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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【孫崎享のつぶやき】安倍三選。強烈な締め付けによって国会議員票で8割。世論に近い全国の党員らの支持が5割半ば、石破氏合計254票、目標200票超え。

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【孫崎享のつぶやき】
安倍三選。強烈な締め付けによって国会議員票で8割。世論に近い全国の党員らの支持が5割半ば、石破氏合計254票、目標200票超え。石破氏=山形、茨城、群馬、富山、三重、鳥取、島根、徳島、高知、宮崎で安倍越え。首相陣営では歓声ではなく、驚き、当惑。
2018-09-21 08:38


A-1 朝日報道

(1)「安倍首相、伸び悩んだ党員票 自民幹部「地方の反乱だ」
国会議員票で8割の支持を得ながら、世論に近いとされる全国の党員らの支持が5割半ばにとどまった。首相陣営から聞こえるのは歓声ではなく、驚き、当惑だ。
 今回の総裁選では、派閥がこぞって首相支持を表明し、2012年の政権復帰後に進んだ「安倍一色」に染まる党内状況を反映する展開をたどった。首相陣営は当初、党員票でも国会議員票に匹敵する7割以上の得票を目指した。
 ところが、7日の告示以降は、「石破氏が6年前に獲得した55%は超えたい」(陣営事務総長の甘利明・元経済再生相)と予防線を張るようになった。6年前の総裁選は安倍、石破両氏を含む5氏による争いだったため、一騎打ちとなった今回とは比較にならない。55%はかなり低めの目標と受け止められたが、結果はその55%をわずかに上回ったに過ぎなかった。
 首相陣営からは「ショックだ」「参院選が心配だ」との声が相次ぎ、自民党幹部は「地方の反乱だ」と語った。

(2)社説「3選はしたものの 安倍1強の限界明らかだ」
1強の弊害に真剣に向き合わず、異論を排除し、世論の分かれる政策も数の力で強引に押し通す。そんな安倍政治はすでに限界と言わざるを得ない。
 国会議員票では8割を得ながら、党員・党友による地方票は55%にとどまった。石破氏に投じられた45%は、首相に対する批判票と受けとめるのが自然だろう。
 表の論戦を極力避けようとする一方で、水面下では首相を支持するよう強烈な締めつけが行われた。
 論戦そっちのけで票の積み上げに奔走する首相陣営の世論との乖離(かいり)を象徴的に示したのが、選挙戦最後の首相の東京・秋葉原での街頭演説だった。公の空間であるにもかかわらず、周辺を支持者で固め、首相に批判的な聴衆を遠ざけた。
 「権力は腐敗する」というのが歴史の教訓だ。それだけに、強い力を持った長期政権においては、謙虚に批判に耳を傾け、自省を重ねる姿勢が欠かせない。危惧するのは、首相にその自覚がうかがえないことだ。
 首相が重ねて意欲を示した自衛隊明記の憲法改正は、明らかに喫緊の課題ではなかろう。本紙の9月の世論調査でも、総裁選の争点で改憲を上げたのは8%と、6項目のなかで最低だった。長期政権の持てる力は、少子高齢化や年金・医療・介護など、国民生活に深くかかわる課題にこそ集中すべきだ。

A-2石破茂元幹事長は10県で上回った。石破氏=山形、茨城、群馬、富山、三重、鳥取、島根、徳島、高知、宮崎(産経)

A-3 日経:石破茂元幹事長は議員票73票、地方票181票の合計254票だった。石破氏は敗れたものの、目標としていた合計200票を超えた。

4 毎日新聞
自民総裁選 「1強」への不満直視を 政治部長・佐藤千矢子
 安倍晋三首相にとって苦い勝利に違いない。総裁3選を決めた顔に笑みはなかった。
 昨年の衆院選で安倍自民が圧勝した時にくすぶっていた「信頼できない」「地方を向いていない」という「安倍1強」への地方の不満はさらに大きな声になり、党員票での石破茂元幹事長の善戦につながったのだろう。
 安倍、石破両氏は、改憲問題など政策的には比較的近く、違いは政治姿勢で際立つ。

A-5 日経
日経QUICKニュース(NQN) 編集委員 永井洋一
石破茂元幹事長も国会議員票・地方票を合わせて254票を獲得し、事前予想以上に善戦した。アベノミクスの後退を連想し、市場の初期反応は円買い・株売りだったが、大規模経済対策への期待もあり、投資家の判断は揺れている。
 開票結果が明らかになった14時過ぎ。日経平均株価は一時下げに転じた。

6:読売 社説
・首相は投票総数の7割近くを獲得した。この5年9か月で政治は安定し、経済は回復基調にある。外交・安全保障政策でも相応の実績を上げたことが評価された。
・国会議員票は8割を得て圧勝したが、党員票は6割に届かなかった。「安倍1強」への不満があることを十分に認識し、首相は党内融和に努めることが大切だ。
・社会保障費の増大を考えれば、痛みを伴う大胆な改革は避けて通れまい。
・19年10月から消費税率は10%に引き上げられる。首相は予定通り増税する考えを強調している。官民が協力して、円滑な実現を図らなければならない。
・憲法改正の準備進めよ
 首相が総裁選で勝利したことで、自民党内の憲法改正の方向性は定まったと言えよう。9条については、戦力不保持を定めた2項を維持し、自衛隊の根拠規定を設ける首相案である。首相は今秋の臨時国会に提示する意向だ。

コメント(2)

読売だけは、相変わらず、ちょうちん解説をしていますね。

国会議員の80%の票は、まさしく、権力とポストをほしい、陣笠議員の無定見の現れ。
(おそらく、半数以上は、モリカケ問題に承服していないと思う)

地方票45%は、まちがいなく、安倍批判票、石破氏がいいと、言うわけでもないかもしれない。

今後とも、憲法改正の強行など、やっていけば、参議院選などの大敗が待っているだろう。
>>[1]

読売は読んだことも実家でありましたが、渡邉恒雄が実権を握ってから、産経よりもひどいときがあります。安倍ははるかに悪い。本人は自己認識も冷静にできていない。石破氏の批判も世間には多くありまあすけれど、よく頑張った総裁選でした。

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