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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【色平哲郎氏のご紹介】 「国家が国家である正しさこそ、怖ろしいのだ。

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厳しく疑われ、留保されなければならないのは、その正しさなのである。」

https://blog.goo.ne.jp/…/e/d17f74619dedc7314439dad2e2f6f3b1…

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高校時代、私の問題意識はただ一つ。

「なぜ、日本は第二次世界大戦に参加することになってしまったのか」

極東で37年から日中全面戦争を戦っていた日本、一方、欧州で39年に英独戦争という第二次大戦を始めたドイツ。

両者が40年9月になぜ、あえて、イタリアを含む三国同盟(Tripartite Pact)を締結したのか? 

理由とその背景は?

そして、なぜ、1941年、4月に日本は日ソ中立条約を結び、6月の独ソの開戦後、12月には真珠湾を攻撃したのか。

なんと日本はソ連と和平を固め、一方のドイツは(39年9月の不可侵条約を破ってまで)英国との停戦なくソ連に攻め込み、日本は中国との停戦なく米国を攻撃・・・

真珠湾攻撃の直後、ドイツが米国に参戦することで、極東の戦争と欧州の戦争が繋がってしまった・・・

合理的な説明がつかない、紆余曲折と謎が多すぎる支離滅裂なストーリーだった。

みなさんにとってはいかがだろうか?

不合理な、秩序だっていない試行錯誤かのように読めるばかりだ。

「バスに乗り遅れるな」という言葉で雪崩をうってナチスドイツと同盟関係になった、という説明だけでは全く納得できない。

周囲にある本や解説を読んでもさっぱり背景と真の理由が理解できない。

そんな時、この本に出会って、すべての疑問が氷解した。

2013年に岩波書店からでた「虚妄の三国同盟」(渡辺延志著)である。

なんと、三国同盟条約の外交交渉は成立したといえる段階に到達してはいなかった。

日本とドイツの主張は根幹部分でかみ合わないままなのに、密室の中で、一方の外務大臣(松岡洋右)が嘘でつなぎあわせていた。

その嘘を隠すために、また別の嘘が塗り重ねられた。

つまり、偽りの盟約であり、虚妄の同盟であった、というのである。

昭和天皇をだました手口には、呆れはてる・・・日米交渉をサボタージュ・・・

日本の死者だけで300万人を超え、最終的にアジア諸国の数千万人の生命を失わせたあのアジア大戦争の発端がこのような嘘の上塗りだったのだとは・・・

1940年締結の日独伊三国同盟は、日本が破滅への道をたどる分岐点だった。

東京裁判の国際検事局(IPS)による尋問調書の中にあって長年埋れていたドイツ人外交官たちの証言を手がかりに、同盟成立に至る謎に新たな光をあて「松岡外交」の舞台裏とその内実を描き出している。

コメント(2)

なるほどね。。。そうだったんだ。僕には新事実。

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