味がわくほどの内容だと思いました。こんなに問答無用で面白いと感じたり、読んで声を出して笑うなんてことは、今まであまりありませんでした。面白いとしか言えないのが歯がゆくもあるんですが、とにかく「面白い!」って(笑)。
本当にそうなんです。古沢さんをすごいと思いつつも、「よくこんなことを思いつくな」と悔しい気持ちにもなるくらいで(笑)。時間が交差したり、戻ったりする組み合わせも面白いですし、ニール・サイモンの戯曲にも通じる、知的でありながら、トリックがいっぱいあるようなところもそうだし、「もう何もかもが素晴らしい!」と感動しています。僕も杏さんと同じように、読みながら笑ってしまって。そんなことが今まであったかな、と思うと、今回が初めてだな、って。
それでいて、泣けるところもあるんですよね。
そうなんです。
“うるうる”“ぽろぽろ”と来たり…。本当にすごい力を持った本ですね。


思わず笑ってしまったところといえば?
恋愛経験もない真面目な依子(杏)が、「それは、下ネタじゃないの?」という、とてつもないことを言い始めたりする部分に笑ってしまいました(笑)。
女性はよく上目遣いをすると言われますけど、そこを斜めに見た古沢さんの言葉や表現に笑ってしまいました。ほかにもたくさんあるんですけど、言い過ぎるとネタばれになっちゃいますから(笑)。
それと、変わり者の依子や巧(長谷川)を傍から見ている鷲尾さん(中島裕翔)とか、依子のお父さん(松重豊)も相当おかしいなって(笑)。全然、噛み合わないところが…。
そうですね。あと、“高等遊民”を自認する巧の考えも「え、そんなこと言っちゃうんだ?」と思いながらも、的を射ているところがあって。そういうブラックユーモアがあるところにも笑ってしまいました。
依子と巧の愛すべき部分はどんなところだと思いますか?
すべてを真剣にやっているところでしょうか。例えば、恋愛したい、結婚したいということにも、あまり邪心がないと言いますか……あ、巧はあるか(笑)。
ははは! そうですね(笑)。
でも、ちょっとずれている方向に突き進んでいくんですよね。いろんなベクトルがまったく一般的ではなくて、だからこそ交差しちゃう、みたいなところが面白いし、愛すべきところかな、と思いました。
自分は“高等遊民”だと言って働かず、文化や教養を深めることだけをして過ごす巧の生き方は、視聴者の方から反感を買うことがあるかもしれません。でも、日本の文化的レベルをさらに上げるという意味でも、個人的には悪くない生き方だと思いますし、こういう人にいて欲しいです。古沢さんには、僕が巧を演じれば大丈夫だ、と言葉をいただいているんですが、愛すべきキャラになっていればいいなと思っています(笑)。
ちなみに、演じられる役とご自身に共通点はありますか?
ここまでではありませんが、理解できるところはあります。今まで生きてきて「普通って何だろう?」と考えることが多く、「もしかしたら、普通の道ではないのかな?」と自分の立ち位置を感じることもありました。だからといって、そっち(普通)に行きたいかというと、多分「私はこれがいい!」と思って頑固に生きているんだろうな、って(笑)。そんなところは、依子に似ていると感じています。
巧のちょっと物を斜めに見るようなところは、僕に似ているかどうかは別にして共感できます(笑)。世の中で「正しい」とされることでも、「それは、本当はこうなんじゃないかな?」と思うことは、僕自身よくありますので。


杏さんは巧について、長谷川さんは依子について、
どう感じていますか?
巧さんには、どんなことでもいいから社会的に独り立ちする何かを探して欲しいな、と思う反面、彼のセリフに出てくる(文学や音楽などの)作品の数がかなり膨大なので、ある意味その分野を突き進んで欲しいな、とも思います。
依子さん…うーん、難しいですね。かなり合理的と言いますか、突然性的な質問をぶつけてくるような面白い人で。そんな女性、なかなかいないですよね。キャラクターとしては面白いと思いますけど、実際にいたら…難しいですね(笑)。
おふたりは初共演となりますが、
お互いの印象を教えてください。
お芝居でご一緒したことはないんですけど、他局で同じクールに連続ドラマをやっていたときに、何度かお見かけして…。
そうですね。僕はサラリーマン役だったのでスーツ姿でしたけど、杏さんは(「妖怪人間ベム」の)ベラの格好をされているところで「あ、どうも」なんてあいさつを交わして(笑)。
そうでしたね(笑)。でも、これからお芝居をご一緒させていただくにあたり、今は真っ白な状態ですので、よろしくお願いします!
こちらこそ。よろしくお願いします! 今、台本を読みながら僕の頭のなかでは依子は完全に杏さんの顔になっていますよ(笑)。

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