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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュのナイ「中国のミサイル発展で、沖縄の米軍基地は脆弱に」。米国に価値減。その中辺野古建設。

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孫崎享のつぶやき
ナイ「中国のミサイル発展で、沖縄の米軍基地は脆弱に」。米国に価値減。その中辺野古建設。
2014-09-03 07:5281


ジョセフ・ナイ元米国防次官補は冷戦後の日米関係を作った中心人物である。
2010年、鳩山政権で、普天間基地の辺野古移転問題が揺れていた時、「辺野古への移転で日米関係を壊すことは止めるべきだ」との主張を行い、必ずしも辺野古移転強硬突破論者ではない。
その彼が沖縄基地関係で論評を掲げ、2014年琉球新報は9月1日 は「“在沖基地は脆弱” ナイ氏寄稿 日米同盟再考求める」を報じた。

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米民主党系の対日政策に強い影響力を持つジョセフ・ナイ元米国防次官補がこのほど米ニュースサイト「ハフィントン・ポスト」に寄稿し、「多くの日本人は日米同盟の非対称性に憤りを抱いており、特に沖縄の基地負担に対する怒りもある」と指摘した。ナイ氏は「中国のミサイル技術が発展し、沖縄の米軍基地は脆弱になった」とも指摘。沖縄に米軍を集中させる理由として日米両政府が説明してきた「地理的優位性」が、実際は乏しくなり続けていることもあらためて認める形となった。

 論文寄稿は8月7日付。ナイ氏は「日米は同盟の構造を再考しなくてはならない」と強調した。同盟の将来像について、安倍政権が集団的自衛権の行使容認に踏み切ったことを「前進」と評価。この文脈で在日米軍基地について「次第に日本の管理下に移していき、米軍はこれらの施設をローテーション(巡回配備)することが長期的なゴールだ」と指摘した。

 一方、「ただその過程は注意深く行われるべきだ」とし、中国のミサイル技術向上で在沖基地が「脆弱」になったことに触れ、「米軍にとっての利益が減ったために基地を日本に返すとの認識は避けなくてはならない」と強調。日米両政府で、日米同盟に対する米側の「約束」を再確認した上で、米軍基地の管理権移行を進める合同委員会を設置すべきだと提言した。

 ナイ氏は2011年、米紙ニューヨーク・タイムズに寄稿し、「海兵隊を県内で移設する現行計画が沖縄の人々に受け入れられる余地はほとんどない」と分析した上で、在沖海兵隊のオーストラリア移転を提言した経緯がある。

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「中国のミサイル技術が発展し、沖縄の米軍基地は脆弱になった」点はこれまでも米国国内で論じられてきた点である。
過去、米国の新聞が「中国の所有する80の中・短弾道弾、350のクルーズ・ミサイルで在日米軍基地(嘉手納、横田、三沢)を破壊できる」と報じた。
米中戦争を想定した場合。沖縄の米軍基地はあまりにも中国に近い。戦闘が近づいたら、別の場所に逃げなければならない。
それが今の米軍基地である。

コメント(4)

上記ナイ氏の論評によって、「アメリカの沖縄基地が抑止力になっている」という日本政府や、米国従属派の人々の論拠がくずれますね。
フィリッピンや台湾でも、同じことですね。
つまり、日米同盟は、日本をアメリカが守ってくれる、と言う軍事同盟ではないということです。
単に、軍事基地をタダで借りている、課している、というだけのこと。
>>[1]

ええ。日本を軍国主義国家にしようとする日本の支配勢力とアメリカ軍産複合体のもくろみでしょうね。
確かに、アメリカからみれば、沖縄の米軍基地は中国に近すぎて、攻撃されやすい。
「グアムやオーストラリアに移したい」ということでしょうね。
それを、日本が必死に押しとどめている。「おもいやり予算」をつけ。
「辺野古移転」まで強行してということでしょうね
「日中関係」が良好になると、米軍撤退の「口実」になる。だから、「日中関係」は対立しているようにっみせかけなければならないということでしょうね。
>>[3]

その通りだと思います。そういう論理ですべてが理解でき、つながります。

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