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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【孫崎享のつぶやき】 2019-05-28 11:214

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日米首脳会談、NYT[「トランプと安倍の“揺るぎない絆”は東京で割れ目を示す」、トランプ大統領にとり自動車関連州は大統領選で極めて重要。これで強い姿勢を出すこと必至。今回は参議院選に配慮。それと対中・対EU政策が確定していない。大統領選まで余裕。
A−1:トランプのツイッター

「日本との貿易交渉で大きい進展。農業・牛肉が重要な役割。7月選挙まで待つ(「Great progress being made in our Trade Negotiations with Japan. Agriculture and beef heavily in play. Much will wait until after their July elections where I anticipate big numbers!

A−2:事実関係2:「貿易交渉「8月決着」=トランプ氏表明、日本側は否定−日米首脳会談」

(時事通信)

安倍首相は27日、迎賓館で、トランプ米大統領と会談後、共同記者会見を行った。懸案の日米貿易協定交渉について、トランプ氏は参院選後の8月決着に意欲を表明した一方、日本側は否定した。両首脳は北朝鮮の非核化や日本人拉致問題の進展に向けて緊密に連携することを確認した。

日米貿易交渉をめぐり、トランプ氏は会談の冒頭で「8月に発表ができると思う」と述べた。会見では「全ての障壁を取り除くことが目標だ」と強調。焦点の農産物について、日本政府は環太平洋連携協定(TPP)と同水準の関税撤廃・引き下げが限度との立場だが、トランプ氏は「われわれはTPP水準に縛られていない」と言明した。

A-3:NYT:「トランプと安倍の“揺るぎない絆”は東京で割れ目を示す( Abe’s ‘Unshakable Bond’ Shows Some Cracks in Tokyo)

貿易:トランプ氏が関税で脅している貿易問題では、安倍氏は双方にとっての“ウィン・ウィンである二国間交渉を追及すると述べた。(他に北朝鮮、イランなどに言及)

A-3: ブルームバーグ「日米首脳会談、早期成果達成へ貿易交渉加速で一致」

「安倍首相は27日、来日中のトランプ米大統領と会談し、自動車や農産物などを巡る貿易交渉で早期妥結へ議論を加速させることで一致した。日米首脳会談は先月に続き11回目。

 安倍首相は共同会見で、日本企業はトランプ大統領就任後、240億ドル(約2兆6300億円)の新たな対米投資を進めているとして、「世界で最も米国の経済に貢献している」と指摘。貿易交渉について「日米ウィンウィンとなる形の早期成果達成に向けて日米の信頼関係に基づき、議論をさらに加速させることで一致した」と述べた。

  トランプ氏は首脳会談の冒頭、「貿易に関しては、われわれは恐らく8月に両国にとって非常に好ましい何かを発表することになると思う」と発言。共同会見では、日本との貿易協議の目標が赤字削減で、公平な土俵を望むと語った。安倍首相は合意時期のめどについては言及しなかった。西村康稔官房副長官は共同会見後に、日米が8月合意で一致したか記者団から問われ、「全くない」と否定した。

B:評価

・トランプ大統領にとって、自動車を中心とする対日貿易に規制をかけることは極めて重要である。

トランプ氏は自動車と関連ある州、ウィスコンシン、ミシガン、オハイオ、ペンシルベニアで勝利した。これらは勝利に必要な過半数270中の約四分の一である。この四州は過去、大統領選挙では民主党候補者に投票したケースが多い。従ってトランプは、自動車産業に関係のある州の支持を確保する手段を講ずる必要がある。

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コメント(4)

おそらく、日本政府は、すでに、農業分野での大幅な譲歩を約束している可能性がある。
それが、トランプの自信あふれる発言に現れているのでは・・・
WTО(世界貿易機関)というのは、自由貿易を推進するための機関だ。
ということは、安全保障上の確たる理由などがない限り、「自国産業が競争に負けそうだから関税をかける」などということは行えない。
今現在の自動車関税でさえ、日本側0%、米国側数%というように、日本側は敢えて不利な状態を甘受している。
これをさらに「理由なく」引き上げることなど、WTOが認めるわけがない。
日米双方がWTOに加入しているという枠組みの中では「米国自動車産業を守るために関税をかける」などということは、天地がひっくり返ってもWTOは承認できるわけがないのだ。

だから、自動車関税うんぬんについては、トランプが日本に切り込むための材料として使っているだけであり、実現可能性は低いだろう。

問題になるかもしれないのは農産物や食料品の話だろう。
これこそ、食料の海外依存度の高い日本側にとっては食料安全保障につながる話であり、簡単にアメリカの主張を受け入れるわけにはいかないだろうが、もしかしたら押し切られることになるのかもしれない。
交渉が厳しくなった場合、少し割高なアメリカ産ガスなどの輸入量を自主的に増やすことと引き換えに勘弁してもらうのも手ではないかと思う。
>>[1]

そうでしょうね。
トランプ大統領、ぺらぺらなんでもしゃべってしまうんですね(^^;)
>>[2]

有益なコメントをありがとうございます。
ただトランプは、簡単に国際機関を脱退していますね。ユネスコも核廃絶の取り決めも。
貴兄のおっしゃるように、WTOのような機関は資本主義国トップのアメリカがこうでは・・・なんともはや・・・

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