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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの安倍「掛け声政治」の典型。国連安保理「米国に追随する」だけしかない日本外交で、世界がどうして日本の安保理常任理事国入りを望むか

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  安倍詭弁政治の国際的評価
               櫻井智志



 安倍首相は、「戦争法案といって私を非難するひとたちがいるが、世界のどこでも平和安全法制は歓迎されている」とテレビで話した。世界中で歓迎しているという人々がどれほどいるか。少なくとも 国際世論が世界の指導者としてあげている実態は、孫崎享氏の評論はこう述べている。

「1位 プーチン  2位 オバマ  3位 習近平  4位 ローマ法王  5位 メルケル プーチンが過大評価されてはいるがほぼ妥当な所だ。
英国キャメロン首相は10位、サウド国王が11位、インド首相が15位、仏大統領が17位、ブラジル大統領が31位、韓国大統領が46位、63位にやっと安倍首相だ。」

国民は安倍首相の発言がいかにはったりと見栄でしかない詭弁と方便であることを見抜くことが大切である。そう思い込んでいる国民に、事実をあげて説明し良識の世論を拡大していくことが 大切な営みとなっている。

以下の孫崎論文をぜひご拝読いただきたい。






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孫崎享のつぶやき
安倍「掛け声政治」の典型。国連安保理「米国に追随する」だけしかない日本外交で、世界がどうして日本の安保理常任理事国入りを望むか
2015-09-27 06:585


A事実関係

日本は今も安保理常任理事国入りを目指している。

 毎日新聞は次のように報じた。

「安倍首相は26日、国連安全保障理事会改革を共同提案しているインド、ブラジル、ドイツとの「4カ国グループ」(G4)の首脳会合に出席した。G4首脳は、常任理事国が現在の5カ国から拡大した場合、立候補を互いに支持する方針を確認。会合後、共同プレス声明を発表し、来年9月までの第70回総会会期中に具体的な成果を得る決意を示した。
 G4首脳会合は2004年以来11年ぶり。安倍首相のほか、インドのモディ首相、ブラジルのルセフ大統領、ドイツのメルケル首相が出席した。
 G4首脳は会合で、「急増しているグローバルな紛争や危機に対応するため、安保理をより代表性が高く、正当性があり、実効的なものにする必要がある」との認識で一致。05年以降、実質的な進展がないことを懸念し、改革は「一定の期限の中で進められるべきだ」と強調した。改革の早期実現に向け、すべての国連加盟国への働きかけを加速させることでも合意した。
 G4は、常任理事国枠を6増やして11カ国に、非常任理事国枠(10カ国、任期2年)を4〜5増やして14〜15カ国にする案を提出している。7月には国連総会のクテサ前議長が、各国の改革案を整理した文書を加盟国に配布した。G4首脳は会合で、この文書に基づいて政府間交渉を進めることを歓迎した。
 ただ、改革を実現するには国連加盟193カ国の3分の2以上の賛同が必要で、「大票田」のアフリカ連合(AU)と連携できるかどうかがカギになる。AUの改革案は常任理事国を11カ国、非常任理事国を15カ国(アフリカ枠の拡大2)にする内容で、G4案と共通点は多い。しかし、新常任理事国にも拒否権を与えるよう主張するAUに対し、G4は「当面は行使しない」という立場で、なお隔たりがある。
 G4が05年の総会に提出した改革案は支持が広がらず、採決されないまま廃案になった。日本政府は国連創設70年の節目に、改革に道筋をつけたい考えだ。」

 B評価

・日本は安保理常任理事国入りを目指している。
 そんなことはありえない。

・まず、日本は安保理常任理事国入りして何を国際社会に発信するつもりか。
 今や日本外交は「米国に追随する」、それ以外に何もない。
 こんな国をどうして世界が安保理常任入りさせたいと思うか。

・世界が日本をどのようにみているかは、安倍首相がどう評価されているか見ればよい。
米国経済誌「フォーブス」は毎年「世界で最も力のある人物(The World's Most Powerful People)」を発表している。2014年は次の順だった。
1位 プーチン
2位 オバマ
3位 習近平
4位 ローマ法王
5位 メルケル
 プーチンが過大評価されてはいるがほぼ妥当な所だ。
英国キャメロン首相は10位、サウド国王が11位、インド首相が15位、仏大統領が17位、ブラジル大統領が31位、韓国大統領が46位、63位にやっと安倍首相だ。

・国際社会は今、大きく変化している。かつてのように西側先進国が国際社会を動かせる時代ではない。西側先進国のG7の重要性は大きく後退した。変わってG20の発言力が増した。
 もし、安保理改革があって、新たな国が安保理常任理事国入りするとすれば、G20の代表だ。
中南米の代表、
中国とともに、発言力の増すインド、
ASEAN諸国も代表一か国主張するであろう。例えばインドネシア。
中東、アフリカの代表。

日本を代表に加えるべきだと主張する国を挙げてもらえればいい。真剣に日本を押す国なんて、ありゃしない。
 安倍首相の政治は実現できないことの掛け声だけ言う。この掛け声に満足する国民がいる。
 米英中ロ仏と同等に国際社会で「安保理常任理事国」として扱われたいという夢を国民に売る。
 他の全ての「掛け声」と同じように、何の実現性もない。
 しかし、それで「安倍首相はよくやっている」と思いたい人がいる。

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コメント(2)

私は、国連改革は必要だと思っています。
安倍さんが、いくら自慢げに、今回の安保法案をいっても、それは自己満足以外の何物でもありませんが、ほんとに、ドイツ、インド、ブラジルとともに、常任理事国になれば、それはそれで、いいことだと思います。孫崎さんの言うように、ほとんど実現可能性はないでしょうが・・・
>>[1]

日本が常任理事国にふさわしい政府となって、世界平和に貢献する民主主義政権になってからなら、常任理事国となることはよいことですね。

ただ、いまの自公政権には常任理事国となってアメリカの太鼓持ちしかなれないでしょうね。

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