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ドラマ&劇場映画『信長協奏曲』コミュのインタビュー#1『サブロー/織田信長 二役 小栗旬さん』

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『信長協奏曲』への出演を知られた時の感想は?
「2年ぐらい前に連続ドラマの企画書をいただいて、僕も知っている作品でしたので“ああ、これをやるのか”と思いました。そして一番印象に残っているのが、スタートした時のサブローが高校生ということ(笑)。僕で大丈夫なのかな? と、プロデューサーの方たちと話し合いました」
実際に高校生のシーンを撮られて、いかがでしたか?
「なんか、スタッフやみなさんから“意外と高校生に見えるよ”、“全然大丈夫”などと、持ち上げてもらいながら演じました(笑)」
演じるにあたって、ご自身の高校生時代を振り返ったりはなさいましたか?
「10代の時の自分は、どういうことに怒ったり、どういうことに驚いていたか…と、すごく考えました。すると、10代の時の感情って一色というか、例えば怒るとすぐに怒鳴ってしまうこともあったなぁ、などと浮かんで来ました。ですので、冒頭のサブローには、そういう面を多様したりしています。でも、本当にまさか高校生を演じるとは思っていませんでした(笑)」

織田信長と入れ替わるサブローというキャラクターは?
「原作のサブローはサラッと受け止めて、信長としてしっかりと生きて行くように描かれています。ドラマのサブローは、なかなか受け入れられず、序盤はなんとか逃げようとするイメージに作っています。それは、自分がサブローと同じ状況に置かれたらどうなるだろう? と考えるとリアルに思えるんです。じゃあ、そんなサブローが織田信長になれるのか? という変化は、今現在スタッフのみなさんと探っている最中です」
サブローとご自身で似ているところはございますか?
「あまりないかもしれませんね。サブローは高校生なので、まだ人間性も確立していません。そんな、いろいろなことに迷う年齢で、不思議な世界に飛び込んでしまうんです。その辺のビビットなサブローの感性を上手く表現出来たら良いと思っています」
今回は、現代人のサブローと、“信長”を彼に託した明智光秀という二役を演じられますが…。
「サブローは普段話している感じで、光秀は当時の話し言葉…という二役を演じるのは楽しいです。でも、2人が一緒に出るシーンの撮影が大変なんですよ。一回サブローを演じてから、光秀に着替えて…ですから。僕だけじゃなく、スタッフや役者さんたちも2回同じ状況で撮影しなくてはなりません。自分的には、まず自分が演じたサブローに、光秀として芝居を合わせると“なんで、こんな間で演じてるんだよ!”と、思ったり(笑)。それも大変です」

“月9”時代劇に関しては、いかがでしょう?
「限られた話数ではありますけど、登場人物たちの心情は丁寧に描かれると思います。でも、信長の人生を語る上では、どうしてもハイライト的な構成にもなりますね。約1年間続く大河ドラマでは、掘り下げなくても良さそうなエピソードで話をつなぐこともあるでしょう。もちろん、僕たちは正統派の時代劇ではないので、比べるのも可笑しいかもしれませんが、みなさんが知っていて、しかも見てみたい信長のエピソードをピックアップして作って行けるのが一番面白いです」
主題歌はMr.Childrenですが…。
「僕がよくドラマを見ていた時代に、Mr.Childrenの主題歌が使われていて、“いつか自分もMr.Children主題歌のドラマに出たい”と思っていたので、すごく嬉しいです。そして今回は、Mr.Childrenのみなさんもドラマの台本を読んで、そのイメージから何曲か作ってくださった中から選ばれた曲だそうです。すごく背中を押してくれるような曲になっているそうなので、サブローの心情に上手くハマれば良いな…と、思います」
『信長協奏曲』の原作で、信長以外に好きなキャラクターは?
「徳川家康…かな? 後に大奥を作る人を“女性好き”と表現しているのも楽しいですね。しかも、きっかけを作ったのがサブローですから(笑)」
ドラマでは、原作とは少し違ったキャラクターとして登場する人物もいます。帰蝶(柴咲コウ)もそのひとりです。
「はい。原作の帰蝶は、最初から信長と入れ替わったサブローに対して、恋心を抱いています。ドラマでは、そこが違っていますが描き方は素敵だと思います。帰蝶がサブローを好きになっていく過程が描かれるのは“月9”のエッセンスとしてもありですし、このチャレンジは面白いと思っています」
史実としての織田信長を、どう思われますか?
「ここ数年、新しい信長論もたくさん出て来ています。ですから“本当はどうだったのか?”ということは、なかなか難しいですね。僕がよく思うのは、信長が本能寺で命を落としていなかったら、日本はどうなったんだろう? です。今回、僕たちが作るのも“信長が未来人だったら?”ですし…。そんな、ファンタジーの対象として信長を捉えることが出来るのも、やっぱりかなりのカリスマ性があったから…なんですよね」
時代の衣裳はいかがですか?
「甲冑は、何度つけてもシンドイです。とにかく重いですから。それなのに、松山監督は甲冑を着たまま水に落ちるシーンを撮ったりしますからね(笑)。ただでさえ重い甲冑が、ムチャクチャ重たくなって、その撮影後は肩が死ぬほど痛かったです。どうしても、時代劇では甲冑以外も普段着慣れていない衣裳に戸惑ったりはします。逆に衣裳を身につけると気持ちがシャキッとしたりすることもあります。とは言え、時代劇に出演する以上、その覚悟は最初からしているので普通は大丈夫なんですが…。サブローの気持ちで演じていると、“ホンットにイヤだ!”と、なってしまうんですよ(笑)。いつもだと、その時代のキャラクターになろうと思っているから平気なんですよね。サブローだと“しんどいなぁ”、“早く(現代に)帰りたいなぁ”と(笑)」
視聴者のみなさまにメッセージをお願いします。
「“本来あるべき日本人の格好良さ”みたいなことを現場でよく話しています。戦国から幕末までの“今の日本”の原型を作った人たちは、ものすごい激動期を生きていたわけで…。過去の日本人に思いを馳せるのは大切なことだと思います。“なんとかなるだろう”ぐらいだったのに、その時代に生きて行かなければならなくなったサブローの変化も楽しんでいただければ…と、思います」

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