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コピペの部屋コミュの【不思議・心霊】プールの第3コース

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(転載元)
https://nazolog.com/blog-entry-52.html

コメントに続きます
でははじまり

ーー


『プールの第3コース』


投稿者「とうま ◆7cxgXa4I」 2014/03/15

4つ上の姉の話。
今日は姉と俺がまだ小学生だった頃の話をしようと思う。
まだ、姉が口調が切り替わる話し方をするようになる前の話だ。


俺達はまだ小さい頃に(姉がちょうど小学校の1年の時)、父方の親族が住んでいた県から引っ越しをした。
俺はマジで小さかったから、何で引っ越したのかとかは覚えていない。
父方の祖父母は優しかったし、引っ越した先の母方の祖父母も優しかった。

強いていえば、今考えてみると引っ越した先がかなりの田舎だった事ぐらいだろうか。
姉にとっては田舎の方が目新しいものがたくさんで、とにかく面白がっていたことをよく覚えている。
電灯が少ない暗い景色も、間近にある自然も、古い建物も、何もかもが新鮮だったんだそうだ。


さて、俺も同じ小学校に入学したのだが、その頃は『怪談』、『怖い話』が全国的にブームだった。
田舎の小学校には結構あることだと思うが、
生徒数が少ないため、上級生も下級生もいっしょくたになって遊ぶのが普通だった。
何年生でも関係無く毎日みんなで集まって怖い話をしては、

「今度○○に探検に行こう!」

などと男子は盛り上がり、
女子は怖いとキャーキャー言いながらも楽しんでいた。

ただ、上級生は口々に

「学校の七不思議がここにもあれば面白かったのに」

と、ほぼ毎日のように不満をもらしていた。
木造校舎で雰囲気たっぷりのわりには、学校に伝わる怖い話というものがほとんど無かったのだ。
だから、図書室で怖い話を読んでもりあがったり、
中学生の兄や姉を持つ生徒がもっと怖い話を聞いてきて、それをみんなに披露したり、ってのが普通だった。


話は変わるが、
通っていた小学校というのがスポーツに力を入れている学校で、年中いつでも何かしらの強化訓練を行っていた。
春はマラソン、
夏は水泳、
秋は陸上競技全般、
冬はスキーにクロスカントリースキーと、放課後の練習が義務だった。

もちろん、何かしらちゃんと理由のある児童を除いては全員強制参加だった。
学校側としては大会で上位成績を収めて、近郊の学校へ力を見せつける、みたいな感じだった。

そんな大人の事情はつゆ知らず、俺達はダルいダルいと思いながらも、毎日のスポーツへ取り組まさせられていた。
特に熱を入れて取り組まれていたのが、夏の水泳大会とスキー大会。
上位入賞すれば県大会なんかにも進めるものだったから、教師陣も毎年スパルタ訓練を行ってくれた。
そういう練習が無かった学校、もしくは本人の参加希望制だった学校に通っていた人がマジで羨ましい。

コメント(5)

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