ＮＮＤＤＬ〜略称「のんどる」〜コミュの小野俊一(院長の独り言)

【小野俊一・onodekita】
耳鼻科学会（45分）フクシマの真実と内部被曝
47:09
高評価 171 人、
低評価 11 人
視聴回数 24,835 回
2012/09/08
http://www.youtube.com/watch?v=CaaGE3A8-J8

・私の経歴
・原発の原理､発電コスト､総括原価方式
・フクシマ事故の推移
・地球規模の汚染状況
・内部被曝問題
・奇形動植物
・ぶらぶら病
・セシウムの性質
・放射能=アレルゲン
・ガレキ問題

講演者ブログ　
http://onodekita.sblo.jp/

【院長の独り言】
1144.国が尻ぬぐいをしてくれないと原発を再稼働させるのはﾘｽｸが大きすぎる(電力)
2015/01/28
http://onodekita.sblo.jp/pages/user/m/article?article_id=112779962

･安全かつｺｽﾄが安いと称してきた原発だが､事故の賠償を考えると割に合わないことを｢原子力損害賠償法｣の見直しの家庭で電力会社が表明した
･事故が起きた場合の責任を負わずに､ｺｽﾄが安いと称して進めるのは､｢任意保険に入るとｺｽﾄがﾀｸｼｰを上回るから､任意保険には入らない｡事故が起きたらﾊﾟﾊﾟ賠償してね｣というﾊﾞｶ息子と同じ
･何もかも嘘で塗り固めた原発｡電力会社が､尊敬される公益企業でありたいのならば､すべてをさらけ出して､原発から撤退すべきである

【院長の独り言】
1141.顧客をｽﾗｯﾌﾟ訴訟で脅す九州電力
2015/01/19
http://onodekita.sblo.jp/pages/user/m/article?article_id=112315429

最初は丁寧な言葉で説得しようとし､その次には嘘っぱちのﾃﾞｰﾀを挙げてごまかそうとし､そのいずれも上手くいかないとわかると今度は腕力でねじ伏せる｡ まさしく､今のおごり高ぶった電力会社の姿勢をまざまざと見せつけくれてました｡

【院長の独り言】
1219.減り続ける日本の人口と増え続ける悪性疾患
2014年11月20日
http://onodekita.sblo.jp/article/105795832.html

･日本の人口減少が高齢化だけでは済ませられないｽﾋﾟｰﾄﾞで続いている｡
･順天堂大学が発表した急性白血病疾患患者数は､2011年から2013年で6名から22名と3倍以上増え､高倉健の罹患した悪性ﾘﾝﾊﾟ腫も86名から231名に同じく3倍以上ふえている

【院長の独り言】
1144.福島の甲状腺癌ついに､100名を超す
2014/08/24
http://onodekita.sblo.jp/article/102717530.html

この甲状腺癌の増加は､ﾁｪﾙﾉﾌﾞｲﾘでも最初同じように否定されました｡

【院長の独り言】
火力燃料費4兆円で日本がつぶれるというﾃﾞﾏ
2013/10/15
http://onodekita.sblo.jp/pages/user/m/article?article_id=78289544

原子力の宣伝でなされていることで、本当のことなど一つもありません。本当の発電単価など、電力が当然知っているわけですから、原発が最も高い、通常の意味では採算に載らない電源であることは百も承知です。なぜ、すがりつくかと言えば、総括原価方式のもとでは最も儲かるから。

【院長の独り言】
ﾌｸｼﾏの事故処理は､1兆ﾕｰﾛ(120兆円)-ﾌﾗﾝｽの見積もり
2013/07/14
http://onodekita.sblo.jp/article/70922573.html

原発1基で事故が起きたときの最高ｺｽﾄ金額は､なんとﾌﾗﾝｽの国内総生産の3倍を超えてしまう｡それじゃ､財政的に破綻して､ﾌﾗﾝｽなんて消滅してしまうだろ?

だから､ﾋﾐﾂにしておかなくちゃいけなかったんだ｡

【院長の独り言】
原発ｺｽﾄが一番高いと認めた電事連(関電社長)
2013年06月13日
http://onodekita.sblo.jp/pages/user/m/article?article_id=69384132

「ロンドンのシティの銀行家は、原子力エネルギーを支配し、原子力は最も安価なエネルギーかつ地球温暖化の解決策であるとして、贈賄と欺瞞にまみれながら推進してきた。現実には、原子力発電は最も高価な発電方法であり、各国政府の助成金と税金が投入されている。また、ライフサイクル全体を通した温室効果ガスの排出量は最大である。」

【院長の独り言】
原発工作員アサツーディ・ケイの報告書に見る「正しい」Q&Aの書き方
2012年11月16日
http://onodekita.sblo.jp/article/60096848.html

安全神話をつくるために重要な方法であり、この神話を作る一員であった服部拓也氏のように「自分で自分が騙された」と平気で発言できる度量がなければ、原子力の安全屋としては失格です。

【院長の独り言】
青息吐息の電力とｳﾊｳﾊの卸電力
2012/11/04
http://onodekita.sblo.jp/article/59796601.html

