ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

コピペの部屋コミュの【不思議・心霊】見せ物小屋【質屋シリーズ4】

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
(転載元)
http://toro.2ch.sc/occult/
不可解な体験、謎な話〜enigma〜 Part30より

(全十話まとめ)
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=79506381&comm_id=6168454&page=1&from=first_page

コメントに続きます
でははじまり

──

785: 525 2006/01/20(金) 23:14:05 ID:n9KFol1d0

 家は昔質屋だった、と言ってもじいちゃんが 17歳の頃までだから私は話でしか知らないのだけど結構面白い話を聞けた。
 田舎なのもあるけどじいちゃんが小学生の頃は幽霊は勿論、神様とか妖怪やら祟りなど非科学的な物が当たり前に信じられていた時代でそう言った物を質屋に持ち込む人は少なくは無かったそうだ。

 どういった基準で値段をつけていたのかは分らないが、じいちゃん曰く

「おやじには霊感があったからそう言う神がかった物は見分ける事ができたんだ」

 と言っていた。


****

 「見せ物小屋」


「よう喜一、でっかくなりやがって」

 店にデカイおじさんがいた。

 外知朗おじさんだ。
 おじさんはおやじの悪趣味な友人の1人だ。

「俺の名前はトチロウ、外を歩き沢山の事を知りそして教える者、外知朗だ!」

 おじさんの口癖で、こじつけだ。
(昔は丑年の次男に【外】と言う字をつける風習があった。理由は牛はどっしりして中々小屋から出ようとしない様子から早く養子に行けと言う意味らしい)

 おじさんはたくさんの学校を行ったり来たりしている学者?らしい。
 行った先で変わった物を見つけたり変な宗教に首を突っ込んだりする変人だったが、田舎育ちの喜一少年にはこの人の話は夢の様な外の世界だった。

 その日「見せ物小屋」の話をしてくれた。

 喜一の町にも縁日になればよくやって来た。
 小さなサーカス&マジックだ。

.

コメント(4)

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

コピペの部屋 更新情報

コピペの部屋のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング