恋は匂へと散りぬるをコミュのオリスタ記事。それについて感想とかあればどうぞ〜。

オリスタよりーーーー

☆去年からレコーディングをいっぱいやってたなっていう。
☆俺なりの意見を入れつつ、スタッフが考えてこの２曲がシングルという形になったのかな。


『まだ涙にならない悲しみが』

☆コード的には確かにメジャーなんだけど、哀愁のあるマイナー感がメロディの中にはあって。
とにかくメロディが綺麗だし・・・。

△歌詞の内容に沿って主人公を作って、素直に歌うってことに取り組みましたね。
何か信じていたものを自分から手放す覚悟を歌った、切ない曲やなって思って。


『恋は匂へと散りぬるを』

☆思いっきりKinKiらしい曲だと思います。建さんがKinKi Kidsというものをすごくよく捉えて、考えたうえで作ってくれた曲だな、と。
明確なものがそこにあるという感覚かな。だからこれを歌うときに際しても、そこに向かっていけば表現できるというか。そういう曲だと思いますね。

△”建さんってこんなことを考えてんねや〜。へぇ〜”って想うところがちょっとあって。
いわゆる恋のはじまりみたいなもんでしょうけど、ちょっと大人の恋の匂いもしますよね。年齢に関係なく、恋ってほんとに儚いねっていう。幸せを感じるからこその不安が散りばめられてるなって思いますね。


『雨虫』

☆俺好きですよ。こういう楽曲を歌えるというか、やれるっていうのは、うちの事務所の中でもそんなに多くはないと思うんですよ。そういう意味合いで考えると”これがKinKiの色ですよー”というと違うかもしれないけど、こういう曲が歌えるグループだと思うので。

△歌っていて気持ち良かったですね。
『恋は匂へと〜』も、光一くんが先に全部歌ったあとに歌ってて。
メロディが綺麗だったので、余計なことをせずにシンプルに淡々と歌うことを心がけたというか。


『流星』
☆この曲を聴いたときから記憶に残っていたから、「あれもやっておくといいんじゃない」ってスタッフに言って。
KinKiらしさって何パターンもあると思うんですけど、感覚的な部分でいうと『流星』は、KinKiの楽曲の中でもファンの方々にまあまあ人気が高い『Bonnie Butterfly』だったり、ああいった匂いがする楽曲だと思ったんですよね。

△一見、アレンジやメロディがアイドルっぽいから、最初は少し戸惑いながら歌ってましたけど、この曲は、いい意味で謎でしたね。明るいようで切ない感じを行ったり来たりして。すごくおもしろいなと思いました。



△確実に言えることは楽曲のレベルみたいなものが高くなってきていて。複雑な旋律が多くなってきているから、歌うのが難しい曲が増えてきていると思うんですよね。作る際には、音楽的にいい意味での変化球を考えていると思うんです。初めて聴く人に対しても、”KinKiはいい曲歌っているな”って思ってもらいたいんですね。だから、いいメロディといい歌詞をストレートに伝えるっていう、自分たちの良さをなくしたくはない。

☆舞台とかでメインでやっている人は、みんな孤独を感じていると思います。それは絶対的な孤独なんですよ。だけど、絶対的に孤独じゃないんです・・・終わり。
どの世界でもそうだと思うし、舞台だけの話じゃないんだけど、メインで先頭立ってやるっていうのは、そういうことだと思うんですよ。すべての責任を背負うわけだし、逆にそういう部分がないとやれないんじゃないかなって。
それを背負う決意がないとダメだし、そういうことを理解したうえでやらないとね。たとえば、そのことが重圧になって負けてしまうようでは、務めは果たせないから。先頭に立つ人は、ちょっと残酷な決断を下さないといけないことだってあるし・・・。それは必要な孤独なんです。でも、周りをよく見れば仲間がたくさんいるわけだし、その中でバランスを保って共存できれば・・・させなきゃいけないってことですよね。人間が集まって、いろんなものを作っていく場所なんで。

☆KinKはふたりだから（孤独を）分かち合えるということではないし、"ふたりだから気持ち的にラクなんだ？”という話ではまったくなくて。
”グループだから””ソロだから”という話ではなくて、そういう孤独な部分を持っていないといけないっていうことだよね。馴れ合いとか”なあなあ”は絶対にしてはいけないことだから、そこで厳しい部分を持ってないと仕事にならないし。すっごい仲いいねっていう現場だからといって、いいものができるとは限らない。まぁ、人間は生涯孤独なんですよ、おそらく。だから寄り添う部分を求めるわけでしょ。孤独を感じてなかったら、何も要らないもんね・・・。
そうじゃないといけない、だからこそ喜びや感謝に変わるってことですよね。


☆ライブについては、まだ具体的に決まっているわけじゃないけどね。アルバムの作業も続いているし、そのうち聴かせられると思います。

△まだなにも決まってないけど、個人的にはショウではなく、昔のKinKiのライヴみたいなものがやりたいなって。あとはもう楽しむだけです。