おわかりでしょうか｡結局電力会社が値上げを申請せざるを得ないのは､燃料費が増えたことではなく､原子力発電所が不良資産と化しているからです｡

【院長の独り言】
放射能と白血病の増加
2012/02/18
http://onodekita.sblo.jp/article/54040354.html

肥田 白血病はまだでない｡3年以降で､白血病はﾋﾟｰｸが5年､がんが7年だった｡これは必ずﾋﾟｰｸは出る｡

【院長の独り言】
致死量の放射能漏れを認める(3月19日会見より)
2011/11/16
http://onodekita.sblo.jp/article/50525066.html

原子炉から漏れ出ている放射性物質と燃料棒が､周辺住民の生命を奪うに十分な量である事を認識したからだ｡

【院長の独り言】
福島の思い出(14)･･原子力って安いんですか?
2011/07/14
http://onodekita.sblo.jp/article/46751394.html

私)｢原子力は本当に安いんですか?｣

佐藤)｢なにいっているんだ｡高いに決まってるだろ｡安いはずがないよ｡そんなの当たり前だ｡｣

私)｢どうしてですか?｣

佐藤)｢そりゃ､放射線管理区域があるだろ｡効率は悪いし､被ばくはするし､一つ一つの機器も火力仕様と比べると倍以上するんだぞ｡これで安かったら､おかしいよ｡｣

《原発放談》小野俊一院長
院長の独り言blog主・onodekitaさん200分インタビュー［全8回］

《原発放談01》福島の放射能被害はチェルノブイリより酷くなる
（2014年9月15日）
http://www.rokusaisha.com/wp/?p=4496

《原発放談02》東電の「できる人」は役人に決してＮＯと言わない
（2014年9月17日）
http://www.rokusaisha.com/wp/?p=4529

《原発放談03》自分で真実を想定していくしかない
（2014年9月19日）
http://www.rokusaisha.com/wp/?p=4537

《原発放談04》そもそも早野龍五さんは原発を知らないです
（2014年9月21日）
http://www.rokusaisha.com/wp/?p=4548

《原発放談05》被曝由来の病気は「個発」でなく「群発」
（2014年9月24日）
http://www.rokusaisha.com/wp/?p=4560

《原発放談06》分断される「原爆」と「原発」
（2014年9月26日）
http://www.rokusaisha.com/wp/?p=4637

《原発放談07》連関する「福島」と「水俣」
（2014年9月30日）
http://www.rokusaisha.com/wp/?p=4689

《原発放談08》脱原発の突破口は福島の人たちが声を上げること
（2014年10月2日）
http://www.rokusaisha.com/wp/?p=4716

【Amazon】
ﾌｸｼﾏの真実と内部被曝: 元東電原発技術者･内科医が語る
(Kindle版・930円)
小野俊一 (著)
2012/10/25
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B00JJ8EP3W/ref=mw_dp_mpd?er=1

評価☆☆☆☆☆

内容紹介
はじめに-から抜粋
「南相馬で七・五メートル以上の津波が発生しました。」と、テレビで第一報を聞いたのは、一週間おきに往診している患者さんを訪問した金曜日のこと。これは、とんでもないことになる・・・原発が危ない。対応不可能だろう。日本はこれからどうなるのだろうと震えが全身に来ました。その時に震える手で書いたのが医師専用のSNSでした。

■二〇一一年三月一一日一五時三五分 宮城で震度七
大地震が起きました。
私は、福島の原子力発電所に勤めていたのですが、その時の評価で、七〇センチメートル以上の津波にはどうにも仕方がないという結論でした。
地震で原子力発電所は、自動的に停止はしますが、崩壊熱が数パーセント残ります。しかも、長期間。
一一〇〇MW× 三× 数パーセント
でも、たいがいの熱量で、海の水で熱交換をしないと炉心の冷却が維持できません。
今回の津波では、五メートル近くになりそうなので、こういった海側のポンプのある建物が、水没してしまったような感じを受けます。
運転停止だけではなく、その後数週間の監視が必要です。
大丈夫でしょうか。心配です。

■二〇一一年三月一一日二〇時二〇分
非常事態宣言が出されましたね。
私がいるときにはなかった法律です。
あとは、RCICという緊急炉心冷却装置で冷やすしかないと思うのですが、これは数日(あんまり記憶なし)くらいしかもちません。(炉心の蒸気で回すので、電力が必要ありません)
それまでに、どうやって非常用発電機を復旧させるかでしょう。
まだ、働いていたら、死んでいたでしょうね。。。
(後略)

以上が、津波が起きてからすぐに書いた文章です。
事故当初にこのような知識を持っている私は、一体何者でしょうか。それを明らかにしつつ、フクシマで何が起きたのか、その放射能被害はどの程度の規模に及ぶのか、そして現在どのような影響が起きているのかをまとめてみました。
ブログの読者に「健全なる絶望」を得られると感想をもらったことがあります。事実を知ってどう対応するのか、それこそ人間の叡智ではないかと思います。この本が、何らかの道しるべになれば幸いです。

著者について
小野俊一(おの しゅんいち)
内科医・元東電社員

1964年 広島で生まれる
1988年 東京大学工学部 精密機械工学科卒業
同 年 東京電力入社 福島第二原子力発電所勤務
1993年 同 本店 原子力技術課に配属
1995年 同 退社
2002年 熊本大学医学部卒業
現在、小野・出来田内科医院 院長