「美香は、戦場ジャーナリストではなく、戦場ヒューマンジャーナリストでした」と、葬儀で山本美香さんのお父さんは言いました。
兵士たちの戦闘シーンよりも、戦場や被災地の女性や子供・高齢者などの弱者や医療活動や、それでも希望をもって必死に生きようとする人々をフォーカスしたそうです
美香さんファンのコミュがなかったので作らせてもらいました。彼女の遺志を受け継いで、早くに「戦争の芽」を摘み、戦争のない世界を目指して歩こう
「この瞬間にもまた一つ、大切な命が奪われているかもしれない。
さあ、みんなの出番です]
(著書『戦争を取材するー子供たちは何を体験したのか』より)」
※トピックはご自由にどうぞ
・山本美香さんのtwitter
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※シリア取材へ行く直前に始めたものです。美香さんの想いを受け止めて、みんなでこの続きをしませんか?ここで共有化したことを誰かに伝えることで「戦争の芽」を絶対に潰そうよ
************< 経 歴 >************
【山本 美香(やまもと みか)】
ジャパンプレス所属・戦場ヒューマン・ジャーナリスト
1967(昭和42)年5月26日〜2012(平成24)年8月20日(享年45歳)
1967(昭和42)年、山本孝次と和子夫妻の三姉妹の次女として、山梨日日新聞(のち朝日新聞)記者である父の赴任地・北海道帯広市に生まれる。のち山梨県都留市へ帰郷。幼少期から父と同じ報道関係を目指す
1886(昭和61)年、山梨県立桂高等学校卒業
1990(平成2)年、都留文科大学文学部英文学科卒業(一つ下の後輩に、自由報道協会代表の上杉隆)。CS朝日ニュースターに入社し、記者・ディレクター・ビデオジャーナリスト
1991(平成3)年、長崎県雲仙「普賢岳」の取材
1995(平成7)年、阪神淡路大震災後、朝日ニュースターを退職しフリーになる。アジアプレス・インターナショナルに所属。先輩の佐藤和孝と出会う
1996(平成8)年、ジャパンプレスに所属http://
佐藤と名コンビを組み、タリバン支配下のアフガニスタンで初の戦場取材。中東から東南アジアまでをカバーし新聞・TV・雑誌などで発表。抑圧された女性たちの暮らしぶりを中心にリポート
2001(平成13)年、9月11日アメリカ同時多発テロ発生。アフガニスタン空爆やカブール陥落を取材。タリバン政権崩壊後も復興活動を追跡取材
2003(平成15)年、イラク戦争開始直前にバグダッドに入り。空襲現場や首都陥落を中継。その一連の活躍で、「ボーン・上田記念国際記者賞」特別賞を受賞。10月から翌年に掛けて、日本テレビ「NNNきょうの出来事」のフィールドキャスター。著書『中継されなかったバクダット』刊行
2006(平成18)年、著書『僕の村は戦場だった』刊行
2008(平成20)年、早稲田大学大学院政治学研究科の非常勤講師に就任すると共に、母校である都留文科大学でも臨時講師として教壇に立つ。ジャーナリスト志望の学生向け「ジャーナリズムの使命」を講義
2011(平成23)年、政府の外交分野「仕分け人」に選ばれ、在外公館や査証に対し意見をする。東日本大震災で被災地・原発避難地取材。著書『戦争を取材する』刊行
2012(平成24)年、早稲田大学大学院最後の講義「戦争とメディア」。8月20日、シリア内戦の取材中、アレッポにて殉職
<主な著書>
・『匿されしアジア』(共著)
・『中継されなかったバクダット
ー唯一の日本人女性記者現地取材・イラク戦争の真実』
・『ぽくの村は戦場だった』
・『戦争を取材するー子供たちは何を体験したのか』
<受賞履歴>
・2001年、アフガニスタン報道で日本テレビ社長賞
・2002年、第26回野ロ賞
・2003年、イラク戦争報道で日本テレビ社長賞
・2003年、ポーン・上田記念国際記者賞特別賞(山本&佐藤)
・2004年、ウーマン・オブ・ザ・イヤー、キャリアクリエイト部門賞
・2012年、第1号、都留市市民栄誉賞
・2013年、日本記者クラブ特別賞
ワールドプレス・フリーダム・ヒーロー賞
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<参考情報>
・facebookファンページ
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・山本美香記念財団
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<参考書籍>
・日本テレビ編『山本美香という生き方』(日テレ)
・『山本美香最終講義、戦場からの問いーザ・ミッション』(早稲田大学出版部)
<おすすめ映像>
・報道番組「山本美香さんのメッセージ」
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・戦場に咲いた小さな花、山本美香という生き方
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山本さんに合うと思うイメージ音楽映像を集めてみました
・イメージ音楽映像1、「しあわせについて」
http://
・イメージ音楽映像2、「mana ana ahabak? original」
http://
・イメージ音楽映像3、「mama ana ahabak? cover」
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・イメージ音楽映像4、「imagin cover」
http://
・イメージ音楽映像5、「翼を広げて」
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<注意:6と7はいい音楽ですが、リアルな戦場映像があります>
・イメージ音楽映像6、「We are the world」
http://
・イメージ音楽映像7、「We are all one」
http://