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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの本気で自殺考えたが23・6% 厚労省調査、12年から微増、社会はどんどん厳しくなっている。しかし問題はどう生きるかだ。

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【孫崎享のつぶやき】2017-03-22 08:227


【本気で自殺考えたが23・6% 厚労省調査、12年から微増、社会はどんどん厳しくなっている。しかし問題はどう生きるかだ。中野孝次著『清貧の思想』、良寛「嚢中三升ノ米、 炉辺一束ノ薪、 双脚等間ニ伸バス」ワーズワースの「低く暮らし、高く思う」】




A:事実関係:「本気で自殺考えたが23・6% 厚労省調査、12年から微増」

「成人男女のうち本気で自殺したいと考えたことがある人が23・6%に上ることが21日、厚生労働省の「自殺対策に関する意識調査」で分かった。2012年の前回調査から0・2ポイント増。年代別では50代が最多だった。」(東京新聞)

B:評価

・日本においてはどんどん格差社会が広がっている。

 多くの人々の生活は厳しくなっている。

 生活が厳しくて仕方がないという人々はますます増すだろう。

・そうした中で、是非、読むことを進めたいのは、中野孝次著『清貧の思想』だ。

 同著のいくつかを紹介したい。

・日本には物作りとか金儲けとか、現世の富貴や栄達を追求する者ばかりでなく、それ以外にひたすら心の文化を重んじる伝統がある。ワーズワースの「低く暮らし、高く思う」という詩句のように、現世での生存は能う限り簡素にして、心を風雅の世界に遊ばせることを人間としての最も高尚な生き方とする文化の伝統があったのだ。

・嚢中三升の米 良寛

生涯懶立身  騰騰任天真  嚢中三升米  炉辺一束薪  誰問迷悟跡  何知名利塵
夜雨草庵裡  双脚等間伸
生涯立身ニ懶ク 騰騰トシテ天真ニ任ス 嚢中三升ノ米  炉辺一束ノ薪
誰カ問ハン迷悟ノ跡  何ゾ知ラム名利ノ塵  夜雨草庵ノ裡  双脚等間ニ伸バス

「訳」
天性、立身出世ということにとんと欲がなく、ゆったりと自然のなりゆきにまかせて気をつかわない。
袋にわずかの米と炉端に少しばかりの薪と、これが全財産といった暮らしぶりである。
迷いや悟りといったことも論外のこと、まして名誉、利得のことなどには一切心は動かせぬ。
雨の降る夜、誰にはばかることもなく楽々と足を伸ばして寝る。

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