ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの米国防総省 “大陸間弾道ミサイル迎撃実験 成功”ニュースの持つ意義

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
【孫崎享のつぶやき】2017-06-01 07:476


【米国防総省 “大陸間弾道ミサイル迎撃実験 成功”ニュースの持つ意義。軍事的には何ら新しい意味はない。政治・経済・社会等攻撃目標にした場合、落下地点を明確化できず、軌道計算は出来ない。対北朝鮮プロパガンダ的役割のもの。】



A:事実関係

 31日NHK[米国防総省 “大陸間弾道ミサイル迎撃実験 成功”]

「北朝鮮が核・ミサイル開発を加速させるなか、アメリカ国防総省はアメリカ本土に向かってくるICBM=大陸間弾道ミサイルを迎撃ミサイルで撃ち落とす実験に成功したと発表しました。これに対して北朝鮮は強く反発すると見られ、さらなる弾道ミサイルの発射などが懸念されます。」

B事実関係

・先ず、ICBMの速度は飛行中秒速2000メートルから3000メートル、落下時に秒速8000メートルと言われている。

・ミサイル迎撃に関しては、1986年、私がハーバード国際問題研究所フェローの時に、MITでスコークロフトを議長にミサイル防衛の研究会があり、そこに国防省の人間がミサイル迎撃に成功したという報告をしていた。

・ここで理解しなければならないのは。ミサイル攻撃に二種類の攻撃目標があるということだ。

 1−核兵器搭載のミサイルが保管されている場所を狙う場合

 2−政治・社会・経済・一般の軍事基地を狙う場合

 1の時には、発射場所、発射時間、敵ミサイルの性能、攻撃目標いずれも極めて正確なデータがあれば理論的に迎撃できる。

 しかし、2になった場合、迎撃を行うのは不可能である。

・以上より、米国のミサイル・サイトを目標にくる敵ミサイルの打ち落としは過去にも成功している。

・その意味で今回の成功は技術的にはさほど意味はなく、プロパガンダ的意味合いを持ったものである。

コメント(2)

核抑止力、などという議論は、迎撃力で撃ち落とせるということではなく、格を持っているというだけで、

相手は、売ってこないだろうと、推定しているだけで、本当に、抑止になるのか?

撃ち落とせる能力があって初めて、抑止力ではないのか?
訂正  格→核、売って→打って、でした。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見 更新情報

孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング