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聖書研究入門 コミュの進化論と創造論 その2 進化論の行き詰まり

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〜進化論と創造論 その2 進化論の行き詰まり 〜

ここで、もう少し進化論についての情報を分かち合いたいと思います。

『進化論とは何を意味するかについて、米国ロックフェラー研究所教授T・ドブザンスキーは、次の三点をあげている。

1.現在の生物は過去に生存した異なった生物より出てきた。

2. 現時点にみられる不連続の変異−現在存在する生物群の間のギャップ−は徐々に生じたもので、地上に存在したすべての個体を集めることができれば、形態のかなりの連続性が見られる。

3.これらすべての変化は、現在も働いている原因によるもので、実験的に研究することができる。

これに対して創造論というのは、アンドリュス大学の生物学者フランク・マーシュ博士によると、次の三点にしぼられる。

1.現存する生物は、それと同じ種類の創造された生物よりきた。

2.創造された種類の中で、親とかなりちがった個体を生じる変化は起きる。しかしそれは新しい種類を生じるほど大きなものではない。

3.創造以来あらわれた変化は自然の原因によるものであり、それは今日も働いているので、実験的に研究すべきである。』(「人間はどこから来たのか―やさしい創造と進化の話・山形俊夫著」

どうしても進化論には、無理が生じます。なぜなら、進化と進化の間の鎖輪とも言うべき物的証拠となる個体を集めることができないので仮説を証明することができないのです。
過去に多くの進化論学者たちが仮説を立ててきましたが、いずれも彼ら自身で、行き詰まりを感じさせる結論に至っています。

過去の各進化説に対する批判は次のとおりです。

『1.用不用説(ラマルク)への批判・・・・用不用による器官の発達・退化は認められる事実であるが、後天的に獲得された形質が遺伝することは否定され、進化の要因としては認められない。

2.自然選択説(ダーウィン)への批判・・・・自然選択は生物間につねに起こっている事実であるが、ヨハンセンの「純系説」によってその限界が示されたように、ダーウィンの考えた変質(個体変異)の遺伝は認められていない。

3.生殖質連続説(ワイズマン)への批判・・・・生殖質に起こった変異が遺伝することは現在認められており、大筋としては正しい。しかし、生殖質にどのように自然選択が働くのかという点などこれだけでは十分説明できない面も多い。

4.定向進化説(アイマー)への批判・・・定向進化のように連続的な進化は多くの化石でその実例をみることができるが、定向進化説でいう内部的な要因については十分に説明されていない。また定向進化は、環境の一定性・一様な変化を仮定すれば、自然選択説で説明できるという考えもある。
5.突然変異説(ド・フリース)への批判・・・自然界には突然変異があり、その変異が遺伝することは事実である。しかし、突然変異は劣勢の方向や、個体を致死の方向に変化させることが多く、これだけでは現在のような多種類の生物を、連続的(系統的)に作り出すことは不可能である。

6.隔離説(ワグナー)への批判・・・自然選択と隔離(新しい変質をもつものが地理的に隔離されて新種ができるという考え―著者註)が協同してはたらいて新種の形成が行われるという考えは現在も認められている。しかhし、ある地域の生物についてはよくあてはまるが、地球上の大部分の生物の進化については説明できない。

そこで学者たちは、「現代の進化に対する考え方」として「現在では進化はただ一つの要因によって起こるのではなく、種々の要因が組み合わさっておこるのであろうと考えられている」という。そして「生物集団に起こる突然変異に自然選択が働き、それが固定するため隔離という現象も必要である。このような『突然変異→自然選択→隔離』を繰り返しながら、長い年月のうちに新しい種が形成されていく」と考えているのである』(同上)

そしてこの章の終わりの結論には次のように結論が書かれていました。

『しかし突然変異といっても、すでに述べたように、その変化の幅は小さく、ショウジョウバエはいくら突然変異をしてもショウジョウバエであって、それ以上の大きな変化はみられていない。進化論者はわずかな変化でもそれを長年月積み重ねれば爬虫類が鳥類になるといった大きな変化も可能であると信じているが、そう楽観的になれるものであろうか。
 また分子生物学の発達と共に、分子レベルの進化がいろいろ研究されているが、生物全体のつながりを見出すにはまだほど遠い。』

ホワイトタイガーは、タイガーに変わりはありません。
学校でもこのあたりまで教えてくれたら子供たちの視野が広がるのに・・・と思います。最近は遺伝子DNAの解読などにより、限りなく確立ゼロに近い進化論は衰退しています。米国の学者たちは、創造論がメインです。
著者の山形さんは、天文学者でしたが、彼の著書は、科学的視野から聖書を捉えていて大変興味深いです。ここにご紹介したものは、ごく一部ですが、聖書研究においてお役に立てたら嬉しく思います。進化論については、これくらいにしておきたいと思います。

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