ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

コピペの部屋コミュの【不思議・心霊】石じじいの語る怪異譚集【31】

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
(転載元)
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1535920044/
海・山にまつわる怖い話・不思議な話 2

(全話まとめ)
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=6168454&id=80586888&from=share

コメントにつづきません
でははじまり

ーー

477: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/08/07(日) 15:13:14.55 ID:+DG4v9FK0.net(主)

 私の実家の部落(この場合、集落という意味)に、珍しい石を探して拾い、それを売って生計を立てている男性がいました。 

 子供の頃、よく話を聞いたものです。

 私は、彼を「石じじい」と読んでいました。 

(本人の前では言いませんでしたが) 

 彼は、珍しい石を求めて四国の山や海岸を歩きました。 

 戦前の生まれで、若いころは朝鮮に住んでいたそうです。 

 戦後は、実家にもどり半農半石拾いで生活をしていました。 

 彼についての逸話は、以下のリンクをご参照ください。 

http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1445320336

うしみつ関連記事:
山から石を持ち帰るとヤバいの??

(このコミュニティでのURL)
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=6168454&id=80475460
では、話の続きをしましょう。 



279本当にあった怖い名無し2018/11/10(土) 13:24:45.70ID:U1OcSZ290


 『じじいノート5』


石じじいの話です。

メモノートの断片から。

(1)
じじいにはライバルとも、師匠とも言える人がいたそうです。

その人は、じじいよりも年配のおばあさんでした。

非常によく石のことを知っていました。

また、岩石や鉱物に関係した言い伝えや、学術的なことにも造詣が深かったそうです。

(私のメモに「けっしょうけい」とあるのですが、これは「結晶系」の意味でしょうね。)

珍しい石をいろいろと持っていて、それがどこで手に入るか?というのをどの川を登って、どこそこにある、ということを詳しく教えてくれました。

彼女は、ある日、飄然と旅に出て戻らなかったそうです。


(2)
昔、女性の理容師で、葬儀のための遺体の死に装束の着付けと死に化粧をしていた人がいました。

その女性は、理髪も着付けも上手だったので、葬儀遺体が女性の場合は頼まれることが多かったとか。

ある時、若い女性の死に化粧をしていると、その遺体が涙を流したそうです。

その涙を吹きながら化粧をしたとのこと。
その女性理容師がじじいに語った話です。


280本当にあった怖い名無し2018/11/11(日) 06:19:44.87ID:frcXmnBHO
>>279
石じじいの師匠も失踪したのか・・・・・・


297本当にあった怖い名無し2018/11/21(水) 12:59:44.48ID:cKyExgp50


 『重さの変わる石』


石じじいの話です。


時によって、重さの変わる石があったそうです。

それは、青黒い石で、川岸の小さな祠に祀ってありました。

台座の石の上にのっていましたが、台座は苔むしているのに、その石はぴかぴかしていたそうです。

たぶん、その石が、たまに占いに使われていたからだろうということです。

願い事がある時に、その石を持ち上げて、その重さの違いで吉凶を占ったのだそうです。
重ければ吉、軽ければ凶と。(逆かもしれない)

ただし、その石に「祈って」も、願いが叶うわけではありませんでした。

この石には、定期的に「肉」が供えられていました。
それは、トカゲやヘビ、ネズミ、うさぎのような動物だったそうです。
それらの死体が腐って匂うので、吉凶を占うときちょっとこまったと。
だれが供えているかわからなかったそうです。

気がつくと、お供え物が替わっている。
ある時、その祠の前で犬が死んでいることがありました。

その石は、台風が来て大水が出たときに流失してしまったそうです。

死んでいた犬が、その石への「供物」だったかどうかはわかりませんが、もっと大きな「供物」があったのでしょうか?


