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コピペの部屋コミュの【不思議・心霊】ヒモロギアラシ

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(転載元)
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1262537641/
「ほんのりと怖い話スレ その63」
より

コメントに続きます
でははじまり

――

4: 本当にあった怖い名無し:2010/01/04(月) 09:12:25 ID:ka4yskZm0


 『ヒモロギアラシ』


 里帰りして昔話に花咲かしてたら面白い出来事を思い出したので投稿してみる。

 僕が小学5年生の頃、九州の方からKというやつが転校してきた。
 当初は妙な方言を使っているという理由で苛められていたが小学生だけあってすぐに打ち解けた。
 僕と他の級友YとDとKは特に仲良くなって毎日のように一緒に遊んでいた。

 そんなある日、近所の寂れた神社で暇を持て余してたらKが

「ヒモロギアラシをしないか」

 と提案してきた。

 ヒモロギアラシと言われても当時小学生だった僕らは、ヒモロギという言葉の意味すら知らなかったのだから当然チンプンカンプン。

「それはどんな遊びだ?」

 とKに尋ねたところ、

「神様を探す遊びだ」

 とのこと。
 後で分かったのだけど、K自身も詳しく理解していなかったらしい。
 とにかくやってみようということになってKにやり方を教わった。手順は簡単で神社の境内でどんぐりを集めて、そのどんぐりを神様の居そうな場所に土を盛って立てるというものだった。

 さっそく僕らは境内を探し回って、各々の場所にどんぐりを設置した。
 僕は霊感とかそういうものには疎いので深く考えず木の根元に設置。
 Yは「神様なら神社にいるだろ」と神社に設置。
 Kはその鳥居の脚付近に設置。
 Dは腰を掛けるのに丁度良さそうなサイズの苔むした岩の上に設置していた。その岩があまりに厳かだったから、なんとなく皆Dが正解のような気がしたらしく

「Dいい場所みつけたな!いいな!」

 とか言ってた。それでこの後どうするんだとKに聞くと、

「明日までこのままにしておく」

 と言い出したので皆白けてかくれんぼして帰った。

コメント(4)

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