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西岡の図書館(基礎医学)コミュの永田親義『がんはなぜ生じるか』(講談社・ブルーバックス)

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 現在、発がんメカニズムについてがん遺伝子やがん抑制遺伝子などを中心に先端的な研究が世界的規模で大々的に展開されている。日々新しい事実が発見され、五、六年前の知見はすでに古くなるといった進歩の日々が続いている。しかし、このような知見がすべて発がんメカニズムの本質に関わるとは限らず、10年単位の時の経過でみれば、それらの多くは忘れ去られていくのが現実である。

(永田親義『がんはなぜ生じるか』(講談社・ブルーバックス)170ページより)
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%8C%E3%82%93%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E7%94%9F%E3%81%98%E3%82%8B%E3%81%8B%E2%80%95%E5%8E%9F%E5%9B%A0%E3%81%A8%E7%99%BA%E7%94%9F%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%82%AB%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%82%92%E6%8E%A2%E3%82%8B-%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E6%B0%B8%E7%94%B0-%E8%A6%AA%E7%BE%A9/dp/4062575817/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1351476797&sr=1-1


永田親義(ながたちかよし) 1922年鹿児島生まれ。京都大学工学部卒。福井謙一博士の研究室で量子化学専攻。フロンティア電子理論を生体反応に適用する研究を進めた。1962年、国立がんセンター研究所に移り、生物物理部長として発がんメカニズムの研究を推進し、フリーラジカル発がん説を提唱。1985年定年退職後、福井博士のノーベル賞受賞を記念して設立された(財)基礎化学研究所(現・京都大学福井謙一記念研究センター)評議員。工博。主な著書に『ヒトのガンはなぜ生じるか』『新しい量子生物学』『活性酸素の話』(以上ブルーバックス)、『独創を阻むもの』『ノーベル賞の周辺』(共著)などがある。

(永田親義『がんはなぜ生じるか』(講談社ブルーバックス・2011年)カバーの著者紹介文)

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 現在、発がんメカニズムについてがん遺伝子やがん抑制遺伝子などを中心に先端的な研究が世界的規模で大々的に展開されている。日々新しい事実が発見され、五、六年前の知見はすでに古くなるといった進歩の日々が続いている。しかし、このような知見がすべて発がんメカニズムの本質に関わるとは限らず、10年単位の時の経過でみれば、それらの多くは忘れ去られていくのが現実である。
 したがって、発がんメカニズムを考えるとき、現在という一断面でみるのではなく、10年、20年、さらに長い歴史的視点に立ってみることが必要である。
そうでないと、発がんメカニズムについて誤った考え方や安易な評価をすることになりかねない。


(永田親義『がんはなぜ生じるか』(講談社・ブルーバックス)170ページより)
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%8C%E3%82%93%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E7%94%9F%E3%81%98%E3%82%8B%E3%81%8B%E2%80%95%E5%8E%9F%E5%9B%A0%E3%81%A8%E7%99%BA%E7%94%9F%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%82%AB%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%82%92%E6%8E%A2%E3%82%8B-%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E6%B0%B8%E7%94%B0-%E8%A6%AA%E7%BE%A9/dp/4062575817/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1351476797&sr=1-1


永田親義(ながたちかよし) 1922年鹿児島生まれ。京都大学工学部卒。福井謙一博士の研究室で量子化学専攻。フロンティア電子理論を生体反応に適用する研究を進めた。1962年、国立がんセンター研究所に移り、生物物理部長として発がんメカニズムの研究を推進し、フリーラジカル発がん説を提唱。1985年定年退職後、福井博士のノーベル賞受賞を記念して設立された(財)基礎化学研究所(現・京都大学福井謙一記念研究センター)評議員。工博。主な著書に『ヒトのガンはなぜ生じるか』『新しい量子生物学』『活性酸素の話』(以上ブルーバックス)、『独創を阻むもの』『ノーベル賞の周辺』(共著)などがある。

(永田親義『がんはなぜ生じるか』(講談社ブルーバックス・2011年)カバーの著者紹介文)

