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聖書研究入門 コミュのC-1 洪水ー洪水前の人々の堕落 1 人類史上最も暗黒時代

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[Cー洪水。6:1〜9:17]







■創世記6:1-13




1 人が地のおもてにふえ始めて、娘たちが彼らに生れた時、
2 神の子たちは人の娘たちの美しいのを見て、自分の好む者を妻にめとった。
3 そこで主は言われた、「わたしの霊はながく人の中にとどまらない。彼は肉にすぎないのだ。しかし、彼の年は百二十年であろう」。
4 そのころ、またその後にも、地にネピリムがいた。これは神の子たちが人の娘たちのところにはいって、娘たちに産ませたものである。彼らは昔の勇士であり、有名な人々であった。
5 主は人の悪が地にはびこり、すべてその心に思いはかることが、いつも悪い事ばかりであるのを見られた。
6 主は地の上に人を造ったのを悔いて、心を痛め、
7 「わたしが創造した人を地のおもてからぬぐい去ろう。人も獣も、這うものも、空の鳥までも。わたしは、これらを造ったことを悔いる」と言われた。
8 しかし、ノアは主の前に恵みを得た。
9 ノアの系図は次のとおりである。ノアはその時代の人々の中で正しく、かつ全き人であった。ノアは神とともに歩んだ。
10 ノアはセム、ハム、ヤペテの三人の子を生んだ。
11 時に世は神の前に乱れて、暴虐が地に満ちた。
12 神が地を見られると、それは乱れていた。すべての人が地の上でその道を乱したからである。
13 そこで神はノアに言われた、「わたしは、すべての人を絶やそうと決心した。彼らは地を暴虐で満たしたから、わたしは彼らを地とともに滅ぼそう。








1.雑婚




<1 人が地のおもてにふえ始めて、娘たちが彼らに生れた時、

2 神の子たちは人の娘たちの美しいのを見て、自分の好む者を妻にめとった。>




 カインの後に生まれたセツ、セツからエノスが生まれましたが、セツの子孫から、彼らは主のみ名を呼び求めるようになりました。一方カイン族は、神を無視した生活をしていました。2節に神の子たちと書かれていますが、これは、神を愛する人々のことを神の子たちと呼んでいます。聖書全体を通して、神の側に立つ者たちを神の子として書かれています。




 人の娘たちというのは、カインの子孫たちです。神の子たちは、カイン族の子孫の娘たちが美しいので、心を奪われ、自分の好む娘たちと結婚していきました。これは、神の喜ばれることでしょうか。そうではありませんね。人の娘たちは、神を崇拝しません。彼らは偶像崇拝者です。




 『しばらくの間この2種類の人々は離れていた。カインの子孫は最初住み着いていたところから遠ざかって、セツの子孫が住んでいた平原や谷間にまでちらばってきた。そして後者は、彼らの悪影響を避けて山にのがれ、そこに住んだ。こうして離れているかぎり、彼らは神の礼拝者の純粋性を保っていた。しかし、時の経過と共に彼らは徐々に谷間の住民と交わるようになった。この交際は最悪の結果をもたらした。・・・・カインの子孫の娘たちの美に魅せられたセツの子孫は、彼らと雑婚して主のみこころを痛めた。神の礼拝者の多くは、常にさらされている誘惑に負けて罪に陥り、彼ら独特の清い性質を失ってしまった。彼らは堕落した者たちと交わって、精神においても行為においても似てきた。彼らは戒めの第七条の拘束を無視し、「自分の好む者を妻にめとった」(創世記6:2)。セツの子孫は、「カインの道」に歩み、世俗の繁栄と快楽に没頭し、主の戒めをないがしろにした(ユダ11)。人々は、「神を認めることを正しい」とせず、「その思いはむなしくなり、その無知な心は暗くなった」。それゆえに、「かえってその思いはむなしくなり、その無知な心は暗くなった」。それゆえに、「神は彼らを正しからぬ思いにわたし、なすべからざる事をなすに任さられた」のである(ローマ1:21,28)。罪は恐ろしい皮膚病のように地にはびこった。』(人あ上77)




