皆様、お久しぶりです
前回の内容から大分日が経ちましたが、
「日本人は何故英語が苦手なの??」の続きです。
再度お茶
でも飲みながら御観覧ください。
日本人は何故英語が苦手なの??(1) ⇒8月14日付のトピックへ
日本人は何故英語が苦手なの??(2)-1⇒8月22日付のトピックへ
前回は「温、、
」いや、「音節」の数の違いをご説明させて頂きました
が、今回は何故こんなに音節の数が違うかの説明です。
前述したとおり、日本語では基本的に母音(vowel 以下V)のみ、若しくは子音
(consonant 以下C)と母音の2つの組み合わせで音節を作ります。
Vのみ・・・あ(a)、い(i)、う(u)、、/C＋V・・・か(ka)、せ(se)、や(ya)、、
言葉にしてみると、、、、、
たまごやき ⇒ ta・ma・go・ya・ki
からあげ ⇒ ka・ra・a・ge
（なんだかお腹がすいてきました
）
とてもシンプルですね
日本語は子音の後には必ず母音を置いて音節を作るのです
余は、音節の数は母音の数に相当します。
ここで、「あたりまえやん
」と思った方
、ところがそうでもな
いようです。世界で話されている言語を見てみると、日本語のようにVやCV
だけで音を作る言語は非常にレアで一般的ではないんです
多くの言語はもっと様々な音節のかたちを持っています。お隣の韓国や中国
の音節も複雑で多様です。
では英語の音節をを少し見てみましょう
母音・・・V 子音・・・C
V・CV・CCV・CCCV・VC・VCC・VCCC・VCCCC・CVC・CVCC・CVCCC・CVCCCC・
CCVC・CCVCC・CCVCCC・○△※〜￥□×、、、などなど
Vでも１つ、CCVでも１つ、CVCでも１つ、CVCCCCでも１つ、、、、
音節の種類が多い
とても複雑ですね
英語はきわめて複雑な音節のかたちを持っている言語なのです。
Vの代表選手
は日本語と同じ a・i・u 等ですね。
CVの代表選手はアルファベット読みで b[bíː]
VCの代表選手はアルファベット読みで f[éf]・s[és]
VCCの代表選手はアルファベット読みで x[éks]
では次は単語で見てみましょう。お茶のおかわりでもどうぞ、、。
CCVCの代表選手は speak[spíːk]・speed[spíːd]・black[blˈæk]
CCCVCの代表選手は splash [splˈæʃ]・stress[strés]
以上は母音の前に子音がいくつかあるものですが、日本人にとって一番厄介
なのが
、、、、母音の後に子音がいくつかある音節です
（VC, VCC, VCCC, VCCCC）
なにせ、日本語の音節は必ず母音で終わるため、母音の後にに子音がくるこ
とはありません
日本語だけの世界にいると、VやCVの音だけを一つの音節と認識していきま
すので英語のようなVCやVCCのようなつながった音を一つの音節として認識
することは決して起こりえないのです。
ところがどっこい、
英語を含め他の言語の世界では、母音の後にいくつかの子音がくる音節がたぁ〜っくさんあ
るんです。
先に挙げたf[éf]、s[és]、x[éks]のほか、
VCCCを含む音節 text[tékst]・next[nékst]・banks[bˈæŋks]
VCCCCを含む音節 twelfths [twélfjs]、glimpsed [glímpst]
このように、日本語には決して存在しないかたちの音節が英語にはたくさん
存在しているため音節の数に違いが出てくるのです。
日本人は何故英語が苦手なの??(2)-3 に続く
CHERISH English Club
前回の内容から大分日が経ちましたが、
「日本人は何故英語が苦手なの??」の続きです。
再度お茶
でも飲みながら御観覧ください。 日本人は何故英語が苦手なの??(1) ⇒8月14日付のトピックへ
日本人は何故英語が苦手なの??(2)-1⇒8月22日付のトピックへ
前回は「温、、
」いや、「音節」の数の違いをご説明させて頂きました が、今回は何故こんなに音節の数が違うかの説明です。
前述したとおり、日本語では基本的に母音(vowel 以下V)のみ、若しくは子音
(consonant 以下C)と母音の2つの組み合わせで音節を作ります。
Vのみ・・・あ(a)、い(i)、う(u)、、/C＋V・・・か(ka)、せ(se)、や(ya)、、
言葉にしてみると、、、、、
たまごやき ⇒ ta・ma・go・ya・ki
からあげ ⇒ ka・ra・a・ge
（なんだかお腹がすいてきました
） とてもシンプルですね
日本語は子音の後には必ず母音を置いて音節を作るのです
余は、音節の数は母音の数に相当します。
ここで、「あたりまえやん
」と思った方、ところがそうでもな いようです。世界で話されている言語を見てみると、日本語のようにVやCV
だけで音を作る言語は非常にレア
で一般的ではないんです 多くの言語はもっと様々な音節のかたちを持っています。お隣の韓国や中国
の音節も複雑で多様です。
では英語の音節をを少し見てみましょう
母音・・・V 子音・・・C V・CV・CCV・CCCV・VC・VCC・VCCC・VCCCC・CVC・CVCC・CVCCC・CVCCCC・
CCVC・CCVCC・CCVCCC・○△※〜￥□×、、、などなど
Vでも１つ、CCVでも１つ、CVCでも１つ、CVCCCCでも１つ、、、、
音節の種類が多い
とても複雑ですね
英語はきわめて複雑な音節のかたちを持っている言語なのです。
Vの代表選手
は日本語と同じ a・i・u 等ですね。 CVの代表選手
はアルファベット読みで b[bíː] VCの代表選手
はアルファベット読みで f[éf]・s[és] VCCの代表選手
はアルファベット読みで x[éks] では次は単語で見てみましょう。お茶
のおかわりでもどうぞ、、。 CCVCの代表選手
は speak[spíːk]・speed[spíːd]・black[blˈæk] CCCVCの代表選手
は splash [splˈæʃ]・stress[strés] 以上は母音の前に子音がいくつかあるものですが、日本人にとって一番厄介
なのが
、、、、母音の後に子音がいくつかある音節です （VC, VCC, VCCC, VCCCC）
なにせ、日本語の音節は必ず母音で終わるため、母音の後にに子音がくるこ
とはありません
日本語だけの世界にいると、VやCVの音だけを一つの音節と認識していきま
すので英語のようなVCやVCCのようなつながった音を一つの音節として認識
することは決して起こりえないのです。
ところがどっこい、
英語を含め他の言語の世界では、母音の後にいくつかの子音がくる音節がたぁ〜っくさんあ
るんです。
先に挙げたf[éf]、s[és]、x[éks]のほか、
VCCCを含む音節 text[tékst]・next[nékst]・banks[bˈæŋks]
VCCCCを含む音節 twelfths [twélfjs]、glimpsed [glímpst]
このように、日本語には決して存在しないかたちの音節が英語にはたくさん
存在しているため音節の数に違いが出てくるのです。
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