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 現在、発がんメカニズムについてがん遺伝子やがん抑制遺伝子などを中心に先端的な研究が世界的規模で大々的に展開されている。日々新しい事実が発見され、五、六年前の知見はすでに古くなるといった進歩の日々が続いている。しかし、このような知見がすべて発がんメカニズムの本質に関わるとは限らず、10年単位の時の経過でみれば、それらの多くは忘れ去られていくのが現実である。
 したがって、発がんメカニズムを考えるとき、現在という一断面でみるのではなく、10年、20年、さらに長い歴史的視点に立ってみることが必要である。
そうでないと、発がんメカニズムについて誤った考え方や安易な評価をすることになりかねない。実際、いままでの経緯をみても、たとえば1970年代に組織培養による細胞の試験管内発がん(トランスフォーメーション)に成功したとき、これで発がんの問題は解決できると言う人たちもいた。というのは、それまで動物実験で発がん物質を投与したあと、がんができるまではブラックボックスの状態だったのが、試験管内で細胞がん化の経緯を観察できるからである。しかも動物実験では発がんまでに一年程度の長い期間を要するのに対して、培養細胞のがん化は1〜2ヵ月程度の短期間に起こるので、発がん過程の追跡が容易だからである。このようなことから、組織培養法による細胞がん化の成功で発がんメカニズムの解明も可能になると考えたのである。しかし実際はそうはならなかった。


(永田親義『がんはなぜ生じるか』(講談社・ブルーバックス)170〜171ページより)
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%8C%E3%82%93%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E7%94%9F%E3%81%98%E3%82%8B%E3%81%8B%E2%80%95%E5%8E%9F%E5%9B%A0%E3%81%A8%E7%99%BA%E7%94%9F%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%82%AB%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%82%92%E6%8E%A2%E3%82%8B-%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E6%B0%B8%E7%94%B0-%E8%A6%AA%E7%BE%A9/dp/4062575817/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1351476797&sr=1-1


永田親義(ながたちかよし) 1922年鹿児島生まれ。京都大学工学部卒。福井謙一博士の研究室で量子化学専攻。フロンティア電子理論を生体反応に適用する研究を進めた。1962年、国立がんセンター研究所に移り、生物物理部長として発がんメカニズムの研究を推進し、フリーラジカル発がん説を提唱。1985年定年退職後、福井博士のノーベル賞受賞を記念して設立された(財)基礎化学研究所(現・京都大学福井謙一記念研究センター)評議員。工博。主な著書に『ヒトのガンはなぜ生じるか』『新しい量子生物学』『活性酸素の話』(以上ブルーバックス)、『独創を阻むもの』『ノーベル賞の周辺』(共著)などがある。

(永田親義『がんはなぜ生じるか』(講談社ブルーバックス・2011年)カバーの著者紹介文)

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 現在、発がんメカニズムについてがん遺伝子やがん抑制遺伝子などを中心に先端的な研究が世界的規模で大々的に展開されている。日々新しい事実が発見され、五、六年前の知見はすでに古くなるといった進歩の日々が続いている。しかし、このような知見がすべて発がんメカニズムの本質に関わるとは限らず、10年単位の時の経過でみれば、それらの多くは忘れ去られていくのが現実である。
 したがって、発がんメカニズムを考えるとき、現在という一断面でみるのではなく、10年、20年、さらに長い歴史的視点に立ってみることが必要である。
そうでないと、発がんメカニズムについて誤った考え方や安易な評価をすることになりかねない。実際、いままでの経緯をみても、たとえば1970年代に組織培養による細胞の試験管内発がん(トランスフォーメーション)に成功したとき、これで発がんの問題は解決できると言う人たちもいた。というのは、それまで動物実験で発がん物質を投与したあと、がんができるまではブラックボックスの状態だったのが、試験管内で細胞がん化の経緯を観察できるからである。しかも動物実験では発がんまでに一年程度の長い期間を要するのに対して、培養細胞のがん化は1〜2ヵ月程度の短期間に起こるので、発がん過程の追跡が容易だからである。このようなことから、組織培養法による細胞がん化の成功で発がんメカニズムの解明も可能になると考えたのである。しかし実際はそうはならなかった。
 さらに、1980年代に入ってがん遺伝子が発見されたときも、これで発がんの問題は解決できると広言する研究者もいた。培養細胞での発がん実験の成功やがん遺伝子の発見は確かにがん研究の歴史上画期的な業績には違いないが、これで発がんの問題が解決されるほど発がんメカニズムの問題は容易なものではないのである。一つの大きな発見があったとき、それが長いがん研究の歴史のなかでどのような位置を占めるのか、そしてそれのもつ意義について十分検討の上で評価すべきである。

