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社会福祉士レポート〜受験コミュの 相談援助の基盤と専門職

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 相談援助の基盤と専門職
近年、不登校児の増加は学校教育の大問題となっている。多方面あるいは将来の日本の発展にも影響を及ぼす可能性があり、社会的にも深刻な問題である。かつてはいじめが原因で不登校になるというパターンが多かったが、一見何の理由もないのに無気力になって不登校になる児童も増加している。このような状態にまで至らないにしても、登校する時に頭痛やめまいなどの心身的症状が発生する児童や登校しても保健室にしか行くことができず自分の教室に行けない「保健室登校」の児童も多いのが現状である。驚くべき事に、厚労省の調査では小中学生のうち4人に1人が「うつ状態」にあるという。また家庭では児童、高齢者虐待やDVが増加している。そして、このわずか1億2000万人の人々が暮らす日本という小さな国の中で、毎年3万人もの人が自ら命を絶つ現実も10年以上続いている。国民生活に関する世論調査によると国民の7割が日常生活に悩みや不安を感じており自殺の原因、動機としては健康問題(うつ病が最多)が最も多く、経済・生活問題、家庭問題、勤務問題と続いている。平成24年度の統計によると15年ぶりに3万人を下回ったとされているが、20代を中心とする若い世代の自殺率が高い水準にあり予断を許さない状況にある事には、変わりない実状である。「人間は感情の動物である」と言われている。その所以は感情が人間の行動の最大の動機となるものだからである。感情は、情動(情緒)、気分、情熱、情操の総称であり、多くの場合、喜怒哀楽の感情が直接的に人間を動かしているのです。プルチックの提唱する感情の3次元立体モデルによると、「喜び」と「受容」が同時に喚起されて「愛」が、「驚き」と「悲しみ」で「失望」という中間的感情が生じるとした。さらに分類するうえで意味が大きく異なるもの同士が融合すると、より複雑な感情として表現される。「期待」と「恐れ」によって「不安」が生じ、「悲しみ」と「喜び」という対極に位置する感情が同時に喚起されると「葛藤」を生じるとした。感情は人との関係の中で育ち、その感情が人との結びつきを強めるものである。私たちは、この世に生を受けてから1年の時を待たずして、喜怒哀楽・驚嘆・恐怖・嫌悪・興味といった感情がほとんどで揃うとされている。その後、幼児期、少年期、青年期、中年期、壮年期、老年期と天寿を全うするまでの間、私たちは様々な環境の元、たくさんの人たちと出会い社会の中で感情を育んでいくのです。人生は十人十色であり、すなわちクライエントの携える感情も十人十色なのである。時代背景の変化も相まって価値観の多様化により相談内容もより複雑化している。また対象者は子どもからお年寄りまで世代を問わず、相談内容も様々である。新たなサービスを模索し、新たなネットワークを構築していくことも必要とされています。地域社会において、社会福祉士の存在が今後ますます重要になっていくことは間違いありません。その中で大きな役割を担う社会福祉士は、さらに広い分野で需要が増えていくと予想され、豊富な知識やスキルだけでなく、社会のニーズをキャッチする力や創造力を兼ね備えた人材が求められていくのではないだろうか。生活保護、児童虐待、高齢者虐待、成年後見などあらゆる問題が散在する世の中、利用者とのパートナーシップを構築し、利用者自身が自律し自己解決できる環境を作ることが本当の課題解決に結びつくのではないだろうか

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