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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【孫崎亨の「日本外交と政治の正体」】 新型コロナウイルスは空中飛散より物への付着に注意が必要

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公開日:2020/02/14 06:00 更新日:2020/02/14 06:00

マスク姿で体温検査を受ける中国の習近平国家主席(左)/(C)新華社=共同
 中国・湖北省武漢市から始まった新型コロナウイルスによる感染が拡大し、東アジアの動向に大きな不安を与えている。

 長引くほど、中国や日本の経済が大きく落ち込むのは間違いない。感染拡大はある意味で自然現象とはいえ、人災でもある。中国では、新型ウイルスについて警鐘を鳴らしていた医師たちが、社会の不安をかき立てるとして当局に弾圧された。彼らの忠告に耳を傾けていれば、ここまで感染は拡大しなかったのではないか。

 中国政府が現在、行っていることは、ある意味で過酷である。武漢市を含む湖北省を完全封鎖する一方、他の地域で早期発見と早期隔離で抑え込みを図る。米ジョンズ・ホプキンス大学が刻々と被害状況を発表しているが、死者、感染者ともに増え続けている。

「湖北省の感染エリアに行ったことがあるのを隠している人、発熱などの症状があるのに隠している人にどう対応するか」

 こう問われた北京市司法局の李富瑩局長は「刑事責任を追及し、軽い場合は3年以下の有期懲役、禁錮に処し、重い場合は10年以上の有期懲役、無期懲役、死刑に処す」とまで言い切っていた。この強硬手段が成功するか否かは不明である。

 多分、収束はまだ先だろう。不安な生活が続くことになる。一人一人が気をつける以外にない。中国政府が公表している情報をどの程度、信頼できるかはともかく、次の情報は参考になるだろう。中国人民網が報じた、北京地壇病院の感染2科主任医師で、国家衛生健康委員会専門家チーム委員を務める蒋栄猛氏の解説だ。

「ウイルスは飛沫と接触により広がる。飛沫は通常、くしゃみや咳により生じる。空気中における飛散距離は非常に限定的で、およそ1〜2メートルだ。飛沫は人体から出るとすぐに沈み、空気中を漂うことはない。つまり空気中にウイルスは存在せず、ウイルスが空気中でどの程度生存するかという問題も存在しない。飛沫は周辺の物体の表面に付着する。手を触れることでウイルスが付着し、さらにその手が触れる物体の表面、例えばドアの取っ手、エレベーターのボタンなど滑らかな物体の表面などでは、数時間生存するとの研究結果が出ている」

 彼はウイルス保有患者のくしゃみや咳で飛散に気を付けるべきだとしているが、それよりも、ウイルスが物に付着し、それを手で触る危険性を指摘しているのだ。

コメント(1)

日本政府の対応も後手後手ですが、とにかく早く収束してほしいですね。

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