コピペの部屋コミュの【不思議・心霊】師匠と八番目の弟子⑩「“八番目”の意味」

(転載元)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/study/9405/1209619007/

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でははじまり

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　私の母方の女性陣は霊感が強い家庭に生まれ、幼少より霊体験には事欠かなかった。

　今までは騙し騙し何とかなっていた怪奇現象も大学時代には手に負えない様になっていた。

　窮地を救ってくれたのが師匠だった･･･

　そんな師匠との師匠と心霊ライフ。

＊＊＊＊

『“八番目”の意味』

　“八番目の弟子”の意味についての話。

　私が師匠の八番目の弟子になった後、師匠の更に師匠(名はある歴史上の高僧と同じ、Ｋとします)にあたる人物から、電話がかかってきたそうな。

　そのＫさんが厄介というか、すごい。

　師匠曰く、
　水上に文字が書ける。
　あと、有名心霊番組のレギュラーだった、ある方(一時期、その人を待受にするまじないが流行りました)の師匠でもあるそうな。

　で、師匠が私を弟子になった後、直ぐ様Ｋさんから電話が来た。

『お前、厄介なものを弟子にしたのう』

　師匠唖然。
　何故ならまだＫさんには、弟子入りの事は伝えてない。
　まあＫさんはそういう千里眼みたいな能力があるらしく、この様な事がしばしばあるらしい。

　余談だが、Ｋさんの奥さんも凄いらしい。美人で若く(Ｋさんがもう還暦を過ぎているのに、二十代！)、ブリーチという漫画の夜一さん【画像】みたいな(服装含め)人。最強の夫婦だ…

　さて話を戻すと、なぜ厄介なのか聞いたらしい。

　Ｋさん曰く。

『８の字を横にしてみい』

　それを聞いて師匠があっ、と叫んだ。
　８の字を横にするとある記号になる。

『∞』

　Ｋさんはカラカラと笑いながら、

『まぁ注意しなされ、お前さんの手におえる者かは保証せん』

　とか師匠に言ったそうな。
　師匠は電話を切った後、深く項垂れていた。

　そのＫさんの言葉の意味を、二人共、いずれ身を持って知ることになるが、それはまた別の話。

　　　　　　(了)

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