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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの次々出る経済減速のデーター4月が安倍政権の試練

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次々出る経済減速のデーター4月が安倍政権の試練
2014-02-19 07:174
孫崎享のつぶやき


多くの国民は安倍政権では「アベノミクス」なるものが働いて経済がよくなると思っていた。
 衆議院選挙でもアベノミクス、経済浮揚を最大の問題とした。
 東京都知事選挙でもマスコミの協力で景気・雇用を最重点争点とした。
 それはアベノミクス、経済浮揚を述べれば選挙民が自民党に投票すると判断し、その通りに動いた。
 「魔法の杖」の効力がそろそろ消えかかかっている。

 第1に、多くの国民にとってはアベノミクスで豊かになっているという実感はない。それが数字で示された。
 18日付朝日は次のとおり報じた。
「13年の現金給与、実は減っていた 確定値で修正。2013年に労働者1人が月々もらった現金給与総額は平均31万4054円で、前年を73円下回り、過去最低を更新した。厚生労働省が18日発表した毎月勤労統計調査(確報)でわかった。
5日発表の速報では前年をわずかに23円上回り3年ぶりに増えたとしていたが、一転して、3年連続の下落となった」
 まず、賃金は3年連続下がったのである。 
 18日朝日は「GDP意外な減速。10−12月年率1・0%増。個人消費弱い伸び(0.5%)と報じた。
「 前期比は次の通り。
 個人消費 0.5%、住宅投資4.2、設備投資1.3.公共投資2.3、輸出0.4」
 2月18日読売新聞社説ですら「GDP1%増 成長シナリオに狂いはないか」の標題で、「1%成長」は2〜3%が中心だった民間の事前予想を大きく下回ったと記している。(もっとも対応策となると「公共投資の円滑な実施」と「原発再稼働」というピンボケなことを言っている)

 第2に、経済を引っ張ってきた柱が住宅投資であったが、消費税アップをうたい文句の駆け込み需要による所が大きい。
しかしすでに「GDPをかろうじてプラスにしていた、住宅建設では大手住宅メーカーの注文住宅契約動向は 昨年9月がピークで、10月以降本年1月まで前年比マイナス。しかも、15%から25%と大幅減」の状況である。
更に次の記述が続く。
「駆け込み需要のピーク迎える1-3月は年率換算で4%程度達成するが、4-6月は反動減で4%程度の-と予測される。

 第3に設備投資にも陰りが見える。
消費動向調査は12月、1月と二か月連続で指標が悪化。「景気ウオッチャー調査」も1月の指標が3か月ぶりに前月比マイナス先行指数の機械受注統計で12月に前月比15.7%と過去最大の下落幅。」
第4に財政出動もこれまでよりも縮小される。
安倍政権は4月に試練を迎える。
消費税値上げで冷え込む個人消費(当然住宅も)で、「「アベノミクス」なるものが働いて経済がよくなる」がそうでなかったという現実が見える。
多くの国民にとって、生活が悪化しているという現実を突き付けられる。
「経済がよくなる」として容認してきた多くのものが噴き出す可能性が高い。

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