298本当にあった怖い名無し2018/11/21(水) 21:11:03.47ID:1idagmfL0
>>297
おもかる石 は全国にあるねー占いに使われるのも一緒だし
肉のお供えは今では廃れたのかも 



299本当にあった怖い名無し2018/11/21(水) 23:33:54.76ID:njbZq3hW0


 『奇妙な仏像』


石じじいの話です。

以前、じじいが山中の廃寺で奇妙な仏像を見かけた、という話(※)をしました


(※『荒れ寺の仏像』
【不思議・心霊】石じじいの語る怪異譚集【23】 https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=6168454&id=100697797&from=share
在中)

が、その話に関連すると思われるメモがありましたので、ここに書きます。

「奇妙な木造の仏像」によく似たものを、もう一つ、大分県の寺(お堂?)でも見かけてたそうです。

それについて地元の人間に由来を訪ねたところ、

ある人が言うに:

この仏像は、博多の寺から譲り受けたというもので、もともとは、元寇の際、沈没した元の船が積み込んでいたものだということでした。

そのような「仏像」が元寇の時、元の船の沈没後に大量に海岸に打ち上げられたので、人々が拾い地元の寺に収めたのだそうです。

それが、蒙古人のものだったのか?いっしょにやってきた高麗人(朝鮮)のものだったのか、はわからないということでした。

しかし、あれは「仏」の像だったのでしょうか?


301本当にあった怖い名無し2018/11/22(木) 20:54:37.47ID:7tKss0F90
>>299
まさかそれは顔の削りとられた黒い仏像でしたか?


303本当にあった怖い名無し
2018/11/23(金) 19:44:46.63
ID:H9xaBW9K0


『めいしん』


石じじいの話です。


小石を畳に撒いて、人の将来を占う子がいたそうです。

その子供は、まだ小さかったのですが、いつの間にか白い小さな石を5つ持っていました。
それを畳に投げ撒いて、石の配置で人の死「のみ」を占ったそうです。
石をどこから手に入れたのかその子は言わなかったので、そのへんで拾ったのだろうということでした。

最初は、子供の遊び、と思っていた大人たちでしたが、ある時、その子が
「もうすぐ、XXのおじさんが死ぬ」
と言ったそうです。
家族のものは子供をたしなめましたが、老人でもないそのおじさんは、すぐに死んだそうです。
その後も、何度か、他人の死の予想を的中させました。

その子は、自分の占いのことを『めいしん』と呼んでいたそうです。
漢字で書く、いわゆる「迷信」とは違った意味だということでしたが。

ある時、その子は、「うちらは、みんな死ぬんで」と家族のものに言った後、行方不明になりました。
彼は、ため池に浮かんで死んでいたそうです。
石は、その子の座机の引き出しに残されていました。
事故だったのか?入水自殺だったのか?(ちいさな子供が自殺するとも思えませんが)

その後、その子の家族は、戦争(出征して戦死、空襲で死亡)で全滅しました。

結果論ですが、その子の占いは当たったわけです・・・
まあ、「みんな死ぬ」という占いの結果は、絶対にはずれないのですが。

「あの子の持っとった石は後に見せてもろうたけど軽うてな。石やのうて骨を磨いたもんのように見えたけんどね。古そうなもんやったな。」


306本当にあった怖い名無し
2018/11/24(土) 03:05:27.04
ID:W6JZNrJ+0
>>303
動物の骨を使った占いは世界中にあるけど誰が子供に教えたのか。。。

307本当にあった怖い名無し
2018/11/24(土) 11:59:48.12
ID:rhjZFMSi0
>>306
選ばれし者には天から知識を授かるんやろ。おそらく本人に訊いたとしても何でか解らないけどやり方だけ知ってたと言うやろ。


304本当にあった怖い名無し
2018/11/23(金) 20:00:20.40
ID:H9xaBW9K0


『じじいノート6』


石じじいの話です。


メモから短い話を2つ。

(1)海の話

じじいの島の友人が話してくれたそうです。
ある漁夫は、信心深い人で、他の者よりの多く魚を取り、年を重ねても体がよく動いたそうです。
ある日、彼は、「今日往生する」と言って、島の人々を訪ねて回って挨拶をしました。

