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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【色平哲郎氏のご紹介】 日本、韓国、西独などが核で焼き払われるだけですし・・

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合衆国にとっては、同盟国である日本、韓国、西独などが核で焼き払われるだけですし
、ソ連にとっても東欧諸国と極東、白ロシアが焼き払われる程度ですので、INFは比較
的使いやすい核として全面核戦争の敷居を大幅に下げる効果があったために、核戦争の
可能性を歯止めが効かないまでに大幅に高めるとして激しい反核運動が起こりました。
特に国土全体が戦術核で焼き払われる想定であった西独では、全市民的な反核運動とな
りました。  
INF全廃条約は、この脅威をなくすという意味合いで、非常に高く評価され、後の戦略
兵器削減条約(START)へとつながりました。
今やINF条約は、事実上失効しましたので、米露はINF配備を今後急速に進めることにな
ります。現在合衆国が展開している弾道弾迎撃システムは、北朝鮮などの新興核保有国
の弾道弾や、偶発核攻撃を対象としたもので、米露という二大国に加えて中国の大規模
核戦力に対処する能力はありません。加えてすでに中露は合衆国の弾道弾迎撃システム
に対抗した迎撃不可能の搬送手段(ミサイルなど)を開発し終えており、もはや合衆国
の優位は風前の灯火です。これも常識ですが、兵器の進化は、常に攻撃側圧倒的優位で
あって、迎撃兵器は常に無効化の脅威にさらされています。
仮にロシアがINFを大規模に配備した場合、合衆国の迎撃システムは障子紙のように容
易に突破されることになります。  
特にロシアはイージス・アショアを名指しでINF条約違反と批判してきました。INF条約
が合衆国の都合で失効した今となっては、イージス・アショア配備国は対露INF配備国
としてロシアによる徹底した対抗措置をとられることになります。具体的には対日戦略
核の本格配備が再びあり得るということです。  
軍拡競争は周辺国も巻き込みます。ロシアがイージス・アショアをINF条約違反と見な
してきた以上、中国も萩のイージス・アショアをINFと見なすことになり得ます。
結果として、イージス・アショアは、対日戦略核の撒き餌になるという最悪の結果をも
たらしかねません。  
軍備というものは、カタログスペックだけでは語れません。兵器のカタログスペックは
刺身の上のタンポポのようなものです。軍備を何の目的で、どのようにどの程度の規模
で整備するかと言うことは、外交、経済、財政、と四位一体で語られねばならないこと
です。

https://hbol.jp/186051

コメント(2)

日本は、周辺国(中ロ韓朝)から、アメリカを護る盾、あるいは壁になった。
>>[1]

ええ。
もはや日本の国際的地位はみるみる崩落瓦解しています。

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