孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【孫崎享のつぶやき】台湾をめぐる緊張から誰が利益を得るか?

【孫崎享のつぶやき】
台湾をめぐる緊張から誰が利益を得るか? [ バイデン政権は、ミサイルとレーダー支援で 11 億ドルを台湾に売却する準備をしている]、台湾は米国から武器を購入すれば、中国の軍事侵攻止められると考えているのか。それはない。この現象をカモと呼ぶ。
2022-08-31 06:385

バイデン政権、台湾への11億ドルの武器売却準備、ブルームバーグニュース

ワシントン ― この件に詳しい当局者によると、バイデン政権はミサイルとレーダー支援で 11 億ドルを台湾に売却する準備をしている。

このパッケージには、以前に販売された監視レーダーの継続的なサポートに最大6億5000万ドルが含まれ、約100個のサイドワインダー空対空ミサイルと約60個の追加の対艦ハープーンミサイルに約9000万ドルが含まれると当局者は述べた.どちらの武器も以前に台湾に売却された。
国務省は、月曜日遅くに非公式に売却を議会に通知した。台湾に新たな軍事力を提供するものではないが、この動きは中国を怒らせるだろう.

ポリティコは、月曜日の初めに計画された武器売却について報告した。
この通知は、国務省からの正式な武器売却提案につながる数週間のスタッフ協議の始まりを示す。しかし、共和党と民主党の両方で台湾への支持が高まっているため、このパッケージは議会からの抵抗にほとんど直面しない可能性が高い.

この件に詳しい別の人物は、台湾への武器売却について政権と議会の間で数回の話し合いがあったと述べた。

米国国家安全保障会議のスポークスパーソンは匿名を条件に、詳細な回答を避け、米国は台湾の自衛を支援する台湾関係法の下での責任を果たし続けるとだけ述べた。国務省のスポークスパーソンは、ポリシーの問題として、議会に正式に通知されるまで、提案された防衛売却について公にコメントしたり確認したりしないと述べた.

今月初め、ナンシー・ペロシ下院議長は四半世紀ぶりに台湾を訪問した最高位の米国高官となり、その後北京に初めて軍事演習を実施し、台湾上空でミサイルを発射するよう促した。
中国の戦闘機は、ペロシの訪問以来、ほぼ毎日、台湾海峡を分割する中央線を突破している。
それ以来、マサチューセッツ州の民主党員であるエドワード・マーキー上院議員とテネシー州の共和党員であるマーシャ・ブラックバーン上院議員も注目を集めた。

台湾の蔡英文総統は、米国議員の訪問を「米国議会の強力な支持の積極的な表明」として歓迎し、「自衛するという台湾の決意を強化した」と付け加えた。