(永田親義『がんはなぜ生じるか』(講談社・ブルーバックス)170〜171ページより)
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%8C%E3%82%93%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E7%94%9F%E3%81%98%E3%82%8B%E3%81%8B%E2%80%95%E5%8E%9F%E5%9B%A0%E3%81%A8%E7%99%BA%E7%94%9F%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%82%AB%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%82%92%E6%8E%A2%E3%82%8B-%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E6%B0%B8%E7%94%B0-%E8%A6%AA%E7%BE%A9/dp/4062575817/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1351476797&sr=1-1


永田親義(ながたちかよし) 1922年鹿児島生まれ。京都大学工学部卒。福井謙一博士の研究室で量子化学専攻。フロンティア電子理論を生体反応に適用する研究を進めた。1962年、国立がんセンター研究所に移り、生物物理部長として発がんメカニズムの研究を推進し、フリーラジカル発がん説を提唱。1985年定年退職後、福井博士のノーベル賞受賞を記念して設立された(財)基礎化学研究所(現・京都大学福井謙一記念研究センター)評議員。工博。主な著書に『ヒトのガンはなぜ生じるか』『新しい量子生物学』『活性酸素の話』(以上ブルーバックス)、『独創を阻むもの』『ノーベル賞の周辺』(共著)などがある。

(永田親義『がんはなぜ生じるか』(講談社ブルーバックス・2011年)カバーの著者紹介文)

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永田親義(ながたちかよし) 1922年鹿児島生まれ。京都大学工学部卒。福井謙一博士の研究室で量子化学専攻。フロンティア電子理論を生体反応に適用する研究を進めた。1962年、国立がんセンター研究所に移り、生物物理部長として発がんメカニズムの研究を推進し、フリーラジカル発がん説を提唱。1985年定年退職後、福井博士のノーベル賞受賞を記念して設立された(財)基礎化学研究所(現・京都大学福井謙一記念研究センター)評議員。工博。主な著書に『ヒトのガンはなぜ生じるか』『新しい量子生物学』『活性酸素の話』(以上ブルーバックス)、『独創を阻むもの』『ノーベル賞の周辺』(共著)などがある。

(永田親義『がんはなぜ生じるか』(講談社ブルーバックス・2011年)カバーの著者紹介文)


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 現在、発がんメカニズムについてがん遺伝子やがん抑制遺伝子などを中心に先端的な研究が世界的規模で大々的に展開されている。日々新しい事実が発見され、五、六年前の知見はすでに古くなるといった進歩の日々が続いている。しかし、このような知見がすべて発がんメカニズムの本質に関わるとは限らず、10年単位の時の経過でみれば、それらの多くは忘れ去られていくのが現実である。

(永田親義『がんはなぜ生じるか』(講談社・ブルーバックス)170ページより)
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%8C%E3%82%93%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E7%94%9F%E3%81%98%E3%82%8B%E3%81%8B%E2%80%95%E5%8E%9F%E5%9B%A0%E3%81%A8%E7%99%BA%E7%94%9F%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%82%AB%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%82%92%E6%8E%A2%E3%82%8B-%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E6%B0%B8%E7%94%B0-%E8%A6%AA%E7%BE%A9/dp/4062575817/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1351476797&sr=1-1


永田親義(ながたちかよし) 1922年鹿児島生まれ。京都大学工学部卒。福井謙一博士の研究室で量子化学専攻。フロンティア電子理論を生体反応に適用する研究を進めた。1962年、国立がんセンター研究所に移り、生物物理部長として発がんメカニズムの研究を推進し、フリーラジカル発がん説を提唱。1985年定年退職後、福井博士のノーベル賞受賞を記念して設立された(財)基礎化学研究所(現・京都大学福井謙一記念研究センター)評議員。工博。主な著書に『ヒトのガンはなぜ生じるか』『新しい量子生物学』『活性酸素の話』(以上ブルーバックス)、『独創を阻むもの』『ノーベル賞の周辺』(共著)などがある。

(永田親義『がんはなぜ生じるか』(講談社ブルーバックス・2011年)カバーの著者紹介文)

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 現在、発がんメカニズムについてがん遺伝子やがん抑制遺伝子などを中心に先端的な研究が世界的規模で大々的に展開されている。日々新しい事実が発見され、五、六年前の知見はすでに古くなるといった進歩の日々が続いている。しかし、このような知見がすべて発がんメカニズムの本質に関わるとは限らず、10年単位の時の経過でみれば、それらの多くは忘れ去られていくのが現実である。
 したがって、発がんメカニズムを考えるとき、現在という一断面でみるのではなく、10年、20年、さらに長い歴史的視点に立ってみることが必要である。
そうでないと、発がんメカニズムについて誤った考え方や安易な評価をすることになりかねない。実際、いままでの経緯をみても、たとえば1970年代に組織培養による細胞の試験管内発がん(トランスフォーメーション)に成功したとき、これで発がんの問題は解決できると言う人たちもいた。というのは、それまで動物実験で発がん物質を投与したあと、がんができるまではブラックボックスの状態だったのが、試験管内で細胞がん化の経緯を観察できるからである。しかも動物実験では発がんまでに一年程度の長い期間を要するのに対して、培養細胞のがん化は1〜2ヵ月程度の短期間に起こるので、発がん過程の追跡が容易だからである。このようなことから、組織培養法による細胞がん化の成功で発がんメカニズムの解明も可能になると考えたのである。しかし実際はそうはならなかった。
 さらに、1980年代に入ってがん遺伝子が発見されたときも、これで発がんの問題は解決できると広言する研究者もいた。培養細胞での発がん実験の成功やがん遺伝子の発見は確かにがん研究の歴史上画期的な業績には違いないが、これで発がんの問題が解決されるほど発がんメカニズムの問題は容易なものではないのである。一つの大きな発見があったとき、それが長いがん研究の歴史のなかでどのような位置を占めるのか、そしてそれのもつ意義について十分検討の上で評価すべきである。

(永田親義『がんはなぜ生じるか』(講談社・ブルーバックス)170〜171ページより)
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永田親義(ながたちかよし) 1922年鹿児島生まれ。京都大学工学部卒。福井謙一博士の研究室で量子化学専攻。フロンティア電子理論を生体反応に適用する研究を進めた。1962年、国立がんセンター研究所に移り、生物物理部長として発がんメカニズムの研究を推進し、フリーラジカル発がん説を提唱。1985年定年退職後、福井博士のノーベル賞受賞を記念して設立された(財)基礎化学研究所(現・京都大学福井謙一記念研究センター)評議員。工博。主な著書に『ヒトのガンはなぜ生じるか』『新しい量子生物学』『活性酸素の話』(以上ブルーバックス)、『独創を阻むもの』『ノーベル賞の周辺』(共著)などがある。

(永田親義『がんはなぜ生じるか』(講談社ブルーバックス・2011年)カバーの著者紹介文)

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(永田親義『がんはなぜ生じるか』(講談社・ブルーバックス)170ページより)
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永田親義(ながたちかよし) 1922年鹿児島生まれ。京都大学工学部卒。福井謙一博士の研究室で量子化学専攻。フロンティア電子理論を生体反応に適用する研究を進めた。1962年、国立がんセンター研究所に移り、生物物理部長として発がんメカニズムの研究を推進し、フリーラジカル発がん説を提唱。1985年定年退職後、福井博士のノーベル賞受賞を記念して設立された(財)基礎化学研究所(現・京都大学福井謙一記念研究センター)評議員。工博。主な著書に『ヒトのガンはなぜ生じるか』『新しい量子生物学』『活性酸素の話』(以上ブルーバックス)、『独創を阻むもの』『ノーベル賞の周辺』(共著)などがある。

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