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コピペの部屋コミュの【不思議・心霊】石じじいの語る怪異譚集【10】

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(転載元)
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1502541708/
【新】海・山にまつわる怖い話・不思議な話 1

(全話まとめ)
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=6168454&id=80586888&from=share


コメントにつづきません
でははじまり

ーー

477: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/08/07(日) 15:13:14.55 ID:+DG4v9FK0.net(主)

 私の実家の部落(この場合、集落という意味)に、珍しい石を探して拾い、それを売って生計を立てている男性がいました。
 子供の頃、よく話を聞いたものです。

 私は、彼を「石じじい」と読んでいました。
(本人の前では言いませんでしたが)

 彼は、珍しい石を求めて四国の山や海岸を歩きました。
 戦前の生まれで、若いころは朝鮮に住んでいたそうです。
 戦後は、実家にもどり半農半石拾いで生活をしていました。

 彼についての逸話は、以下のリンクをご参照ください。

http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1445320336/
うしみつ関連記事:
山から石を持ち帰るとヤバいの??

(このコミュニティでのURL)
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=6168454&id=80475460

では、話の続きをしましょう。


539 :本当にあった怖い名無し:2018/05/07(月) 13:47:00.49 ID:sXVstYCi0.net


『テントの下から』


石じじいの話です。

彼は石を求めて山を歩く時に、テントを持参して数泊することもめずらしくなかったそうです。

ある山でテントで寝ている時に、テントの床(布地)から

ぐっ

と、何かが背中を突いてきたそうです。
じじいは驚いて飛び起きて床を見ましたがその後何も起こらない。
触ってみましたが固いものはない。
動物でもいたのかと考えて、床を叩いてから
また寝ましたが、いっときするとまた突いてくる。

ぐいっと。

飛び起きて見ると何もない。

『背中のツボを押してくれるけん気持ちよかったが、これが刃物で刺されるかもしれんと思うたらおちおちねてもおられんかったわい』

とじじいは考えて、テントから出て倒木の上に座って 一夜を明かしたそうです。

『地べたに座っとっても尻刺されるかもしれんけんね』
『おおごとよ』

朝になってテントをたたんでみると別に変わったところはありませんでしたが、バショウと思われる大きな枯葉があったそうです。
近くにバショウなどないのに。


540 :本当にあった怖い名無し:2018/05/08(火) 18:40:59.12 ID:ZvJpssTK0.net
じじい和む
ぶっすり肛門とか刺されたらたまんないもんあ

541 :本当にあった怖い名無し:2018/05/08(火) 21:53:45.60 ID:VsFYwnA50.net
和むねー日本昔話みたいで好き
常田富士男に朗読してもらいたい

546 :本当にあった怖い名無し:2018/05/12(土) 09:18:59.42 ID:D4X+/Brv0.net
石ジジイの新作?
久し振りにに見たなぁ



555 :本当にあった怖い名無し:2018/05/13(日) 19:20:29.08 ID:a1/FhTnp0.net


『じじいノート1』


石じじいの話です。

じじいから聞いた話を書きとったノートのなかで、
とても短い走り書きのような断片から。

(1)
じじい、山中で上空に飛行機30機以上の編隊をみる。
音せず、すべての飛行機が白い色
戦時中のB29もこのようなものか?
そのような多くの飛行機が飛ぶのだろうか?と思った。

:とのこと

(2)
触ると痛い石があるとのこと。
なめらかな表面で、色は青白色
熱なし
触ると皮膚にするどい痛みが走ると。

:とのこと

(3)
市の役人が妻を石を使って撲殺。
その男曰く:
『妻が、この石で殺してくれるように頼んだのだ。
石も、そう言っていた。』

:とのこと

##

556 :本当にあった怖い名無し:2018/05/14(月) 15:52:07.41 ID:YXhyF58l0.net
触ると痛いのやだな



557 :本当にあった怖い名無し:2018/05/16(水) 21:46:50.87 ID:Szh+Lw520.net


『滝つぼに落ちた話』


石じじいの話です。

じじいは、滝つぼに落ちたことがあるそうです。
石を詰めたリュックを背負って、滝巻きをしていた
ときに掴んだ木が折れて、かなり下の滝つぼにドボン。
もちろん石のように底に沈みましたが、上から
水がどんどん落ちてくるのでその力(重さ)で
上には浮き上がれない。リュックを捨て横に泳いで
浅瀬に逃げて這い上がったそうです。

石の入ったリュックを滝つぼの中に置いてきてしまったので、腰に結わえていたロープを持ってもう一度水中に潜って、ローブを縛り付けてそれを引いて徐々に滝つぼから取り出したと。

げに恐ろしきは、石マニアの執念。

『怖い思いしたで。打ちどころわるかったらおだぶつで』
『滝つぼに落ちたら横に泳いで逃げんさいよ』

まあ、怖い話やけど、おばけは出てこんのかな?


566 :本当にあった怖い名無し:2018/05/18(金) 11:59:43.86 ID:y/fzU3+dO.net
我は海山でも特に何にも感じないけど
石じじいみたいに石の詰まったリュックサックを背負ったまま溺死したら
覚悟の入水自殺として処理されちゃうねぇ



568 :本当にあった怖い名無し:2018/05/18(金) 20:22:02.58 ID:6tPDVssT0.net


『女仙人』


石じじいの話です。

山中で不思議な女性に会ったそうです。

山を登っていると、上から山仕事姿の女性が降りてきました。
風体は大原女のようだったと。
しかし、その女性は真っ黒な布帯で目隠しをしていました。
それでも、すいすいと山道を下りてきたそうです。
じじいはわきに寄って道を譲りましたが、女性は手をちょっと
あげて、『こんにちわ』と挨拶したと。

『こ、こんにちは、気いつけていきんさいや』じじいはかえし
ましたが、女性は、『はあい、だんだん』とこたえて
すたこらとおりて行ったそうです。
後ろ姿を見ていましたが、黒い帯は後頭部でしっかりと
結ばれていました。
「あれは女の仙人やったかもしれんがのう。」

悪い人だったら怖いね:と当時のノートには自分の感想が


572 :本当にあった怖い名無し:2018/05/19(土) 11:44:51.87 ID:MeWb0/jy0.net


『じじいノート2』


石じじいの話です。

じじいから聞いた話を書きとったノートのなかで、
とても短い、走り書きのようなものから。

(1)
野良犬が、石を咥えて歩いていた。
餌を与えて、その石を取り上げたが
普通の泥岩
犬はそのまま立ち去るが、他の野良犬が
石を欲しがりあとをついてきた。
:とのこと

(2)
山で脚が生えて四つ足(ママ)で走る石を2つ見た。
:とのこと
[書き込み者註]
今考えると、『アポロ18』みたいですね。

(3)
ものすごく芳しい匂いを放つ石を拾ったことがある。
香木のようないい匂い。嗅いでいると恍惚となる。
しかし、次の日、大量の鼻血がでた。
因果関係不明。
『他の人にあげちしもうたわい』
:とのこと


573 :本当にあった怖い名無し:2018/05/19(土) 16:07:14.73 ID:R0IcoK4K0.net
走る石かわいいなあ
ペットにしたい

574 :本当にあった怖い名無し:2018/05/19(土) 18:23:32.04 ID:Hp+bm0GBO.net
>>572
石に擬態した生物(妖怪?)なのかと思った
捕まえて調べてみたい


 (了)

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