その後、彼は、浜に行って腰まで水に浸かって西に向かって合掌して念仏を唱えました。
光明遍在の偈を唱えて、「願以此功徳」の文を高らかに誦していましたが、念仏の第七遍目に晏然として息絶えたそうです。
海に浸かったまま立って往生を遂げていたのです。


(2)虫を呼び寄せる鏡があったそうです。

鏡といっても、今の鏡ではなく、銅板を磨いて錫メッキをした昔の鏡です。

そのような鏡は、すぐに曇るので、ザクロの汁で毎日磨いて曇らないようにするのですが、問題の鏡は、そのときにはすでに曇ってしまっていたそうです。

その鏡は普段は木箱にしまわれていました。

鏡を取り出して、鏡面を上にして縁側などの、外に置いておくと、どんどん虫がよってきたそうです。
もう、黒山の状態になるほど虫が集まったということです。

大昔の武家の嫁入り道具の一つで、もともとは支那で作られたのだ、とも、
備前の古墳から盗掘されてきたものだ、とも言われていたそうです。


305本当にあった怖い名無し2018/11/24(土) 02:22:57.49ID:pgf77IrT0
>>304
I've seen things you people wouldn't believe.
Attack ships on fire off the shoulder of Orion.
I watched C-beams glitter in the dark near the Tannhauser Gate.
All those moments will be lost in time, like tears in rain.
...Time to die.

308本当にあった怖い名無し
2018/11/24(土) 20:33:40.88
ID:B+E1qHoQ0
>>304
仮に大陸由来の鏡だとして作られた当時の大陸に金属と一緒に
まさか人間や動物を溶かし込んで念を込めるなんて言う風習でもあったんでしょうかね
いずれにしても気味が悪いね

309本当にあった怖い名無し
2018/11/24(土) 20:59:15.02
ID:1/lYFKP20
>>308
金属製品を鋳造する際に有機物や生体を溶かすなんて、獣の槍っすか?

310本当にあった怖い名無し
2018/11/24(土) 22:16:28.18
ID:W6JZNrJ+0
>>308
なんの虫かわからないが科学的に考えればフェロモンか似た物質がついていたとか?

313本当にあった怖い名無し2018/11/25(日) 01:15:34.66ID:J4VulN/U0
>>310
骨の一部とかに念を込めてとか血とかをいくらか混ぜてみたいな儀式を
製造過程でやってるんではないかとオカルト風に想像してみたまで


321本当にあった怖い名無し2018/11/25(日) 12:27:33.95ID:Bpvdx54v0


 『不死兵士』


石じじいの話です。

レプリカントなどの「人間に奉仕するべく人工的に作られたヒトモドキ」は、人類の夢なのでしょうか?
死ぬまで思うままに働かせることができるという。

じじいは、朝鮮に住んでいたときに何度か満州に赴きました。
満州には、いろいろな民族が住み、なかにはロシア人もいたそうです。
いわゆる白系ロシア人という人々でしょう。
農業、貿易、商業(食堂、食料品店、パン屋)などを生業にしていようです。
革命動乱から逃げてきた人々ばかりではなく、長らくそこに住んでいた人も多かったとか。
かならずしも反共ではなく、ソ連側と通じているものもいたそうです。
なかには、ユダヤ人もいたそうで、ユダヤ寺(シナゴーグ?)も建てられていました。


帝政ロシアでは、帝国科学アカデミーの学者によって「不死兵士」の研究がおこなわれていたそうです。
そのような兵士は、手足を切り落とされても、上半身だけになっても生きているのだと。
特別な餌を大量に与えると傷の回復が早いということでした。
手を失っても噛み付くことで戦えるのだと。

その兵士は、選別して子供の頃から育てて「医学的処置」を施すことによって作り上げられるのだそうです。
「パクロビーチェリ」(とメモにはあります)と呼ばれていたそうです。

研究は実用に近い段階だったそうですが、ボリシェヴィキ政権になってから、その研究所がどうなったかはわからない、ということでした。

この話をじじいにしてくれたロシア人は、アメリカに移住すると言っていたそうです。


  (了)



コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

コピペの部屋 更新情報

コピペの部屋のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング