戦場ジャーナリスト山本美香コミュの山本美香さんのイベント

先日の１０月４日（木）１８：３０、山本さんの実家と母校がある山梨県都留市で、「美香さんのメッセージを未来へー故山本美香さんを偲ぶ会」が開催されたので参加しました。

会館入口から会場入口まで、山本さんや山本さんが撮影した写真パネルが並んでいました。マスコミもたくさん来ていて、６００人ぐらいいたそうです。

都留市の第一号市民栄誉賞をご両親が受け取り、小・中・高の同級生の想いで話があり、最後にパートナーの佐藤さんから愛しい美香さんへのメッセージがありました。母校の中・高・大からの代表が、平和を決意する合唱

をしたり、山本さんの著書の朗読

がありました。

「この瞬間にもまた一つ、大切な命が奪われているかもしれない。
さあ！みんなの出番です！！

」

これは山本さんが子供向けの本『戦争を取材するー子供たちは何を体験したのか』の中で、子どもたちに向かって語りかけたメッセージです。いくつか著書がありますが、これが最高傑作と言われています。山本さんの本に説得力があり読みやすいのは、現場から学んだ体験を素直に表現しているからだと思う。

どこの国の政治家や官僚・軍人など大人たちは、利権にまみれ名誉や地位を求めて、人として大切なことを忘れてしまい、戦争を始めて弱者を押しつぶす。戦争を始めるのはいつもエリートと呼ばれる大人たち。戦うのは若者たち。犠牲になるのは女性や子供・高齢者・障害者・マイノリティーなどの弱者。この司会者は、「山本さんは人類の母として考え、伝えることで弱者を守ろうとしたのだ」と言いました。

会場の写真や映像に、自分の頭も映ってました（小さっ

）。イベントが終わると、ご両親や佐藤さんが並んで、会場出口で挨拶されていました。

これを最初に、全国あちこちでイベントがあるそうです。ジャパンプレス同僚で、その時アレッポで別行動取材をしていた、藤原さんの全国講演会も大阪と福岡ですでにあったようです。

イベントや番組情報や、その感想などを教えてください。

※この写真は、facebookのファンページから転載させてもらいました。当日、デジカメを忘れてしまった