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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの立場の弱い人間が、強い立場の人間を提訴するのはよほどのことだ。日本レスリング協会は文書を発表し、告発を真っ向から否定。真相究明はレスリング協会以外の人間が関与すべきだ。

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【孫崎享のつぶやき】

立場の弱い人間(伊調馨)が、強い立場の人間(日本レスリング協会の栄和人強化本部長)を提訴するのはよほどのことだ。日本レスリング協会は文書を発表し、告発を真っ向から否定.真相究明をレスリング協会以外の人間が関与すべきだ。

2018-03-06 10:202


A:事実関係「吉田はビジネス、伊調はエコノミー 栄氏の「パワハラ」はあったのか?」

AERA03/06

レスリング女子で五輪4連覇中の伊調馨(33)が日本レスリング協会の栄和人強化本部長からパワハラ行為を受けていたとの「告発状」が内閣府の公益認定等委員会に提出され、大騒動になっている。両者の言い分が真っ向から食い違うのだ。

 「告発状」によれば、パワハラは2008年の北京五輪の後、高校時代から拠点としていた中京女子大(現至学館大、愛知県)を離れ、東京に転居したころから始まった。

 伊調は全日本男子コーチ(当時)の田南部力(たなべ・ちから)氏の元で男子選手と練習するようになるが、これを至学館大の監督でもある栄氏が快く思わず、田南部氏に伊調への指導をやめるよう迫る、伊調の男子合宿への参加を禁止する、など圧力をかけてきたという。

 12年のロンドン五輪前に、栄氏は選手強化本部長の地位を利用し、伊調を外し別の選手をオリンピックに派遣したいと明言。だが、伊調が実力で出場し3連覇を達成したと記されている。

 16年のリオ五輪直前には、伊調は栄氏らの指示で、(警視庁など)練習所に出入りできなくなり、赤羽のナショナルトレーニングセンターで一人練習。さらにリオ五輪へ向かう機内で、栄氏は「お気に入り」の吉田沙保里、登坂絵莉と共にビジネスクラスに搭乗。一方、伊調は他の選手団と共にエコノミークラスに搭乗したという。

 リオ五輪で4連覇後は拠点としていた警視庁レスリングクラブへの出入りも禁止された。嫌がらせは田南部氏の娘にも及び、レスリング選手としてインターハイ2位となったが、1位と3位の選手は全日本チームに招聘されたのに、娘は栄氏の指示で選ばれなかったというのだ。

 だが、日本レスリング協会は文書を発表し、告発を真っ向から否定。

〈当協会が伊調選手の練習環境を不当に妨げ、制限した事実はございません〉

〈(田南部氏に)伊調選手への指導をしないよう不当な圧力をかけた事実もございません〉

 警視庁も本誌の取材に対し、〈(出入り禁止の)事実はありません。伊調選手の希望があれば従来通り練習に参加することも可能です〉と回答した。

 しかし、「告発状」を出した貞友義典弁護士がこう反論する。

「パワハラの事実は明らかです。栄氏は10年にコーチに圧力をかけた際、『伊調がやめても他の選手が育っているからいい』と言ったそうです。これが事実なら、伊調選手をロンドン五輪前に引退に追い込む意図があったことになる。自らの方針に従う選手以外は必要ない、栄氏に近い選手しか日本代表に選ばれないことになります」

コメント(1)

大相撲もそうですが、こういうことは、人間のやることですから、当然、ある、と想像できますね。

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