昨年、クリスマス前の英国の書店に堆く平積みされ、 多くの人々が友人や家族にプレゼントしていた本があった。 わたしも目の前で、大学生ぐらいの若い女の子が 3冊まとめてレジに持っていく姿を見た。 その本の題名は『 Talking to My Daughter About the Economy: A Brief History of Capitalism 』といい、 著者はギリシャの元財務相で経済学者のヤニス・バルファキス。 10代の娘のために彼がやさしく経済について語るという コンセプトで書かれた本だ。 そのまえがきには、こんなことが書いてある。