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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【色平哲郎氏のご紹介】M村農家のYさんの話(2021年10月23日) 

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平和と手仕事   判断力と批判力 大切に

今年103歳を迎えました。9人きょうだいですが、生きているのは私だけ。長生きできて幸せです。といってもけっこう忙しく、幸せ感ばかりに浸ってはいられません。やることがいっぱいあるから。

今年は夏に望月町にある「平和と手仕事 多津衛民芸館」で、松代のつむぎと焼き物の特別展を開いたんです、、、秋には「もちづき窯まつり」を開きました。民芸館には作業室があります、、、

もっと楽しかったのは10月に望月町で開いた日本エスペラント大会です。海外も含め300人がこの小さな町に集まりました。私は名誉会長。エスペラント語であいさつをしたんです。
うまくいきました。最も心に残る思い出です。

なぜ民芸というものにこだわるのかというと、日々の暮らしに密着し、手仕事でつくられてきた民芸品を大切にすることは、その地域に住む人への理解と平和への願いにつながるからなんです。だから平和と手仕事というテーマになる、、、

まもなく2000年を迎えます。今、私たちにとって一番大切なのは、平和のために自分自身で判断できる批判力をもつことだと思いますね。中米のコスタリカという国は、自国の軍隊を廃止し費用を教育に向けました。当時のアリアス大統領の方針でした。日本もコスタリカと同じ精神の憲法をもっています。それなのに逆の方に向かっている。お互い正しい判断力と批判力を身に付けたいと心から思っています。

【私の年賀状 民芸研究家 小林多津衛さん 望月町】


「人生には 石より堅い 夢がある」

小林多津衛さんの来年に向けた色紙。

「12月に賀状を書くのはうそであり楽しくありません。
私は年賀状をいただいた方に努力したいことなどを書いた手紙を出すようにしています」という


こばやし・たつえ 1896(明治29)年、望月町生まれ。
県師範学校在学中や卒業後、民芸運動創始者の柳宗悦や武者小路実篤らの影響を受けた。
95年に念願だった「平和と手仕事 多津衛民芸館」を開設、収集してきた陶器や染織物、書など約1万点を所蔵する。同館館長。主な著書に「美と真を求めて」など。

信濃毎日新聞 1999年12月25日


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M村農家のYさんの話(2021年10月23日) 
最近、20代、30代の、V国、P国、I国の労働者といろいろ日本語で話した試験があって、合格しないと日本に残れない2名は4年前に来日と1名は試験に落ち、来月帰国へ、と皆、小さいお子さんを故郷に残している
毎日のように家族とテレビ電話で話している

2012年にC国人が現状を県知事、厚労省、法務省、入管、米国国務省、日弁連等に内部告発した当時、労働者のほとんどがC国人だった米国国務省人身売買対策室が大いに動き、2014年に報告書がでた
「貧困と人権」というテーマだと、私(Y)は思う
1ヶ月労働時間が100時間オーバーなら問題が、現場は150時間オーバー、そのほとんどが深夜労働7、8月になると深夜2時から働かせる
労基法上に、住環境、寄宿舎についても規定あり寝具が大問題、、「布団を干すのを見たことがない」日弁連報告書に「1ヶ月1万円を本人渡しにする以外、通帳、貯金、パスポートを農家が管理」と「当時」実習生どうしの交流は禁止されていた、、(いまは、そんなことはない)
2020年秋、某国人どうしの傷害事件が発生  
地元紙で大きくとりあげられた
日弁連が厚労省、法務省に「現制度の即時廃止を」と申し入れた
回答「制度を維持しつつ、手直しに務める」
違反した監理団体には5年間の業務停止なり禁止措置があるという
すると団体が解散してしまうので、村の農家が新たに出資し直し、、という経緯もあった

いま、M村には、132名のP国人、33名のV国人を含む、トータル323名
(130名が帰国できなかった、この いのこり組が上のトータル数には加えてある)

