ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

コピペの部屋コミュの【ブーン系】(´-ω-`) 「また、アキアカネが飛ぶ季節のようですね。義姉さん」【中編】

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
(転載元)
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1254636537

(全編まとめ)
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=6168454&id=91040965

※一部、性的な描写が含まれております。

コメントに続きます
でははじまり

ーー

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 15:10:28.85 ID:Dfna5elM0


【 六 】


眩しい、朝。

陽の光が恨めしい。
ぬるい風が全身にまとわりついて、不快だ。

目覚めは、憂鬱だった。

頭が重い。

昨日までは楽園のように思えた、曙光の中に明るく浮かび上がる中庭の風景。
それが今日は、まるで灼熱地獄だ。

身体が焼かれてしまいそうで、辛い。
蒲団の上で、タオルケットを被り直し身体を丸める。

蝉の声は、耳を苛む。


(´-ω-`) 「はあ、っ」

このままずっと、夏休みが終わるまでこの部屋にいたい。
誰にも顔を見せずに、一人で寝ていたい。

でも、そんなことができるはずもない。


3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 15:13:16.32 ID:Dfna5elM0


「やあ、少年。
 あしたに道を聞かば夕べに死すとも可なり。朝だぞ」


タオルケットを頭から被ったままの僕に、変わらぬ声。
また突拍子もない故事成語だ。


(´-ω-`) 「眠いんです。朝ご飯は、後にさせてください」

lw´‐ _‐ノv「ダメ。私が面白くない。
 君も弟なら、義姉には従うものだよ?」

僕のタオルケットが剥がされる。
横向きに寝ていた僕の目の前には、爪をきれいに切り整えられた足がある。

仁王立ちで。
無表情に、目だけは微かに笑って。

僕の義姉になる人……シューさんが、横になった僕の前に立っていた。


(´・ω・`) 「……」


コメント(14)

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

コピペの部屋 更新情報

コピペの部屋のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング