*キリストによって我々のものとなる命を与える実―ヨハネ1:4 『エデンの園にあった命の木の実は、超自然的な力を持っていた。それを食べると、永遠に生きるのであった。その実は死の解毒剤であった。その葉は生命と不死を持続させた。しかし人が背いたので、死が世界に入ってきた。アダムは、善悪を知る木から触れることを禁じられていた実から食べた。彼の違反は我々人類の上に災いの水門を開いた。 罪が入ってきた後に、天の農夫は命の木を、上るなるパラダイスに移植された。しかし、その枝は塀を越えて、低い世界にまで垂れ下がっている。キリストの血によって得られた救いを通して、我々は今もなお、その命を与える実を食べることができる。 キリストについてこう書かれている、「彼のうちに命があった。そしてこの命は人の光であった」。彼は命の泉である。彼に従うことは魂を喜ばす命を与える力である。・・・』(The Sign of the times1909年3月31日)