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埼玉西武 森内壽春スコアラーコミュの人生を変えた完全試合

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檜舞台の活躍で、人生を変えてしまうことがある。
それは高校球児でいえば甲子園、大学野球選手権ならば大学野球選手権、社会人野球の選手ならば都市対抗になる。1つの快挙で、プロ入りの道を切り開いたのは北海道日本ハムファイターズに在籍する森内壽春。
森内は八戸工大一高から青森大を経て、07年にJR東日本東北に入社。入社1年目から活躍し、日本選手権に登板。攝津正(現ソフトバンクホークス)がプロ入りしてからはチームのエースとして活躍。08年の第79回都市対抗野球大会にはTDKの補強選手として出場。
09年にはチームとして第80回都市対抗野球大会出場。10年の第81回都市対抗野球大会には日本製紙石巻の補強選手として登板した。森内は、面白い投手だ。何が面白いかというと打ちにくさを生かした投球スタイルである。
森内は攝津のような独特のテークバックから投げる投手だった。球速は140キロ前後だが、右腕と体が連動し、一気に腕が出てくるフォームから投じるためタイミングが取りづらいのだ。
日本製紙石巻の補強選手として出場した10年の都市対抗(ヤマハ戦)では2回1/3を投げて5三振を奪った。ただこの時、社会人4年目を終えていた森内に手を挙げる球団はなかった。そして5年目。エースとして東北予選を勝ち抜き、都市対抗出場。
この年は東日本大震災の影響で、開催が10月下旬となった第82回都市対抗野球大会。10月24日の三菱重工横浜(現・三菱日立パワーシステムズ横浜)戦。先発した森内は立ち上がりから絶好調。130キロ後半の速球、スライダー、ツーシーム、チェンジアップ。いずれも制球力が抜群で、テンポ良くストライクを積み重ねて、三菱重工横浜打線をパーフェクトに抑える。だが相手の三菱重工横浜の先発・亀川貴之もノーヒットに抑える好投。投手戦となった試合は8回裏に均衡が破れ、JR東日本東北が4点を先取した。
そして9回表、森内は最後の打者を三振にとり、完全試合を達成したのだ。視察に訪れていたスカウトは森内に目が留まる。またドラフト会議直前ということもあって、各球団の幹部が見ていたことも幸運だった。そして、ドラフト当日に森内を指名したのは北海道日本ハムファイターズだった。
プロ入り後、森内は1年目から中継ぎとして活躍。56試合に登板し、ファイターズの優勝に貢献した。あの完全試合が、森内の野球人生を変えたといっても過言ではないだろう。

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