資料にある監理団体以外のルートもいろいろあるので、実数は400名くらいだろう
隣のK村は、資料にあるようにトータル668名、実数は1000名くらいだろう
コロナ禍でV国政府は1機のみ、労働者帰国用の飛行機を準備した
日本政府はヴィザを1年延長し、「特定活動」資格で運用中
以下、しばらくV国での事例
来日前に、講習が3ヶ月間ある、日本語を中心に学ぶ  
講習費用は36万円
これはともかく、労働者負担となる「それと別の70万円」って、いったい何?
だれにとっても謎 
一説には、接待に使われる、とも?  だれが調べてくれ!!
労働者は牛を処分し、周囲から借金し、「必ず返済できる」との宣伝を信じ、来日する
V国の平均月収は2万円
企業単独型(社員として雇用)と団体監理型があるが、後者が多数

一番大きな監理会社を経由して、M村の農家88人(45戸)に200名が働く
来日してからも一ヶ月の講習がある  機械の使い方など この8万円は農家負担
S市内の病院で健康診断
年に1回、健康診断がある(深夜労働があるようだと、ルール上では半年に1回)
渡航費用は、(3万円アップして)現状で9万円、これは農家負担

労働者1名あたり(会社によってちがうが)3万円から4万円を「毎月毎月」農家は監理団体に払う
1戸あたり2、3名がいる、最大は、一戸に11名

日本国内の交通費も農家負担
今年6月のM村議会「彼らがいないと、とても無理」
猫の手どころか、、彼らが「不可欠」 
ナイター、照明施設つきで夜中からやっている
昔は6月末からの出荷、今は(彼らの来日が3月なので)4月から
秋も遅くまで、11月まで仕事 
1期作だったのが、2期作、3期作、、
窒素肥料、昔の使用量から激増した  
家族のように扱う農家も使いつぶして使う農家も悪質な監理会社も 良心的で親切な監理会社も 通訳の配置など、配慮が異なる

2021年版の人権報告  I弁護士がヒーローに
賃金台帳が重要 労働日数 時間を記録 月末に労働者がサインし、監理会社に送って、計算
某県の最低賃金は849円  農家では時間あたり950円を支払う
一ヶ月で20万円以上にはなる
お金を受けとった農家が、労働者の通帳にふりこむ
自分たちに必要な分を残し、あとはV国に送金
月末になるとM村内JA窓口は送金でこみあう
送金をしたいので、時間外労働をしたがる労働者  農家側と一致する
だから、賃金台帳の正確さは?
控除分が何なのか? 
このあたり、不分明、不透明

コロナ禍で来日できなかった労働者に対し、日本政府は緊急労働者確保金を支給 
昨年の傷害事件で大けがした某国労働者に対し、村内スーパーに募金箱が設けられた
未払い医療費はトータル500万円

労働者は、互いに宿舎を訪問しあい、交流しながら、V国の食材を楽しんでいる
スーバーにV国コーナーもできた
冬になると、某県から南に移動し、南国で農業労働をする向きもある様子
私(Y)は思う
「レタス御殿」が建つようなM村のトンデモ農業はもはや持続可能ではない
「ウソのようなホントのはなし」として、日本にも「食糧危機」が迫っているのだ
家族農業をとりもどそう!
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会場から: どんな労働実態なのでしょうか?
Yさん: フツーの日本人にはとても無理、ハングリーな人々でないと、、とても続けられません

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コメント(3)

これでは、体のいい、強制労働ではないか?低賃金で働かせなければ成り立たない、あるいはブロカーに高い手数料を払うような外国人労働でしかできない農産物は、高く売るか?やめるか?しかない。
戦前の長野県へ、朝鮮半島の方を強制的に連れてきたような、状態ではないか?
(強制かどうかは、異論があるようですが・・・)
>>[1]

私も朝鮮半島の方がたを強制連行してきたことと、入管で死んだスリランカの女性と、日本の権力は同じことをしていると考えます。
すーちゃんさん
有難うございます。手(チョキ)

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