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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの《迎撃ミサイル配備の馬鹿さ加減、ミサイル・サイトなど特定目標攻撃などに限定されない限りミサイル防衛は不可能》

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【孫崎享のつぶやき】

《迎撃ミサイル配備の馬鹿さ加減、ミサイル・サイトなど特定目標攻撃などに限定されない限りミサイル防衛は不可能》
2016-02-01 07:257

A:事実関係1月30日NHKNEWS

北朝鮮北西部で、事実上の長距離弾道ミサイルの発射に向けた兆候とも受け止められる動きがあるなか、自衛隊は、事前の予告なしに発射する可能性もあるとして警戒を続けています。

このうち東京・市ヶ谷の防衛省には、29日夜から航空自衛隊の迎撃ミサイル、PAC3が配備されています。

PAC3は弾道ミサイルの一部が万が一、日本国内に落下するおそれがある場合、地上近くで撃ち落とす能力があり、30日も発射機を上に向けた状態で待機を続けています。

北朝鮮の今回の動きについて、政府は弾道ミサイルを迎撃できるようにするための破壊措置命令を出していて、自衛隊はPAC3のほか、高性能レーダーで弾道ミサイルを追尾することができる海上自衛隊のイージス艦を日本近海に展開させるなどして、北朝鮮の今後の動きに備えています。

今回の破壊措置命令について、防衛省は「日本側の対応を明かすことになる」などとして、公表していません。

B:安全保障関係でミサイル防衛位、出来ないことをできるように述べているものはない。

 北朝鮮は日本向けミサイルにはノドンを配備している。

 ノドンは大気圏に入ってくるとき、秒速3キロメートルの速度と言われている。

 秒速3キロメートルという速度がどういうものか考えて欲しい。

 野球のピッチャーが時速150kmで投げたとする。その時の秒速は約40メートルだ。

 ピッチャーの秒速が40メートル。

 日本に向かうノドンの秒速は3キロメートル。

 こんなもの撃墜できるはずがない。

 ではミサイル防衛と言うのはどうしてできたのか。

 ミサイル攻撃には大きく言って目標は2つある。

 一つは相手が、所在地が明確な核兵器搭載の大陸間弾道弾設備を破壊する目的で攻撃した時

 今一つは政治社会経済に打撃を与える目的で攻撃した時。

 後者の場合には出発点、ミサイル性能、飛行状況、攻撃目標が解れば、理論的に防衛が出来ないことはない。実験でも成功例はある。

 しかし政治社会経済に打撃を与える目的で攻撃した時、目標の位置関係が正確でない時には、ミサイル防衛はありえない。
マクナマラ元国防長官、ペリー国防長官等米国のちゃんとした軍事責任者はミサイル防衛などありえないことを明言してきている。
 出来ないことを出来るように宣伝したのはレーガン元大統領である。

 ましておや、北朝鮮がテポドン(長距離弾道ミサイル)を打ち上げ、その一部が日本に落ちてくる時には、実験が失敗した過程で落ちてくるわけだから、誰も弾道軌跡を計算できない。そんな中で防衛はありえない。

 ありえないミサイル防衛をさもあり得るように演出する防衛省。

 なんでそんなことをするか。

 意味のないことを行っていれば、多くの国民はまさか意味のないことをやっているとは疑わない。

 迎撃ミサイル、PAC3は莫大な支出を要するシステムである。機能する印象を与えなければ、巨額の浪費を正当化できない。

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