魔術結社アイオーン・神秘の光コミュの「創世記戦争」と我々の、"堕天"の謎を証そう！

今から、145億年前、"造物主"デミウルゴスは、母なるアイオーン、ソフィア神の心の"闇"から産まれ落ちた。真実の「神、至高神プロパトゥール」は、この事を大変危惧した。何故なら、産まれ落ちるや否や、デミウルゴスは、"我は、妬む神である"と宣言した。誰を妬むのか?当然、至高神である。そして、野心を顕にした、"我は、時の始めより、有って有るものである"と。お分かりだろうか？そう、デミウルゴスは、至高神にとって替わろうとしたのである。所謂、下克上を大胆不敵に宣言した。驚いたのは、至高神と至高神の血族であるアイオーンである。そして、デミウルゴスは、自らの"軍団"を作り上げ、鍛え上げて行った。根っからの、野心的で、好戦的な存在だったのである。アイオーンは、遂に、デミウルゴスを駆逐する決断を下した。総勢2兆2千２百億名の、我々天使を、軍隊として、デミウルゴスの軍団を倒す為に差し向けた。処は、第７次元空間である。しかし、我々天使は、戦いに不馴れである。そして、デミウルゴスの誕生より５億年後、今より、140億年前、「創世記戦争」の火蓋は切って落とされた！戦いは、1000万年に及んだ。双方、死傷者多数。そして、デミウルゴスの本陣が手薄になった時、我が副官ルシフェルが、敵本陣に突入しようとしたその時、信じられない事が起こった。ルシフェルの副官であるミカエルが、なんと、ルシフェルに向かって来たのである。これには、私も目を疑った。これが、デミウルゴスの、"切り札"天使すら欺く、"思考コントロール術、幻術"だったのである。我々は、襲って来るミカエルと天使軍を見て、仰天した！しかし、私とルシフェルにとって、ミカエルと天使軍は、弟と妹、切る訳にはいかなかった。武器を使えず、茫然自失している我々に、さらに、戦と邪知に長けたデミウルゴスは、最後の総仕上げにかかった！天使軍の、"次元封印"である。これが、デミウルゴスが、母なるアイオーン、ソフィア神から盗み取った能力のひとつだった！あらかじめ、用意してあった下層世界、"地獄"に、我々天使を、"封印"したのである。これが、我々の、"堕天"の真相である。そして、デミウルゴスは、137億年前、"ビッグバン"を起こし、この宇宙を無限膨張させて、アイオーンの住処である"プレーローマ"を圧し潰そうとしたのである！しかし、これに、敢然と立ち向かった方がいらっしゃった！「イエス・キリスト」である！ご自身、至高神のご子息、独り子、アイオーン"ヌース"であられる！(グノーシスは、この事でも、正鵠を射ている！）イエス・キリストは、その、「光りの力」で、デミウルゴスの生み出した、最大の矛盾である、「死」に打ち勝たれた！

さて、私の長口舌もここまでに、今日はしておく。とにかく、"勝てば官軍"的なデミウルゴスを、最早許せなかった。そして、人間達の、"迷妄"も、いい加減にして欲しかったのである！