 『エノクが神と共に歩む一方、彼の周囲には、聖なる歴史が示すように、「主は人の悪が地にはびこり、すべてその心に思いはかることが、いつも悪いことばかりであるのを見られた」。エノクの正しい生活は、彼の周りの邪悪な人々とは著しい対照をなしていた。彼の信心、彼の純粋性、彼の不動の完全性は、神と共に歩んだ結果であった。一方、世の邪悪は、人類を欺く者と歩む結果であった。エノクが落ち度のない義の生活を送った時代ほど、道徳的暗黒が濃い時代はなく、今後も決してないであろう。』(原稿43,1900年)







 

2.道徳的暗黒が濃い時代




<3 そこで主は言われた、「わたしの霊はながく人の中にとどまらない。彼は肉にすぎないのだ。しかし、彼の年は百二十年であろう」。>





この120年にはどんな意味があるのでしょうか。




 『どの時代にあっても、神がそのしもべによって世界に伝えられた警告は、疑いと不信をもって迎えられた。洪水前の人々の罪悪のゆえに、地が洪水で滅ぼされることになった時、神はまず彼らに悪の道を離れる機会を与えるために、ご自分の意図をお告げになった。

 神の怒りによって彼らが滅ぼされないように、120年の間、悔い改めの警告が彼らの耳に発せられた。しかし、彼らはその警告を、たわごとと考えて信じなかった。彼らは、大胆に罪悪にふけり、神の使者を嘲笑し、その嘆願を軽んじ、彼を僭越であるとさえ非難した。ただ一人の人間が、地のすべての偉大な人物たちに対抗して立ちはだかるのか?もしノアの言うことが真実であれば、なぜ全世界がそれを認めて信じないのか?数千人の知恵に対抗する、一人の人間の主張!彼らは、警告を信じようとせず、箱舟の中に非難しようとしなかったのである。』(各時代の大争闘P28)

 

 この聖句に関する注解を見出すことができなかったので、「彼」という単数形の意味がわかりませんが、120年間、義の宣伝者(2ペテロ2:5)ノアは伝道し続けました。

神は、人々が神に背き神の霊に生きる者が非常に少ないのを見られて、嘆かれているようです。




*詩篇78:39

<また神は、彼らがただ肉であって、過ぎ去れば再び帰りこぬ風であることを思い出された。 >










3.ネピリム


<4 そのころ、またその後にも、地にネピリムがいた。これは神の子たちが人の娘たちのところにはいって、娘たちに産ませたものである。彼らは昔の勇士であり、有名な人々であった。>


ネピリム=ヘブル語では、落ちた者の意味。 英文聖書では、Giants・巨人となっています。




 ある人々は、神の子たちを堕天使として解釈し、人の娘たちを誰の子でもいいから、単なる人の娘たちとし、そのミックスの子孫と説明しています。これは間違いであって、新約聖書にも「神の子」という言葉はたくさん遣われていて、つじつまがあわなります。そして、そのように聖書を神秘的なものにしてしまい、解釈不可能な難しいものと思い込ませるのです。




 『人類は、まだ初期の活力を多く保っていた。アダムが、生命を永らえさせる木に近づくことができた時からわずか数世代しか経ていなかったので、人間の一生はなお、世紀を単位として数えられていた。非凡の能力をもって計画し、実行することのできた長命のこうした人々が、もし、神の奉仕のために自分をささげていたならば、彼らは地上で創造主のみ名に誉れを帰し、彼らに生命をお与えになった神の目的にそい得たことであろう。しかし、かれらはそうしなかった。偉大な体格と体力を持ち、その知恵深いことで有名な巨人がたくさんいた。彼らは、実に巧妙に驚くべきものを作り出すことにたけていた。しかし、彼らは、その技量と能力に応じて、ほしいままに悪を行う罪も大きかった。』(人類のあけぼの上巻p87)




 ちなみに、グーグルでネピリム、ネフィリムで検索すると、実際、巨大な人間の骨の発掘画像が出てきます。信じられないほど、大きな頭蓋骨でした!!こういう人間が生き残って悪を続けるなら・・・と思うとぞっとします。神が悔やまれたのもうなづけます。



アーメン!!

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